10月26日に牛久から岩手に出かけ11月1日に戻りました。前回は、9月27日、28日と仙台で用事を済ませた後に岩手に一週間滞在し、10月4日に牛久に戻りましたので、今回は3週間ぶりの畑仕事でした。
10月初めに訪問した際には紅花豆の花が咲いていましたが、その3週間後の今回の訪問では、花は見当たらず葉も枯れた状態でした。既に霜が数回降りたようで、期待していたトマトの実は落下しピーマンやナスでは果実の一部が黒くなり障害が発生していました。
豆畑の様子(10月2日) → 10月30日には完全に枯れた状態に |
大豆類の様子(10月30日) |
紅花豆や白花豆では、豆の大きさや品質の幅が他の豆類よりも大きいようです。これまで2年間栽培して見ましたが、たぶん播種時期や根切作業など栽培上のノウハウがあるようなので、花豆類の栽培には今後も挑戦してみたいと思っています。
コルチカムとキタテハ |
モズの早贄になったバッタ |
スズメバチに食べられていた青虫の早贄 |
モズの早贄については1930年代に岡山県の倉敷市をフィールドとした調査が行われていました。それによると早贄は10月~12月の間に良く見られ5月まで続くとのことです。1932年~1933年の調査で見つかった338件の解析では、餌としてはカエルが38%を占め次いでイナゴやバッタ類37%だったようです。また、完全体で枝に刺されたり挟まれたりした餌は67%で、他は頭や腹など餌の一部が早贄になっていたようです。餌の種類は60種以上で中にはカナヘビやネズミ、フナなども含まれていましたので、地域など環境の違いでかなり異なるものと思われます。
早贄の習性には、餌の貯蔵説や縄張り主張説の他に最近では、早贄を食べるモズは声が良くなり雌とツガイになる確率が高いなどと言われているようです。シリアゲムシは、仕留めた餌を雌にプレゼントする「婚姻贈呈」を行うとのことでしたが、モズの早贄もそのような配偶行動なのだろうか。不思議です。
八幡平のアスピーテラインは11月5日で閉鎖になるようです。そろそろ岩手は寒くなります。
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