2022年5月26日木曜日

5月下旬の土浦市小町の館から宝篋山への登山

   5月25日は快晴だったので、土浦市の小町の館駐車場に車を止め小町山頂上を経由し宝篋山に登りました。

小町の館から「おかめ岩」経由で小町山頂上へ

「おかめ岩」の道を通り小町山に登りましたが、おかめ岩付近には、丁度たくさんのオカタツナミソウの花が咲いていました。季節外れのフユイチゴの実も見つけました。登山道の両脇にあるつやつやした緑色のフユイチゴの葉から赤い実が顔を出していました。

オカタツナミソウとフユイチゴ(5月25日)

小町山の頂上に朝9時頃到着したので「もぐもぐ処」にはまだ誰もいませんでした。頂上では一組の登山グループが休憩されていました。

頂上付近の登山道で一匹のセンチコガネを見つけました。危うく踏むところでした。頂上のパラグライダー飛行場では、ハナアブやハナバチとともにクロハナムグリがヒメジョオンの花にとまっていました。

センチコガネとクロハナムグリ

小町山頂上から、鬼越山を経て尾根伝いに宝篋山に向かいました。

小町山頂上から尾根伝いに宝篋山へ

途中、様々な野草の花が咲いていましたが、ハハコグサとチチコグサが一緒に咲いていたので写真をとりました。ガマズミやエゴノキなど樹木の花も満開でした。

ハハコグサとチチコグサ   ガマズミ    

電波棟等の管理道路のゲートをくぐり宝篋山へと向かいましたが、道の両脇にはキンポウゲのつやつやした黄色い花が咲いていてとても綺麗でした。

ヒメジョオンの花に蟻のような小さな虫が2匹いたので、写真を撮り後で調べたところ「モモブトカミキリモドキ」だったことが分かりました。初めてみました。

モモブトカミキリモドキ

少し前に、ハンミョウには毒がないらしいということをブログに書きましたが、ハンミョウの毒として間違われていた毒物質の「カンタリジン」を、実はこの「カミキリモドキ科」の昆虫が持っているとのことなので、潰したりすると、皮膚に水ぶくれができるようです。

道路わきの草花を楽しみながら宝篋山頂上に到着しましたが、頂上には数組の登山グループが休憩しておられました。

頂上付近でコジャノメとコミスジを見つけました。頂上の椅子に腰かけると「クマバチ」が周りを飛んでいて、その羽音が響いていました。リムスキーコルサコフの曲「クマンバチの飛行」でクマバチは有名ですが、様々な逸話があるようです。

コジャノメとコミスジ

 その後、少し休憩し東城寺コースで下山しました。

宝篋山から東城寺経由で小町の館へ下山

 東城寺コースには比較的水量の多い小川が流れていて、せせらぎの音が聞こえます。

宝篋山から東城寺に向かう下山道の景観

小川のほとりには、フタリシズカが咲いていました。林から出た日当たりの良い所では、ウツギの花が満開でした。

フタリシズカとウツギの花

また、見慣れないトンボが飛んでいたので写真を撮り、調べたところシオヤトンボのようです。

シオヤトンボ

東城寺でお参りをし、小町山の天の川コースを横切り12時前に駐車場に戻ることができました。楽しい登山ハイキングでした。

午後は、孫の下校サポーターがあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