2022年2月28日月曜日

冬季のつくば市洞峰公園などの鳥の様子

   つくば市の洞峰公園に良く出かけます。226日(土)にも出かけましたが、たくさんの方がジョギングをしていました。若い方々がグループで走る姿が増えたように感じました。

この時期、昆虫はほとんど見つからないのですが鳥の声を良く聞くようになりました。スズメとは異なる鳴き声をたよりに探したところ、シジュウカラの群れを見つけました。同じ木に5~6羽止まって鳴いていました。

シジュウカラ(洞峰公園:2月26日)

シジュウカラ

近くに巣穴があったようです。

巣穴に入るシジュウカラ

2年前に自宅の網戸に足を引っかけ、飛べなくなった幼鳥を救助したことがありました。その後、家の前の電線でシジュウカラを良く見かけ、声をかけていた時期がありました。

洞峰公園の洞峰沼にはカモがたくさんいて、訪れる度に観察するのですが、115日に訪問した際には沼に薄い氷が張り、その氷の上にカモが立っているのを見て驚きました。洞峰沼が凍るとは思いませんでした。

カモが背中の翅にくちばしを潜り込ませて暖をとっているのも初めて見ました。寒い時のポーズなのでしょうか。

でも、いつ来てもカモはツガイで仲良く並び泳いでいます。感心します。

カモのツガイ

226日に洞峰公園でウグイスにも出会いました。

ウグイス

2月18日に牛久沼から遠山自然保護林方面を散歩しましたが、その際にも見かけた鳥の写真を撮っていました。

牛久沼にはオオバンが結構たくさんいて、いつでも観察することができます。

牛久沼のオオバン

また、当日は運よく遠山城跡近くの水田にチョウサギとアオサギが並んでいるのを発見しました。アオサギは結構スタイルが良かったです。


アオサギ

スズメが電線に並んで止まっていましたが、そのスズメによく似た「アオジ」を道端の藪で見つけました。あまり飛び回らない鳥のようなので写真を撮ることができました。初めてみました。

アオジ(2月18日)

散歩中はジッとすることなく動き回るので鳥は直ぐに飛び立ち、中々シャッターチャンスに恵まれません。

でも少しずつ鳥の写真も撮り(トリ!)ためています。

鳥に国境はありません。

2022年2月27日日曜日

2月末の朝日峠、小町山、宝篋山の様子

    225日は晴天だったので、朝日峠から小町山そして宝篋山までハイキングに行ってきました。

風があったので結構寒かったのですが、2月14日の雪道とは異なり、水源の森も朝日峠も、もうすぐ春がやってきそうな雰囲気でした。

小町の館から朝日峠へ(2月25日)

朝日峠から霞ヶ浦方面を撮った写真には牛久大仏も映っていました。

朝日峠展望台から見える牛久大仏(2月25日)

朝日峠から小町山に向かい、急坂を登り頂上にたどり着きました。途中の「もぐもぐ処」には、めずらしく登山客はいませんでした。

朝日峠から小町山へ

小町山頂上から宝篋山に向かいましたが、表筑波スカイライン道路の日陰部分には少し雪が残っている場所もありましたが、他はほぼ消えた様子でした

小町山から宝篋山へ

宝篋山では頂上付近の山道に雪が少し残っていました。

宝篋山に登る山道の様子(2月25日)

頂上では数組の登山客が休んでおられました。

宝篋山頂上から筑波山の眺望(2月25日)

宝篋山から東城寺へと下山しましたが、いつものように、小川の水が勢いよく流れていました。

宝篋山から東城寺へ

小町山への登山コースの天の川コースを横切り小町の館駐車場に戻りました。

東城寺から小町の館へ

桜の花の蕾が少し膨らみ、赤味を帯びていました。

小町の館の桜の様子(2月25日)

3月になると、蝶々なども飛び始めることと思います。昨年は、3月中旬に小町山でヒオドシチョウの写真を撮りました。もうそろそろです。

新型コロナウイルスも終息することを願っています。

でも24日には、ロシアがウクライナに軍事侵攻したようなので、新たな不安が世界に蔓延しそうです。リーダとなるべき大国が戦争を選択するということの影響力は計り知れません。

ロシア、ウクライナには、双方に親戚を持つ国民が多いと言われているようです。兵士の心は揺れているはずです。切ない戦争です。

高校生の頃、ロシア民謡の「カチューシャ」が流行し、ロシア語をカタカナで書いて「ラースツベターリ・・・・」と歌った覚えがあります。当時意味は分からなかったのですが、カチューシャが戦地に向かった兵士を想い歌った内容とのことでした。ロシア民謡は今でも好きです。

