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2023年6月12日月曜日

梅雨の朝日峠、小町山ハイキング

    梅雨に入り雨の日が続いています。6月11日(日)の午後は雨が上がったので、久しぶりに土浦市の小町の館駐車場に車を止め、薄霧の中を朝日峠から小町山までハイキングしました。

 朝日峠に向かう途中に通った「もみじ谷」の木々の葉は雨に濡れ、緑色が冴えて見えました。小川の水はいつもより多いようです。

小町の館から「もみじ谷」へ

 「水源の森」から朝日峠展望公園までの登山道には薄い霧が立ち込めていました。幸い風が無いので木々からの雫で濡れることもなく、人影のない登山道をゆっくり歩くことが出来ました。

  森も林も何も言わない。何も言わない空を見上げる15歳の啄木が心に浮かびました。

「水源の森」から朝日峠展望公園へ

 朝日峠展望公園の藤棚の側にある樹木の白い花の周りをアサギマダラが飛び回っていました。翅が欠けていました。前日の強い風で負傷したのでしょか。

 白い花はイボタノキ属のネズミモチかなと思いましたが、ネズミモチの葉はツバキに似ているのでタマツバキとも呼ばれているそうです。葉と花の様子が違うので同属のイボタノキかミヤマイボタなのでしょうか。

樹木の花の蜜を吸うアサギマダラ

 オカトラノオの花も咲き始めていました。

あちこちで咲き始めたオカトラノオ

 朝日峠展望公園から小町山頂上まで歩きましたが、午前中雨が降っていたため登山者は見当たらず、小町山頂上や「もぐもぐ処」に人影はありませんでした。

朝日峠展望公園から小町山へ

 小町山から天の川沢コースで下山し、途中にある展望台で休憩しました。

天の川沢コースの展望台

 三段岩や小川の流れを見ながら、小町の館に戻りました。

天の川沢コースで小町の館へ下山

 小町の館に向かう舗装道路の脇にコスモスの花が咲いていました。

コスモスの花(6月11日)

 コスモスは秋の花ですが、6月頃から咲き始めるとのことです。

 与謝野晶子が「こすもすよ強く立てよと云いに行く 女の子かな 秋雨の中」と詠っているそうです。

 コスモスの花は細く長い花糸に支えられ、弱い風でも大きく揺れ、雨の重さでうつむきます。「秋の雨や風に負けないで!」と小さな女の子がコスモスに優しく声をかけている様子を言葉で描写しているとのことです。

 妻のアキレス腱断裂以来、私に子守役が回ってきた孫娘は、今日で一歳二ヵ月になり、まだ言葉は言えませんが元気に歩けるようになりました。出かけると後を追ってきます。

  「こすもすよ強く立てよと手を添える 孫を子守の もうすぐ後期高齢者」

2022年11月4日金曜日

秋晴れの朝日峠と筑波山つつじが丘を散策

   10月21(金)に岩手から牛久に戻りました。22日(土)は小学生の孫娘とともに牛久市の清掃奉仕活動に登録していたようです。すっかり忘れていて24(月)まで岩手にいるつもりでした。危なかったです。

牛久市では各地区で清掃活動などが盛んに行われているようなので、担当した道路にはほとんどゴミ類は落ちていませんでした。孫とのゴミ争奪戦でした。

その後、家族が次々に風に罹ったため外出を控えていいましたが、一段落したので10月31日に家内と生後六カ月の孫娘とともに表筑波スカイラインの朝日峠展望台駐車場に車を止め、展望台に登りました。

霞ヶ浦が綺麗に見えました。少し鼻水が出ていましたが、孫娘は草原に座ってご機嫌でした。

秋晴れの霞ヶ浦方面(朝日峠展望台から)

筑波山や宝篋山、小町山はクッキリと見え登山日和のようです。

筑波山(朝日峠展望台から)

小町山と宝篋山(朝日峠展望台から)

展望台から駐車場に向かう遊歩道で一匹のキタテハに会いましたが、直ぐに遠くに飛んで行きました。翅の端がボロボロでした。アザミの花に大きなキンケハラナガツチバチが来て蜜を吸っていました。せわしなく動いています。

