2022年2月15日火曜日

朝日峠から小町山と宝篋山へのプチ雪山体験

    2月14日(月)に小町の館駐車場に車を止め、朝日峠展望台を経て小町山や宝篋山に登ってきました。

13日夕方から山沿いは雪との予報でしたが、予報どおり小町の館付近から見える山々は雪景色になっていました。駐車場に930分に到着しましたが、登山者用駐車場には車がありませんでした。

小町の館付近から見た雪景色(2月14日朝)

朝日峠に向けて登っていくと、木々から雪解け水が滴り落ちてきました。でもしばらくすると山道に少しずつ雪が増え始め「グーの木」や「もみじ谷」付近は雪に覆われていました。

「グーの木」やもみじ谷の雪景色

山道には足跡がなく、時々自分の足跡を振り返りながら登りました。

雪山に登ってみたいと言う思いがあるものの、登山初心者には危険なので、ユーチューブの動画を見て感動するだけでしたが、思いがけず「プチ(petit)雪山体験」をすることができ感激しました。

道祖伸前の休憩所や水源の森付近には雪がたくさんあり、綺麗な雪景色でした。歩くたびに雪を踏みしめる音がします。

道祖伸前の広場や水源の森の雪景色

朝日峠展望台では、一組の親子がソリ遊びをしていました。楽しそうでした。他に誰もいません。雪は20㎝以上積もっているようです。

朝日峠展望台の雪景色(2月14日)

展望台から小町山に向けて歩きだすと、ほとんど風はありませんでしたが、杉並木の木々から雪がパラパラと落ちてきました。日の当たる所の雪は解け始めているようです。

朝日峠展望台から小町山への山道の雪景色

小町山頂上から筑波山がきれいに見えました。筑波山にはもっと雪が積もっているのでしょう。

小町山頂上からの筑波山の眺望(2月14日)

小町山頂上のパラグライダー飛行場から、先ほど通った朝日峠展望台の写真を撮りました。

小町山パラグライダー飛行場から朝日峠の展望

小町山頂上で少し休み、宝篋山に向けて歩きました。表筑波スカイライン道路にもたくさんの雪が積もっていて、深い轍が出来ていました。

小町山から宝篋山へのハイキングコース(2月14日) 
(表筑波スカイライン道路の雪の様子)

宝篋山へのゲートをくぐり山道を歩き始めたところ、予想以上に雪が積もっていて、日陰の吹き溜まりの雪は膝を超えるほどでした。ラッセルとまではいかないかも知れませんが楽しい雪こぎ体験ができました。

宝篋山ゲートから頂上に向かう山道の雪の様子

宝篋山の頂上には1230分頃に到着しましたが、数組の登山者が休憩しておられました。

宝篋山頂上とバイオトイレの様子(2月14日)

宝篋山からもと来た道をそのまま引き返し、鬼越山頂上で13時頃に少し遅い昼食を摂りました。

鬼越山から「まつの木広場」までの下山道は雪が解けて滑りやすかったのですが、雨が降った訳でもないのに木々が濡れて冴えわたり綺麗に見えました。小さな小鳥を見つけましたが、遠くて写真は撮れませんでした。

鬼越山頂上から「まつの木広場」を経て小町の館へ

まつの木広場から「しずく石」を経て14時頃に小町の館に戻りました。駐車場から山々を見渡したところ、すっかり雪が消えいつもの風景に戻っていました。

雪が消えた山々(2月14日午後)

思いがけないプチ雪山体験でしたが、駐車場から雪のない山々を見ていると不思議な感覚になりました。

全国的には大雪の弊害が大きくなり、交通事故等も増加していると報道されています。環境変化の振幅が大きくなっているようで心配になります。

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