5月4日(水)に岩手から牛久に戻りました。その後雨模様が続きましたが、5月10日(火)に久しぶりに良い天気になったので、小町の館駐車場に車を止め、朝日峠展望台と小町山に登りました。
小町の館から朝日峠へ(5月10日) |
朝日峠に登る途中「おかめ岩」に立ち寄りましたが、その付近で青い虫が足元から飛んだので追いかけ確認したところハンミョウでした。虹色の翅がとても綺麗でした。久しぶりに観察することができました。
おかめ岩付近で出会ったハンミョウ (毒を持っていないのに毒虫と誤解されている) |
小さい頃、ハンミョウには毒があると思っていましたが、本当は毒物質を持っていないようです。ハンミョウはオサムシ科に属し、毒を持っているのはツチハンミョウ科に属する昆虫だったようです。ハンミョウはツチハンミョウ科に属しているものと勘違いされたのかも知れません。毒物質はカンタリジン(cantharidin)という物質で、ジョウカイボン(浄海坊:平清盛)の学名Cantharidaeに因んで命名されたとのことですが、ジョウカイボンにもカンタリジンがほとんど無いとのことなので、ややこしいです。少し調べて見たいと思いました。
ツチハンミョウ科に属し、時々見かけることのあるマメハンミョウにはカンタリジンがあり、その毒が手に触れると水ぶくれができるそうです。以前、岩手でマメハンミョウを見かけました。
ジャガイモの葉の上のマメハンミョウ(岩手にて) |
おかめ岩から朝日峠コースに戻り、改修が済んだもみじ谷を通り水源の森を経て、朝日峠展望台に登りました。
もみじ谷から水源の森を経て朝日峠へ(5月10日) |
樹木の若葉に包まれて歩くことができ、爽快でした。
朝日峠展望台では数名の登山者が休んでおられました。
朝日峠展望台からの眺めとその付近の様子(5月10日) |
朝日峠展望台ではツツジの花が満開でした。その花にトラマルハナバチとクロマルハナバチと思われるハナバチ類が訪れていました。
ツツジの花の蜜を吸う2種類のハナバチ(5月10日) |
朝日峠展望台からハート石の所まで杉並木を歩き、そこから小町山の坂道を一生懸命登りました。途中十数名の団体登山者とすれ違いました。新緑が綺麗なので登山者が多いようでした。
ハート石から小町山頂上へ(5月10日) |
2時から小学生の下校サポーターをすることになっていましたので、小町山頂上で筑波山を眺め、さらに頂上にあるパラグライダー飛行場から朝日峠展望台を眺めて、直ぐに天の川コースで下山しました。
小町山頂上から天の川コースで下山(5月10日) |
天の川コースでコミスジとニホンカワトンボに会いました。
天の川コースにいたコミスジとニホンカワトンボ |
山の樹木の新芽は樹種別に色が異なっているので、この時期の山は色とりどりに染まり、生命感に溢れ本当に綺麗です。
色とりどりの早春の山(5月10日) |
楽しい登山ができました。雨が続きますが晴れたらまた来ます。
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