キンケハラナガツチバチ

その後、岩手在住の親戚との待ち合わせ場所の、筑波山つつじが丘駐車場に車を止め、少し散策しました。

筑波山つつじが丘駐車場周辺では、雄と雌のツマグロヒョウモンを見つけました。メスは草の中に入り産卵しているように見えました。ツマグロヒョウモンは幼虫で越冬するとのことなので、寒くなると麓に移動するのでしょうか。

ツマグロヒョウモン雄(つつじが丘駐車場:10月31日)

ツマグロヒョウモン雌(つつじが丘駐車場:10月31日)

キタテハも飛んでいたので追いかけたところ、ツツジの葉陰に隠れる様に止まりました。キタテハは成虫で越冬するとのことです。

キタテハ(つつじが丘駐車場:10月31日)

ゲンノショウコの花も見つけました。オシベに葯がまだ付いている若い花でした。5枚の萼片の形も面白いです。

ゲンノショウコの花(10月30日)

計画変更等で親戚には会えませんでしたが、秋晴れの中を久しぶりに筑波山麓を歩くことができました。

2022年10月14日金曜日

10月の散歩・ハイキング

   令和4年10月に入り寒暖の差が激しくなっています。数日前には前日との気温差が10℃以上でした。

10月14日早朝にジョンズホプキンス大学が提供する新型コロナウイルスの世界的状況を閲覧しましたが、トータルの感染者数が6億2千万人、死者数が656万人になっていました。

ジョンズホプキンス大学のCOVID-19情報

感染者の実数は、もっと多いものと思われますが、死者数はスペイン風邪の5千万~1億人より一桁少ない状況のようです。

100年前のスペイン風邪の時代より人口が4倍になっていますが、世界的に公衆衛生事情や情報共有の仕組みが各段に進歩し、ワクチンの素早い開発などが功を奏した結果なのでしょうか。

WHOではパンデミック終息宣言が検討されているようです。以前の生活に早く戻って欲しいと願っています。

COVID-19は先が見えたような状況ですが、ロシアのウクライナ侵攻が混乱を極めています。国家主義から民主主義の時代へと世界が共振できるのでしょうか。心配です。

3年前は、グローバルを超えて(ビヨンド)グローカルのやさしい時代が来るという話があちこちであり、期待もしていたのですが。

10月2日は快晴だったので、土浦市の小町の館に車を止め朝日峠から剣ヶ峰までのハイキングをしました。

小町の館駐車場から朝日峠へ出発

朝日峠に向かう登山道の様子

朝日峠では、翅が伸びきっていないウラギンシジミ(雌)に出会いました。朝日峠から剣ヶ峰に向かう山道ではアカスジカメムシを見つけました。ウドの花に止まっていました。

ウラギンシジミ(雌)  アカスジカメムシ 

アサギマダラもいました。

アサギマダラ(10月 2日)

剣ヶ峰頂上では数十人の子供連れのグループが賑やかに昼食を摂っていました。

10月10日には、牛久沼を通りつくば市の高崎自然の森まで歩きました。

牛久沼から刈谷橋に向かう林沿いの道で、シロツバメエダシャクが葉の影に隠れているのを見つけました。結構大きな蛾でした。

シロツバメエダシャク

茎崎交流センターを過ぎて少しあるいたところに、コブハクチョウが一羽いました。

稲荷川のコブハクチョウ

高崎自然の森ではコキアが真っ赤に色づいていました。子供連れなど数組のグループが散策していました。

秋を迎えたつくば市高崎自然の森
 牛久への帰り道、小さなヨウシュヤマゴボウが歩道の隙間に根を張り、重そうに黒い種実を付けていました。

ヨウシュヤマゴボウ

10月に入り生後六か月の孫娘と過ごす時間が長くなりました。その分外出が減っています。

そろそろ、岩手で二カ月ぶりの草刈りをしなければと思っています。


2022年7月5日火曜日

朝日峠展望台から青空へ(パラグライダーの飛行見学)

    7月4日、とても暑い日で雨も降る可能性が高いとのことでしたが、午後から小町の館に車を止め、朝日峠から小町山、鬼越山まで行ってきました。

ほとんど登山客はいませんでした。でも、運よく朝日峠展望台ではパラグライダーの離陸を見ることができました。

朝日峠展望台からパラグライダーの離陸(7月4日)