 戦禍が拡大しないことを願っています。

2022年2月24日木曜日

オミクロン株への感染が少ない国の不思議

   日本ではオミクロン株による1日の感染者数が減り始めています。でも、オミクロン株が最初に急増した沖縄県の状況を見ると高止まりしているようなので、不安になります。今年3月で終息して欲しいです。

インドでも日本とほぼ同じ時期からオミクロン株感染が広がったように思いますが、感染者数はデルタ株を超えることもなく、急激に減少したようです。バングラデッシュやパキスタンもほぼインドと同様のように見えます。

一方、日本よりもワクチン接種が進んでいる韓国は昨日(223日)の感染者数が17万人を超えたとのことで、日本の人口に換算すると1日に40万人程度が新たに感染したことになるようです。

韓国と同様に厳しい感染抑制策を行ってきたベトナムも、オミクロン株感染が急増しているように見えます。

また、これまで感染者数が低く抑えられていたオーストラリアやニュージーランドでもオミクロン株による感染者数が急激に増加したようです。

ワクチン接種があまり進んでいないアフリカ諸国の状況を見ると、エチオピアやケニア、ナイジェリアともにオミクロン株感染者が急増したようですが、その後の沈静化は速かったように見受けられます。短期間に収束しています。

このような違いが何故生じているのか不思議に感じています。

インドでは昨年の2月にすでにカルナカタ州で人口の50%の方が新型コロナウイルスに自然感染していた(https;//toyokeizai.net/articles/-/411957)との報道があり、その約1年後にオミクロン株が流行し始めていますので、国民の多くが自然感染を経験していたのではないかと思われます。

新たに出現する変異株への抵抗性は、自然感染を経験した方がワクチン接種よりも有利であるとするハムスターを用いた研究論文(1)が最近出たようですが、興味深いです。

ワクチンの場合もファイザーとモデルナ、あるいはアストラゼネカ等を1回目、2回目、3回目接種時に変えることで抗体価がより上昇することが分かっています2)が、その仕組みを説明した論文はまだ見つけていません。

一方、自然感染者では無症状などの軽症者の抗体価は低いため、抗体が長く保持できていないとも言われているようです。

誰ももちろん感染したくない訳ですが、こうした国別の感染動向の違いが生じる仕組みを分かりやすく解説した論文等を読みたいと思っています。

最も有力な感染予防はワクチン接種に変わりはありませんし、mRNAワクチンは癌等の原因遺伝子が判明している生活習慣病等の疾病にも利用可能と思われますので、新たな医療技術を実用化したとして歴史的にも評価されることになるのではないかと思っています。

緑膿菌が「たけやぶやけた」の中に感染ファージの遺伝子情報をうずめ込むという原始的な細菌の免疫システムを発見し、米国のダウドナ博士とともにゲノム編集技術の開発者としてノーベル賞を受容したマックスプランク感染研所長のシャルパンティーエ博士が、生物の免疫システムの全体像をどのように捉えているのか聞いてみたいと思ってしまいます。

埋め込みが飽和したら、古い情報に上書きするのでしょうか。免疫情報(エピトープ)に重みづけはあるのでしょうか。

 

参考)

1)Peter J. Halfmann et al.: Long-term, infection-acquired immunity against the SARS-CoV-2 variant in a hamster model.,  Cell reports, 38, 110394, Feb. 15(2022)

2)Thomas Theo Brehm et al.: Low SARS-CoV-2 Infection rates and high vaccine-induced immunity among German healthcare workers at the end of the third wave of the COVID-19 pandemic., International Journal of Hygiene and Environmental Health 238 (2021) 113851.

