2025年1月16日木曜日

牛久沼周辺の散歩で見つけた越冬中のウラギンシジミ成虫など

   1月15日(木)に牛久市の薬師寺脇を通り「牛久沼河童の小径コース」から「三日月橋桜散策コース」を散歩しました。

三日月橋桜散策コースの日陰の林沿いで、ウラギンシジミの越冬成虫を見つけました。

カシの木の葉陰で越冬する二匹のウラギンシジミ(1月15日)

今年は、ウラギンシジミに会う機会が比較的多いように感じていましたが、一年で一番寒い時期に越冬している成虫に出会うことができました。3匹見つけましたが、一匹の羽はボロボロになっていました。葉っぱと勘違いして少し触りましたが、動くこともなくしっかりと葉裏につかまっていました。

越冬中の2匹のウラギンシジミ

ヤブニッケイの葉陰で越冬するウラギンシジミ(1月15日)

9時半頃に自宅から出発しましたが、かなり寒かったので牛久城跡入り口の広場のヒメオドリコソウには白い霜がついていました。隣に生えているハコベにはついていません。ヒメオドリコソウの葉には細い繊毛が生えているからでしょうか。白い葉に触ると冷たく、直ぐに霜が溶けました。

白い霜に覆われたヒメオドリコソウの葉(1月15日)

牛久城跡から牛久沼まで、寒さの中で元気に芽を出している植物の写真を撮りながら歩きました。

牛久城跡から牛久沼まで(1月15日)

あちこちで見かけるタンポポやシオン類、オオバコ、耐寒性の強いハコベの他に、ヒメオドリコソウやハハコグサ、オニノゲシそして外来種のマメカミレツなどが目につきました。

ハハコグサ      ヒメオドリコソウ
オニノゲシ        マメカミレツ

アヤメ苑では蓮の葉が枯れて取り除かれたので、沼の縁にある河童の像が際立って見えます。

牛久沼アヤメ苑の河童の像(1月15日)

沼の小魚を目当てに飛んできたのでしょうか、木の上にカワセミが止まっていました。

牛久沼アヤメ苑の木に止まるカワセミ(1月15日)

アヤメ苑から「三日月橋桜散策コース」に向かいました。良く晴れていたので筑波山が見えました。

三日月橋桜散策コース(1月15日)

桜並木を通りすぎ、林沿いの日陰の道で越冬中のウラギンシジミ成虫を見つけました。日光が当たらず温度変化の少ない場所で越冬するようです。

牛久沼に戻る途中、稲荷川の橋の欄干にユリカモメが並んで止まっていました。稲荷川の橋では初めて見ました。近くを通っても飛び立ちません。

稲荷川の橋に止まっているユリカモメ(1月15日)

稲荷川沿いを歩き牛久沼まで戻り、河童の碑や雲魚亭には立ち寄らず、そのまま自宅まで戻りました。17,857歩のハイキングでした。

 2時に公民館を出発する小学校の下校サポートに間に合いました。


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