青空を見上げると、郷里の啄木の「空に吸われし十五の心」の句が思い浮かびます。

パンデミックや戦争、異常気象など様々な災難に見舞われていますが、時には忘れて、素直な心で空に向かって飛び出せたらいいな~と思いました。

明治時代に生まれ、岩手の寒村で教師をしつつ句を詠み、女啄木とも言われた西塔 幸子の「憂きことも  束の間忘れすなほなる 心になりて山にものいふ」という句も心に浮かびました。

朝日峠へは、おかめ岩を経てもみじ谷、水源の森を通って登りました。おかめ岩の小町さんは相変わらず静かな表情で、「もみじ谷」は緑に包まれていて爽快でした。

小町の館からおかめ岩、もみじ谷を経て朝日峠へ

おかめ岩のだいぶ前から、ハンミョウが登山道の道案内人のように、先へ先へと飛んで止まるので、止まるたびにハンミョウを探して写真を撮る幸先のいい出だしになりました。

道案内のハンミョウ(7月4日)

朝日峠展望台手前の散策路にはホタルガがヒラヒラと飛んでいました。

朝日峠のホタルガ(7月4日)

また、メスのシオヤアブが刈りこまれた草道を俊敏に飛び回っていました。

朝日峠のシオヤアブ(雌)(7月4日)

オカトラノオの花もたくさん咲いていました。見ごろのようです。

朝日峠のオカトラノオ(7月4日)

朝日峠展望台に向かうと、パラグライダー飛行場から飛び立とうとしてるライダーが4~5名おられました。

朝日峠では初めて見ましたが、風をとらえ空に向かって飛び立つ姿がとても印象的でした。傍のネムノキの花も満開でした。

パラグライダーとネムノキの花(7月4日)

朝日峠展望台付近には、ヒョウモンチョウも飛んでいました。翅裏の文様を見たところウラギンヒョウモンのようです。良く見かけるミドリヒョウモンではないようです。

ウラギンヒョウモン   ヤマトシジミ   

朝日峠から、いつもの杉・ヒノキ林を通り小町山に登りました。途中、ハート石の分岐点で休憩しましたが、丸太で作った椅子に小さな2~3mmの綺麗なハエが止まってたので写真を撮りました。マダラアシナガバエのようです。

2~3mmのマダラアシナガバエ

小町山頂上では一組の登山グループが休憩していました。

小町山から鬼越山に向かい、頂上で休憩した後松の木休憩所まで下り、そこから天の川コースにトラバースし、巨石群のある天の川コースで下山しました。

小町山頂上、鬼越山頂上と天の川コースの三段岩

小町の館に戻る途中の道沿いにアガパンサスが咲いていました。

アガパンサス(7月4日)

 4時半頃に牛久に戻りました。汗だくでしたが楽しい登山・ハイキングでした。

 


2022年6月28日火曜日

6月末の猛暑でしたが小町山に行ってきました。

    6月25日に朝日峠を経由して小町山に登りました。

小町の館から朝日峠へ

快晴で、9時30分頃の登山口の気温は既に約30℃でした。駐車場はいつもより空いていました。

木道桟橋のある「もみじ谷」に向かう途中でホタルガを見つけました。下山途中にも一羽飛んでいました。木々に覆われ日陰になっている山道を横切り、ヒラリヒラリと飛んでいきました。

朝日峠展望台への登山道路とホタルガ

もみじ谷はすっかり青葉に囲まれていて、木漏れ日が光る木道に登山靴の音が響きました。

朝日峠展望台登山道路のもみじ谷

水源の森も涼しい雰囲気でした。

水源の森

朝日峠の展望台に登る前に周囲を探索したところ、あちこちでスジグロシロチョウが飛んでいるのを目撃しました。

スジグロシロチョウ

また、見たことのない赤みがかったシジミチョウがいたので写真を撮り、あとで調べたところアカシジミであることが分かりました。アカシジミ成虫はクリの花蜜を好み、幼虫はクヌギやコナラなどブナ科の樹木を食草とし、雑木林を生活圏にしているとのことです。類似種はムモンアカシジミで、蟻との共生関係があるとのことで、興味を持ちました。

アカシジミ

日陰の草の葉に一羽の蛾が白黒の翅を広げて止まっていました。当初ウメエダシャク蛾としましたが、図鑑等で検索比較したところヒロオビトンボエダシャクのようです(茨城の昆虫生態図鑑参照)。類似種のトンボエダシャクより翅の白帯部分が広いとのことです。暑いためなのか近くによっても逃げませんでした。