2022年2月21日月曜日

冬の筑波山登山と梅祭り

   今日21日は風が強かったのですが、天気は良かったので筑波山に行ってきました。

桜川市真壁町の「つくし湖」に駐車し、筑波山の梅の花の様子が見たかったので、林道沼田新田酒寄線を歩いて梅林まで行き、そこから筑波山神社を経て「御幸ヶ原コース」で御幸ヶ原まで登り、薬王院コースで下山しました。

いつもは鬼ヶ作林道を歩いて筑波高原キャンプ場方面を散策するのですが、今回は逆コースを歩いてみました。

 つくし湖から舗装道路を歩き、北限のみかん狩りができる「みかん狩入口」を1030分に通過し、林道沼田新田酒寄線にたどり着きました。

みかん狩り入り口とみかん園の様子(2月21日)

 みかん狩りは10月下旬から12月上旬まで出来るとのことです。つくばの蜜柑といえば、小さくて皮が上質の陳皮になることで有名な「福来れみかん(ふくれみかん)」が有名ですが、でもやはりみかん狩りと言えば温州みかんがメインなのでしょうか。体験していませんでした。

入園料が400円とは知りませんでした。是非来てみたいです。

みかん狩り道路から梅林に向かう林道へ

 林道沼田新田酒寄線は車両通行止めでしたが、歩行者はOK
なのでドンドン歩いていきました。

梅林に向かう林道沼田酒寄線の様子

 途中に「梅林見返り縁台」や「筑波山四季の道」などの標識があったので、四季の道に寄り道することにしました。

 四季の道の終点まで行きましたが、あちこち歩き回れそうな林が続いていて来てよかったと思いました。蝶々などの昆虫がたくさんいて欲しいのですが、毛虫嫌いの人も多いので、下草管理はどうなのかな? 気になりました。

筑波山四季の道の様子(2月21日)

 梅林はピンク色に染まり始めていました。観光客もいましたが駐車場の車はまだ少ないようでした。

梅林の様子(2月21日)


 筑波神社に参拝し、御幸ヶ原コースで筑波山登山を開始しました。

筑波山神社と御幸ヶ原コースの登山口

 いつも登る薬王院コースに比べて登山者が多いようです。といっても、出会った下山グループは6組程度だったように思います。

 途中から登山道の雪が氷のようになっていて、足の踏み場所探しが大変でした。

御幸ヶ原コースの登山道の様子

 滑落するような崖ではないのですが、転びそうになるのでにわか覚えの「三点支持」を素人ながら心がけました。

 無事御幸ヶ原に到着しましたが、薬王院までの下りが心配なので女体山や男体山頂上には行かず、直ぐに下山を開始しました。

 今回の雪は2月13日~14日に降った雪が消えずに踏み固められて氷のようになったのでしょう。

御幸ヶ原から薬王院コースへ

 薬王院コースにはたくさんの階段があるのですが、その階段に積もった雪が固まり滑るので、一歩一歩注意しながら下山しました。

筑波山登山の薬王院コースの様子(2月21日)

 筑波山の雪道は初めての体験でした。

 今回は靴底がすり減った登山靴を履いていましたが、標高の高い山に登る際には、冬山用の登山靴やアイゼンが必要なことが良く分かりました。

 薬王院コースの階段が終わるあたりで雪道が終わりホットしましたが、それなりの準備をしないと「どうにもならない」という冬山の厳しさの入り口を見せて頂いたように思いました。

 無事1430分頃につくし湖に戻りました。

2022年2月18日金曜日

新型コロナウイルスと老化研究のつながり

    2月中旬を迎え、猛威を振るったオミクロン株への感染がピークを越えたと報じられるようになりました。

でも、感染力が強く小学校、幼稚園・保育園等の児童にも感染が広がったことから、同居する高齢者や基礎疾患を持つ方々への家庭内感染が懸念されているようです。

高齢者施設等では部外者の入室禁止を始め、職員の抗原検査の徹底等を図ることで感染予防が可能になりますが、小さな子供が感染した家庭における在宅感染予防はかなり難しいものと思われます。

オミクロン株への感染による年代別死亡率に関するデータは見つけられませんでしたが、デルタ株感染による年代別死亡率のデータを見ると、ワクチン未接種者では7079才が3.79%で、年齢が増すごとに急激に増加していることが良く分かります。

もちろん、この死亡率はワクチン接種によりかなり軽減されるようですが、でもやはり、高齢者の致死率が高いことには変わりがありません。

最近この老化(aging)に関する研究者として著名なハーバード大学のシンクレア博士のグループが、新型コロナウイルスへの感染と重篤化の予防にNAD(ニコチンアデニンヌクレオチド)が有効である可能性が高いと言う報告を出しているようです1)

NADは寿命遺伝子として有名になったサーチュイン(Sirtuin)の活性化やその誘導、あるいは染色体のテロメアの長さの維持等に関与しますが、抗ウイルス作用や抗炎症作用も併せ持つとのことです。

その詳しいメカニズムは複雑なようですが、身体を若く維持する生活を心がけることが新型コロナウイルスを始めとする病原性ウイルスへの抵抗力を高める方法でもあるようですので、大変興味を持ちました。

