2022年5月9日月曜日

八幡平アスピーテラインの雪の回廊と積雪期の八幡沼と黒谷地

  八幡平のアスピーテラインが4月15日、樹海ラインが4月22日に開通したので、4月21日と25日に八幡平山に出かけました。

 21日は雪の回廊を見るため松尾八幡平ビジターセンターからアスピーテラインで秋田の環境省大沼ビジターセンターまで往復しました。

 25日は雪に覆われた八幡沼や八幡平山頂上、ドラゴンアイで有名な鏡沼など積雪期の八幡平を歩いて見ました。

 夏から秋のシーズンに良く登った茶臼岳と畚岳(もっこだけ)の冬山登山にチャレンジしたいと思っていたのですが、天候との相性が悪く果たせませんでした。

 松尾八幡平ビジターセンターからアスピーテラインを車で登ると、松尾鉱山跡地の手前まで綺麗な白樺林が続き、次いで地熱発電所のある御在所地域からは雪に覆われた茶臼岳が良く見えましたが、道路脇の雪はそれほど多くありませんでした。

松尾八幡平ビジターセンターから八幡平頂上レストハウスへ

 御在所地域から八幡平頂上に向かう標高の高い道路には、ところどころ雪の回廊ができていました。背丈の3倍もありそうな雪の壁もありました。

 道路沿の展望台で時々景色を眺めながら八幡平山頂レストハウスまで行き、そこで休憩した後秋田方面に向かいましたが、大深沢展望台からの畚岳(もっこだけ)の眺望がスッキリとしてとても綺麗でした。

八幡平頂上レストハウスから環境省大沼ビジターセンターへ

その後、蒸ノ湯温泉や御所掛け温泉を通り過ぎ、環境省の大沼ビジターセンターで引き返し松尾八幡平に戻りました。

山頂レストハウスから大沼までの雪の回廊も見応えがありました。天候にも恵まれ楽しいドライブでした。

 25日は駐車場で登山靴に履き替え、八幡平山頂レストハウスから八幡平頂上を目指して歩きました。八幡平頂上までのコースには急坂がないので、アイゼンやスノーシューなしでも踏み後に沿って安全に歩くことが出来ました。冬山は何より安全が第一です。

 白銀の中に八幡沼がすっぽりと収まっていました。木々に覆われている夏秋のシーズンとは全く異なる印象でした。

冬の八幡沼と秋の八幡沼(10月14日との比較)

 湖の傍にある陵雲荘までは行きませんでしたが、利用している登山者もいるのでしょうか。

 その後八幡平頂上の展望台に登りましたが、その周辺を整備している方々がおられました。ありがたいです。

ガマ沼から八幡平頂上へ

 頂上からドラゴンアイで有名な鏡沼に向かいましたが、2m以上もある雪の上を歩いているので、いつもとはまるで景色が違いました。鏡沼はたくさんの雪に覆われていました。でも、普段はとても行けそうもないところまで近寄って湖を眺めることができました。この時期にしかできない体験だと感じました。

雪に覆われた鏡沼(4月25日)

 6月にはドラゴンアイが出現するのでしょうが、訪問は難しいです。残念。

 その後頂上レストハウスに戻り、黒谷地駐車場から再び登山靴に履き替え黒谷地に向かいました。

 黒谷地は真っ白な雪に覆われ、展望台すら見えなくなっていました。

黒谷地への入り口付近(4月25日)

展望台が雪に埋まった黒谷地

 予定では、黒谷地の展望台で昼ご飯を食べることにしていましたが、座る場所もなく引き返しました。2~3m以上の雪に覆われていたのでしょう。 

 黒谷地から茶臼岳に向かう道案内のピンクリボンはありました。天気のいい日に茶臼岳に登って見たいと思いながら駐車場に戻りました。

 でも、今回は茶臼岳に登ることはできませんでした。

 

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