ジャガイモ畑で昆虫を探しました。早速、ニジュウヤホシテントウが数匹見つかりましたので、手で駆除しようと近づくと、ポロリと葉から地面に落ち、逆さまになり目印の朱色を見失ってしまいます。続いて、スギナの中に育っているジャガイモの葉に、ニジュウヤホシテントウより小さい青いピカピカの甲虫が見つかりました。初めて見る虫でした。もしかして、青いテントウムシかなと思いましたが、やや雰囲気が違います。仙台に戻ってから調べて見たところ、「アオバネサルハムシ」であることが分かりました。よく見かける昆虫のようです。でもかなり綺麗な虫で、個人的には感激しそのままにしておきました。
アオバネサルハムシの近くの葉に、ゴ ミ がついているのかなと思い、近づいてみたところ、これも奇麗な蛾のような虫が止まっていました。白地に黒の筋のある小さな蛾と、黄色地に同じような黒の筋の入った蛾でした。蛾はあまり好きではありませんが、この2匹は綺麗だなと感心しました。名前を調べてみましたところ、「キマダラコヤガ」のようです。白地の蛾もキマダラというのか疑問は残りましたが、後で調べてみます。
その他にジャガイモの葉に蜘蛛が3種類いました。こちらはまだ調べていません。蜘蛛がジャガイモ畑にいる目的が良くわかりません。ニジュウヤホシテントウの幼虫が一匹もみあたらないので、もしかしたらクモの餌になっているのかも知れません。
ジャガイモ畑から離れ、あちこち昆虫を探してみましたが、残念ながらテントウムシは見つかりませんでした。でも、見たこともない金ぴかの昆虫がギボウシの葉上にいました。体の周りが丸い透明な傘で覆われています。もしかしたら、かなり珍しい昆虫なのではないかなと期待し、仙台に帰ってから調べて見ましたところ、「ジンガサハムシ」であることが分かりました。普通は、ヒルガオの葉などで良く見つかるとのことです。
これまでの人生で、あまり昆虫を観察することもなかったのですが、アオバネサルハムシや、ジンガサハムシ、それにキマダラコヤガに蜘蛛も、初めて見るものばかりでした。様々な色とユニークな形の虫たちを観察することができ、身の回りの自然の偉大さに改めて気付くことができました。収穫の多い畑仕事になりました。
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