NADの前駆体となるNMN(ニコチンモノヌクレオチド)やNR(ニコチンリボシド)の投与によるCOVID-19予防や症状軽減に関する多くのヒト試験の計画や実施事例が彼らの論文に取りまとめられていました。

ヒト試験に用いられているNMNNRは、ビタミンB群に属する「ナイアシン」から体内で合成されますので、食事由来のナイアシンも有効なようです。

生体内でのナイアシンからのNAD+生成経路の概要

日本では既に栄養機能食品としてナイアシンを含有する食品が市販されており、栄養機能食品のナイアシンの1日の接種目安量は3.9mg60mgに設定されていますので安全に摂取することが可能です。また肉類やキノコ、玄米などの食品そのものにも多く含有されています。

一方、生体のNADを消費減少させる酵素(CD38:NADase)の阻害剤として知られているフラボノイドのルテオリンも血中の炎症惹起因子であるTNFIL6等を低減させる2)とのことなので、ルテオリンを含有するピーマン、パプリカ、シシトウなどカプシカム属の果実や葉等も注目されます。

この他、緑茶のEGCGや紅茶のテアフラビン等のポリフェノール類についても、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質のレセプター結合部位(RBD)への結合等による感染抑制の可能性等3~5)、多くの研究報告が行われているので今後勉強してみたいと思いました。

 

参考)

1)Minyan Zheng et al.: NAD+ in COVID-19 Viral Infections., Trends in Immunologyhttps://doi.org/10.1016/j.it.2022.02.001h

2)I. Tsilioni et al. : Children with autisum spectrum disorders, who improved with luteolin-containing dietary formulation, show reduced serum levels of TNF and IL-6., Transl Phychiatry 5, e647(2015)

3)山田 嘉重ら:カテキンによるSARS-CoV-2スパイクタンパク質とACE2受容体との結合抑制効果に対する基礎的検討, 日歯保存誌, 64(3), 237-247(2021)

4)Eriko Ohgitani et al.: Significant Inactivation of SARS-CoV-2 In Vitro by a Green Tea Catechin, a Catechin-Derivative, and Black Tea Galloylated Theaflavins. Molecules, 2021, 26, 3572.

5)Jinbiao Liu et al.: Epigallocatechin gallate from green tea effectivery blocks infection of SARS-CoV-2 and new variants by inhibiting spike binding to ACE2 receptor., Cell & Bioscience, 2021, 11, 168.

2022年2月15日火曜日

朝日峠から小町山と宝篋山へのプチ雪山体験

    2月14日(月)に小町の館駐車場に車を止め、朝日峠展望台を経て小町山や宝篋山に登ってきました。

13日夕方から山沿いは雪との予報でしたが、予報どおり小町の館付近から見える山々は雪景色になっていました。駐車場に930分に到着しましたが、登山者用駐車場には車がありませんでした。

小町の館付近から見た雪景色(2月14日朝)

朝日峠に向けて登っていくと、木々から雪解け水が滴り落ちてきました。でもしばらくすると山道に少しずつ雪が増え始め「グーの木」や「もみじ谷」付近は雪に覆われていました。

「グーの木」やもみじ谷の雪景色

山道には足跡がなく、時々自分の足跡を振り返りながら登りました。

雪山に登ってみたいと言う思いがあるものの、登山初心者には危険なので、ユーチューブの動画を見て感動するだけでしたが、思いがけず「プチ(petit)雪山体験」をすることができ感激しました。

道祖伸前の休憩所や水源の森付近には雪がたくさんあり、綺麗な雪景色でした。歩くたびに雪を踏みしめる音がします。

道祖伸前の広場や水源の森の雪景色

朝日峠展望台では、一組の親子がソリ遊びをしていました。楽しそうでした。他に誰もいません。雪は20㎝以上積もっているようです。

朝日峠展望台の雪景色(2月14日)

展望台から小町山に向けて歩きだすと、ほとんど風はありませんでしたが、杉並木の木々から雪がパラパラと落ちてきました。日の当たる所の雪は解け始めているようです。

朝日峠展望台から小町山への山道の雪景色

小町山頂上から筑波山がきれいに見えました。筑波山にはもっと雪が積もっているのでしょう。

小町山頂上からの筑波山の眺望(2月14日)

