11月12日(木)に土浦市の「小町の館」駐車場に車を止め、小町山と宝篋山に登りました。小町山への登山は初めてでしたが、登山には、朝日峠ハイキングコースを経由して登るコースと、尾根コース、天の川沢コースの3コースがあるようです。今回は、朝日峠展望公園を散策してから小町山に登り、小町山の山頂から表筑波スカイライン道路を経て宝篋山に登り、その後再び表筑波スカイライン道路を通り小町山に戻り、天の川沢コースで小町の館へと下る経路にしました。
①小町の館、②小町山への登山経路(3コース)、 ③朝日峠、小町山への登山口、④朝日峠登山道の沢の様子 |
朝日峠ハイキングコースの入り口を10時40分に出発し小野小町の化身と言われている「おかめ岩」を通り過ぎ、「ハート石」の分岐点から朝日峠公園に向かいました。ハイキングコースは綺麗に整備され歩きやすく、ほどなく万葉の森にたどり着き、朝日峠公園駐車場を左手方向に見ながら展望公園へと登りました。公園からは土浦市や霞ケ浦を見下ろすことができ、素晴らしい眺望でした。数組の高齢者夫婦が展望公園の東屋付近で休んでいました。孫や犬とともに登ってくる方々もいて、混雑するほどではありませんでしたが、人気のスポットのようでした。
①朝日峠登山道標識、②おかめ岩(小野小町)、③ハート石分岐点 ④朝日峠への登山道の様子、⑤万葉の森、⑥万葉の森の標識 |
展望公園にはパラグライダーの離陸場所があり、下方の林地一体が散策コースとして整備されていました。天気が良かったので、こもれびの森や水辺の森、万葉の森等をテクテクと歩きました。草花が芽吹く春にもう一度水辺の森周辺を散歩したいと思いました。
①朝日峠公園からの眺望、②朝日峠駐車場の看板、③朝日峠公園案内図 |
その後、朝日峠公園から「ハート石」の分岐点に戻り、小町山に登りました。頂上に向かう山道は結構きつい上り坂でしたが、ハート石からの上り坂はいろは坂のように曲がりくねっているので「おんな坂」と呼ばれているようです。一方、天の川沢コースから頂上を目指す山道の一部が直登コースで「おとこ坂」と呼ばれているようです。
①朝日峠公園、②朝日峠ハイキングコース、③水辺の森の木道橋、 ④道祖伸、⑤公園頂上への道 |
分岐点を過ぎてまもなく、大きな瘤のついた樹木が目に止まりました。「よろこぶ」と書かれた木札がその下に付いていました。残念ながら樹種は良く分かりませんが、樹木の太さと同じ程度の綺麗な球状の瘤なのでその成因が気になりました。
①朝日峠から小町山への分岐点、②木の瘤(よろこぶ) ③小町山頂上への登山道、④おんな坂案内版、⑤もぐもぐ処展望台 |
①小町山頂上のパラグライダー離陸場、②小町山頂上から見える筑波山 |
小町山頂上から表筑波スカイライン道路を15分ほど歩き、宝篋山の電波塔管理道路用のゲートにたどり着きました。そこから25分ほどで宝篋山山頂に着きました。宝篋山山頂では5~6組の登山グループが休憩していました。
(追記 1月22日:小町山頂上から鬼越山を経由する道路沿いのハイキングコースを利用すると、表筑波スカイライン道路をほとんど歩くとことなく、安全に宝篋山ゲートにたどりつくことが出来ます。)
(追記4月15日:小町山頂上から宝篋山への鬼越山経由ハイキングコースは、表筑波スカイライン道路を全く歩かなくても良いように延長されていました。)
①小町山から表筑波スカイライン道路へ、②宝篋山の電波塔管理道用ゲート ③宝篋山山頂への道路、④宝篋山山頂の鳥居 |
宝篋山から表筑波スカイライン道路を経て小町山頂上に戻り、天の川沢コースで下山しました。
①宝篋山頂上からの筑波山、②頂上下にあるバイオトイレへの標識 ③表筑波スカイライン道路、④宝篋山で出会った可憐なタツナミソウ |
天の川沢コースには木に巻き付けた案内図が要所要所にありました。また、腰掛に利用できそうな折れ曲がった木や、三段岩、姫の滝、石割桜などの掲示板があり、さらに所々に休憩用の椅子とテーブルが設置されていてました。沢に沿って、背の高い杉林の中を歩く平坦なコースが結構長く続くので、落ち着いた森林浴コースという印象を持ちました。
①小町山頂からの「天の川沢コース」②腰掛できる木、③腰掛木のアップ ④三段岩、⑤姫の滝、⑥ご神木としての石割桜 |
①天の川沢コースの杉林、②山頂から小町の館への掲示板、③小町山登山口 |
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