2019年5月22日水曜日

牛久沼かっぱの小径での出会い


3月27日に仙台市から茨城県牛久市への転入手続きをしました。でも、岩手でのささやかな家庭菜園は続けることにし、5月の連休中にとりあえず豆類を播きましたので、6月初めにその状況を確認しようと思っています。

今日は5月22日、昨日の雨も上がり晴天でしたので牛久沼の散策に出かけました。三日月橋生涯学習センターと牛久市観光アヤマ園から牛久沼に沿って歩く「牛久沼かっぱの小径コース」です。牛久市役所のパンフレットによれば、牛久駅からの往復で約9kmあり、男性だと501Kcalの消費エネルギーということになっています。おにぎり2個半程度です。

牛久駅からアヤメ園に向かう途中で、幸先よくツマグロヒョウモンチョウの雌に出会いました。一瞬の出会いでしたが民家の壁にとまったところを撮影することができました。今年初めての遭遇でした。


アヤメ園は初めての訪問でしたが、残念ながらアヤメの花はまだでしたので、畦道に咲いていたアヤメ科ニワゼキショウ属の赤と白のニワゼキショウの花やヘビイチゴの実、ジシバリの綿毛などの写真を撮りました。散策路には河童の座像と子供と犬の像もあり、のんびりと過ごせる雰囲気でした。


アヤメ園から牛久沼湖岸の散策路を歩いていたところ、一羽のヒメアカタテハがシロツメクサの花に止まっていました。近づくと飛び去りますが、何度も同じところに戻ってきたので、綺麗な写真を撮ることができました。一羽のベニシジミにも出会うことができました。


驚いたことに、シオカラトンボも飛んでいました。数回目撃しましたが、ようやく地面に止まったところを写すことができました。


草叢を良く見てみるとナナホシテントウも潜んでいました。遭遇したテントウ虫は2匹ともナナホシテントウでした。道沿いにクサノオウの花が綺麗に咲いていたので写真を撮りましたが、後で確認したところ、羽の生えた小さな赤い虫がその写真に写っていました。調べたところカメムシ目キジラミ科のベニキジラミのようです。


「かっぱの小径」には木道の部分がありますが、アヤマ園から歩き始め木道にさしかかったところで一羽のハクチョウに出会いました。突然、近くにいるのに気づいたのでかなりビックリしました。渡り鳥のはずですが牛久沼に居ついたのだろうかと思いましたが、後で調べたところ、牛久沼のハクチョウはコブハクチョウで渡り鳥ではないそうです。1966年に皇居から譲り受けたハクチョウの子孫のようです。手を伸ばすと触れそうになる程、近くまでよって来るのですが、機嫌が良いのか悪いのか判断できません。今回の散策は私一人だけで周りには誰もいませんでしたので、少し距離をとって眺めることにしました。このコブハクチョウは、この付近のアイドルなのかも知れません。


今回の散歩で、牛久沼の散策コースには草花や昆虫にたくさん出会えることが分かったので、天気の良い日にはまた来たいと思いました。アヤメ園には駐車場もあるのでありがたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