小町山頂上のパラグライダー飛行場から、先ほど通った朝日峠展望台の写真を撮りました。

小町山パラグライダー飛行場から朝日峠の展望

小町山頂上で少し休み、宝篋山に向けて歩きました。表筑波スカイライン道路にもたくさんの雪が積もっていて、深い轍が出来ていました。

小町山から宝篋山へのハイキングコース(2月14日) 
(表筑波スカイライン道路の雪の様子)

宝篋山へのゲートをくぐり山道を歩き始めたところ、予想以上に雪が積もっていて、日陰の吹き溜まりの雪は膝を超えるほどでした。ラッセルとまではいかないかも知れませんが楽しい雪こぎ体験ができました。

宝篋山ゲートから頂上に向かう山道の雪の様子

宝篋山の頂上には1230分頃に到着しましたが、数組の登山者が休憩しておられました。

宝篋山頂上とバイオトイレの様子(2月14日)

宝篋山からもと来た道をそのまま引き返し、鬼越山頂上で13時頃に少し遅い昼食を摂りました。

鬼越山から「まつの木広場」までの下山道は雪が解けて滑りやすかったのですが、雨が降った訳でもないのに木々が濡れて冴えわたり綺麗に見えました。小さな小鳥を見つけましたが、遠くて写真は撮れませんでした。

鬼越山頂上から「まつの木広場」を経て小町の館へ

まつの木広場から「しずく石」を経て14時頃に小町の館に戻りました。駐車場から山々を見渡したところ、すっかり雪が消えいつもの風景に戻っていました。

雪が消えた山々(2月14日午後)

思いがけないプチ雪山体験でしたが、駐車場から雪のない山々を見ていると不思議な感覚になりました。

全国的には大雪の弊害が大きくなり、交通事故等も増加していると報道されています。環境変化の振幅が大きくなっているようで心配になります。

2022年2月7日月曜日

北京オリンピックの金メダル第1号

    北京オリンピックが始まりました。良かったです。

2月6日、小林稜侑選手が北京オリンピックのジャンプ競技ノーマルヒルで金メダルを獲得したとのことです。嬉しいです。

岩手県では初のオリンピック個人競技の金メダリストのようです1)

郷里の岩手県八幡平市に帰ると、ハチミツを買うため田山地区に良く出かけるのですが、そこが潤志郎選手・稜侑選手兄弟の故郷なので、出かける度に話題にしていました。八幡平市民は大喜びだと思います。

田山スキー場にはジャンプのノーマルヒルジャンプ台、クロスカントリーコース、バイアスロンコース、夏季のエバースノージャンプ台も備えられているとのことですが、リフト待ちもほとんどなくスキーを楽しめるとのことです2)

JR花輪線の田山駅が田山スキー場の最寄り駅ですが、盛岡方面側に5駅戻った安比高原駅にはアッピ高原スキー場があり、帰郷の際には度々訪れています。

安比高原スキー場(2021年12月末)

スキー場から少し登った岩手山麓には「ぶなの駅」があり、広い草原に蝶々がたくさん飛んでいて童心にかえることが出来ます。

安比高原駅前には、日本の中学・高等学校に相当する英国のインターナショナルスクールの「ハロウインターナショナル安比ジャパン」が、今年(2022年)の夏開校するとのことで、正月に帰郷した際にその様子を見に行きました。

ハロウインターナショナル安比ジャパン(2021年12月末)

若い世代はメジャーリーグの大谷選手を始めとして、多くの方々が世界で活躍するようになってきました。

稜侑選手も大谷選手も県民性がにじみ出ていてビッグボスとは対照的に見えますが、アピールの仕方や程度は様々で、3人3色でみんなそれぞれ魅力的です。

2月7日の混合団体戦で失格になって落ち込む高梨沙羅選手を稜侑選手がハグしてあげたというニュースを知り感動しました。稜侑選手も大谷選手と同様、ホームグランドに落ちていたゴミを拾うのかな?と思いました。どちらも優しさが伝わります。

地方は、どこも高齢化と過疎化が話題になっていますが、若い方々の感覚を取り入れ、その地域の特徴を生かしつつ開かれた豊かな社会へと発展していくのではないかと期待し、またそうなることを願っています。

2月8日は羽生選手の3連覇が期待されるスケートフィギャー男子競技が開催されるようです。テレビで観戦します。

 

参考)

1)岩手のオリンピック選手(olympic.pdf (rnac.ne.jp)

2)八幡平市田山スキー場 - 八幡平市ホームページ (hachimantai.lg.jp)