2019年9月17日火曜日

9月は虎豆などを収穫               オオニジュウヤホシテントウはシシトウの幼果が好き


 岩手の畑に行ってきました。今回は9月6日に牛久を出て岩手に到着し、12日に仙台に戻り14日に牛久に帰還しました。

畑は雑草まみれになっていましたが、茶豆、黒大豆、黄大豆、鞍掛豆はそれぞれ結構間隔を開けて播種したつもりでしたが肩を触れ合いながらも立派に育っていました。端に植えた茶豆の葉は黄色になり完熟を迎えそうなので、そろそろ収穫時期のようでしたが、次回に収穫をすることにしました。

大豆類の生育状況(9月7日)

蔓性の紅花豆と白花豆には莢が茶色になったものもありましたが、まだ花が咲いているので茶色の莢を収穫し、しばらくそのまま育てることにしました。
紅花豆(9月7日)

白花豆(9月7日)
虎豆の莢はどれも茶色になっていましたので、莢を一つずつ収穫して乾燥することにしました。
虎豆(9月7日)
昨年から豆類に焦点を当てて畑作業をしていますが、今年も豆類はとりあえず病気や虫害に会うこともなく順調に育っていました。月に一度程度の作業にも関わらす作物は良く育っています。ありがたいです。

豆類のついでに、ジャガイモやトマト、ナス、ピーマン、カボチャなども植えましたが、ジャガイモの収穫は終わり、今はトマトがたくさん実っています。またピーマンやナスも大きくなり特に米ナスの果実は巨大になっていました。
トマト
米ナスとピーマン

ナスやトマトはナス科なのでその葉にはオオニジュウヤホシテントウがいて、食害は目立つものの枯死するほどではありませんでした。オオニジュウヤホシテントウの斑紋の融合などには興味があるので、作物別に観察しましたが相違は不明です。ナス科のピーマンやシシトウもオオニジュウヤホシテントウの食草ですが、葉よりむしろ花から子実体が形成され始めた幼果を良くかじるようです。そのため、シシトウ果実の肩の部分が食害で穴が開き茶色になってしまいます。ピーマンやシシトウの果実の中には蛾の幼虫が入っている場合があるので、果実の肩の部分に少しでも傷があると中に虫がいるかもしれないと思ってしまいます。オオニジュウヤホシテントウは何故ピーマンやシシトウの葉より幼果を好むのだろう。不思議です。

畑の草取り作業は結構きついのですが、たまにしか来ない我々にもたくさんの収穫物を提供してくれる畑に感謝したいと思いました。

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