2017年6月12日月曜日

ジャガイモ畑の定植1ヵ月後

 ジャガイモ畑に行ってきました。定植してから丁度1ヵ月ぶりです。木曜日の夕方に車で仙台を出て、昨日11日夕方に岩手から戻ってきました。

早速9日朝早く畑に出かけました。1ヵ月ホッタラカシでしたが約70本のジャガイモは一列に並び立派に成長していました。ほとんど雑草が目立たないので、手の行き届いたジャガイモ畑に見えます。実は、親戚に依頼し、ジャガイモを植える直前にトラクターで畑を耕してもらいましたので、雑草はジャガイモの側に小さな芽を出した程度で済みました。その日のうちに小さな雑草は手でむしり取りましたので、次回の訪問までジャガイモが雑草に負けることはないものと期待しています。


ジャガイモの葉はみな健全に見えましたが、良くみると数本に食害の形跡があり、そこにニジュウヤホシテントウがいました。テントウムシは英語ではレディー  ビートルというそうです。小学校でテントウムシは益中だと教わりましたので、本物のビートルのカブトムシには負けますが、かなり人気のある昆虫でした。でも、テントウムシの仲間には、草食性のため農産物を食べてしまう種類もいて、その一つがニジュウヤホシテントウです。東北に生息する種類は関東以南に生息するニジュウヤホシテントウではなくて、それと類縁のオオニジュウニヤホシテントウだと言われています。コブニジュウヤホシテントウもいるそうなので、これから注意して観察しようと思っています。

テントウムシは草食性が害虫で「テントウムシダマシ」とも呼ばれ、アブラムシなどを餌とする肉食性が益虫ということなので少し違和感を持ちます。もっとも、うどんこ病菌などを食べる菌食性の黄色テントウムシもいるそうなので、奥が深いです。人間だと、女性が好きなパスタやケーキを食べる人は、男性が好きなステーキを食べる人より「信頼できる」と思われるそうなので、草食系のテントウムシダマシには少しかわいそうな気もしますが、ジャガイモの収穫のためには退治しなければなりません。

ジャガイモの世話を9日に済ませ、10日はマルチに挑戦しサツマイモを20本程度植えました。昨年植えた2本のサツマイモには、そこそこ大きな芋がついていたのですが、皮を残し中身を見事といいたくなるほどキレイにネズミに食べられてしまいました。今年も心配ですが、これも挑戦です。先ずは、植えた苗がしっかりと根を伸ばし成長してくれることを期待しています。

ジャガイモの草取りとサツマイモマルチ用の畝づくりなど、少し頑張りすぎたようで、夕方から腕が痛み、手首や親指を大きく曲げると「ズズズ」と筋の滑りに伴う手首から腕にかけた違和感が伝わってきます。腫れも少しあり、体力の衰えを感じた農作業になりました。

でも、なぜジャガイモやトマト、ナスなどのナス科の葉をテントウムシダマシが好んで食べるのだろうか。不思議なので調べてみようと思います。

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