ヒロオビトンボエダシャク

朝日峠展望台には数名の先客がおられました。日差しはきつかったのですが、適度の風があり爽やかでした。

朝日峠から杉並木を通り「ハート石」の分岐点から小町山に登りました。もぐもぐ処には人影はありませんでしたが、頂上には2グループが休んでおられました。

もぐもぐ処と小町山頂上からの展望

頂上のパラグライダー飛行場の草原では、ツマグロヒョウモンの雄と雌がスミレの群落の上をぐるぐる飛び回っていました。黒い翅のメスはスミレの葉に良く止まっていましたので、産卵したのでしょうか。

小町山頂上のツマグロヒョウモン

頂上で少し休み、天の川コースで小町の館駐車場まで下山しました。

三段岩などのある休憩場所で数組が休憩しておられました。

天の川コースの様子

 かなり暑い日でしたが、土曜日でしたので子供連れの家族や10人以上の団体なども登山・ハイキングを楽しんでおられました。

11時30分に駐車場に到着できました。

 

2022年5月12日木曜日

早春の朝日峠と小町山登山

    5月4日(水)に岩手から牛久に戻りました。その後雨模様が続きましたが、5月10日(火)に久しぶりに良い天気になったので、小町の館駐車場に車を止め、朝日峠展望台と小町山に登りました。

小町の館から朝日峠へ(5月10日)

朝日峠に登る途中「おかめ岩」に立ち寄りましたが、その付近で青い虫が足元から飛んだので追いかけ確認したところハンミョウでした。虹色の翅がとても綺麗でした。久しぶりに観察することができました。

おかめ岩付近で出会ったハンミョウ
(毒を持っていないのに毒虫と誤解されている)

小さい頃、ハンミョウには毒があると思っていましたが、本当は毒物質を持っていないようです。ハンミョウはオサムシ科に属し、毒を持っているのはツチハンミョウ科に属する昆虫だったようです。ハンミョウはツチハンミョウ科に属しているものと勘違いされたのかも知れません。毒物質はカンタリジン(cantharidin)という物質で、ジョウカイボン(浄海坊:平清盛)の学名Cantharidaeに因んで命名されたとのことですが、ジョウカイボンにもカンタリジンがほとんど無いとのことなので、ややこしいです。少し調べて見たいと思いました。

ツチハンミョウ科に属し、時々見かけることのあるマメハンミョウにはカンタリジンがあり、その毒が手に触れると水ぶくれができるそうです。以前、岩手でマメハンミョウを見かけました。

ジャガイモの葉の上のマメハンミョウ(岩手にて)

おかめ岩から朝日峠コースに戻り、改修が済んだもみじ谷を通り水源の森を経て、朝日峠展望台に登りました。

もみじ谷から水源の森を経て朝日峠へ(5月10日)

樹木の若葉に包まれて歩くことができ、爽快でした。

朝日峠展望台では数名の登山者が休んでおられました。

朝日峠展望台からの眺めとその付近の様子(5月10日)

 朝日峠展望台ではツツジの花が満開でした。その花にトラマルハナバチとクロマルハナバチと思われるハナバチ類が訪れていました。

ツツジの花の蜜を吸う2種類のハナバチ(5月10日)

朝日峠展望台からハート石の所まで杉並木を歩き、そこから小町山の坂道を一生懸命登りました。途中十数名の団体登山者とすれ違いました。新緑が綺麗なので登山者が多いようでした。

ハート石から小町山頂上へ(5月10日)

2時から小学生の下校サポーターをすることになっていましたので、小町山頂上で筑波山を眺め、さらに頂上にあるパラグライダー飛行場から朝日峠展望台を眺めて、直ぐに天の川コースで下山しました。

小町山頂上から天の川コースで下山(5月10日)

天の川コースでコミスジとニホンカワトンボに会いました。

天の川コースにいたコミスジとニホンカワトンボ

山の樹木の新芽は樹種別に色が異なっているので、この時期の山は色とりどりに染まり、生命感に溢れ本当に綺麗です。

色とりどりの早春の山(5月10日)

楽しい登山ができました。雨が続きますが晴れたらまた来ます。