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2026年5月22日金曜日

5月下旬の牛久沼散歩と昆虫や野草の観察

 5月20日に牛久沼まで散歩しました。

牛久市田宮の薬師寺脇から城中田宮線の歩道を通り、牛久城跡公園に向かいました。

牛久市田宮の薬師寺から牛久沼へ(5月20日)

牛久城跡公園内の二つの広場を散策し、昆虫や野草の様子を観察しました。

牛久城跡公園(5月20日)

城跡公園の広場で一匹のタイワンキシタアツバを見つけました。昨年も数匹観察しました。

牛久城跡公園のタイワンキシタアツバ(5月20日)

林の中のシダ植物の中でベニシダと類似するシダのソーラス(胞子嚢群)を観察したところ、赤色と白色、茶色などがありました。後日また詳しく調べたいと思っています。

牛久城跡公園のベニシダなどのソーラス

城跡公園から牛久沼のカッパの小径を通り、牛久沼のほとりを散策しました。

牛久沼のカッパの小径から沼のほとりを散策

桑の実が黒く熟しています。普通のオオバコと異なるツボミオオバコ(タチオオバコ)と推定される野草の群落もありました。花穂がたくさん立ち上がり、茎や葉に繊毛があります。

牛久沼のほとりの桑の実とタチオオバコ(5月20日)

 牛久沼の湖岸の道を三日月橋まで歩きました。

牛久沼湖岸の道を三日月橋まで(5月20日)

いつもは牛久沼や稲荷川に釣り人がたくさんいるのですが、今回はほとんど見当たりません。桜並木散策コースに入りしばらく歩きました。

三日月橋から桜並木散策コースへ(5月20日)

オオキンケイギクが黄色の花を咲かせています。国道六号線とつくば市に向かう西大通との交差点から牛久栄進高校に向かう道の中央分離帯にオオキンケイギクの花がたくさん咲いていますが、他にはあまり見かけなくなりました。

オオキンケイギク(5月20日)

稲荷川の橋を渡り、稲荷川沿いの農道を通り観光アヤメ苑に戻りました。

稲荷川の橋を渡り川沿いを歩き観光アヤメ苑へ

稲荷川沿い道の両脇にコメツブツメクサの花がたくさん咲いています。

コメツブツメクサ(5月20日)

 約40分で、三日月橋から桜並木散策コースを周り観光アヤメ苑まで戻ることが出来ました。

観光アヤメ苑からは、カッパの碑に向かわず城中田宮線に出て牛久小学校の脇を通って田宮まで戻りましたが、11.3km、17,502歩の散歩でした。

モンシロチョウはたくさん飛んでいましたが、他の蝶々類が例年より少ないように感じました。

2025年2月8日土曜日

小町の館から朝日峠展望公園と小町山へのハイキングとシダ植物

  2月4日(火)9時半頃に土浦市の小町の館に車を置き、朝日峠展望公園頂上から小町山頂上まで周って下山するコースをハイキングしました。

朝日峠展望公園への登山口にはたくさんのシダ植物が生えていました。これまであまり気に留めていなかったのですが、冬季は昆虫に出会う機会も少なく、草花も見当たらないので、少し調べて見たいと思うようになりました。

朝日峠展望公園への登山口のシダ植物(2月4日)

シダ植物の系統的な分類については現在でも議論がなされているとのことですが、日本で良く利用されている「日本産シダ植物インデックス」1)の分類に従い和名を検索・予想しました。筑波山のシダ植物についての調査報告2)もあるのでありがたいです。

登山口にあるシダ植物の中で良く見かけるタイプの「シダ」は、オシダ科のベニシダによく似ています。

オシダ科ベニシダ

これまで「シダ」だと思っていなかった笹状の柔らかいシダ植物はイノモトソウ科のオオバノイノモトソウのようです。一方、イノモトソウの軸には翼があるとのことですので区別できます。

イノモトソウ科オオバノイノモトソウ

登山口から「おかめ岩」まで登る途中の登山道脇にホウライシダ科のイワガネゼンマイと思われるシダ植物がたくさん生えていました。

ホウライシダ科イワガネゼンマイ

イノデ科のアスカイノデと思われる個体も沢沿いにポツンとありました。

アスカイノデは海岸に近い地域に生えるようです。(2月20日)

イノデ科アスカイノデ

沢沿いの登山道には、オシダ科のリョウメンシダと思われるシダ植物が数個体ありました。

オシダ科リョウメンシダ

また、コバノイシカグマ科のフモトシダによく似た個体も生えていました。

コバノイシカグマ科フモトシダ

おかめ岩からもみじ谷を経由して道祖伸前の東小屋、水源の森を通り朝日峠展望公園頂上に登りました。快晴の日でしたので朝日峠展望公園頂上から見える霞ヶ浦はキラキラ光っていました。きれいでした。

もみじ谷から朝日峠展望公園頂上へ(2月4日)

展望公園までの登山道ではオシダ科のベニシダによく似た個体がたくさんありました。また、リョウメンシダやオオバノイノモトソウと思われる野草も結構見つかりました。

オシダ科ハチジョウベニシダ?

展望公園からヒノキ林を通りハート石分岐点まで歩きましたが、ヒノキ林にはたくさんのシダ植物が生えています。表葉に裏葉の胞子嚢のふくらみが明瞭に出るハチジョウベニシダによく似た個体が多いように思うのですが、種類も多すぎます。この場所はこれまでも良く通るので次の機会に調べたいと思っています。ベニシダとハチジョウベニシダはよく似ているので、胞子数(ベニシダ32個、ハチジョウベニシダ64個)を数えて同定するようです。国立科学博物館筑波実験植物園でベニシダとハチジョウベニシダを観察しましたが、よく似ています。まだまだ経験不足です。(2月13日))

展望公園からヒノキ林を通り小町山へ
 ハート石分岐点からよろこぶ坂を通り小町山頂上に登りましたが、頂上のパラグライダー飛行場から朝日峠展望公園がスッキリと見えました。

ハート石分岐点から小町山頂上へ(2月4日)

たくさんの写真を撮りながらでしたが、11時半頃には駐車場に戻ることが出来ました。約1万歩7km、124階(124x3m)のハイキングでした。

 

参考)

1)Ebihara A.  Kasetani F : Index to Ferns and Lycophytes of Japan.

2)小幡 和男ら : 筑波山におけるシダ植物の垂直分布、茨城県自然博物館研究報告、23, 29-39 (2020)