2月16日に北条大池・平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)の近くに設けられた市営平沢駐車場に車を駐めて筑波山に登りました。
平沢官衙(かんが)は、奈良時代から平安時代に造成された常陸国筑波郡の役所の一部で国の史跡とのことです。
つくば市の平沢官衙(かんが)遺跡(2月16日) |
律令制度による常陸国の国衙(こくが)は現在の石岡市立小学校敷地内にあり、平沢官衙は常陸国に所属する11郡の中の一つの郡衙(ぐんが)の一部のようです。
平沢官衙の建物は正倉院のような高床式になっていて、租税として集められた稲などの保管倉庫としての役割を担っていたようですが、歴史公園として公開されたのは2003年と比較的新しい史跡で、今回初めて公園内を散策しました。
平沢官衙遺跡 |
その後、史跡から1.7㎞ほど離れた「つくば道(県道139号筑波山公園線)」方面に向かい田井地区内を通り筑波山神社を目指しました。
平沢駐車場から田井郵便局まで |
神郡地域への入り口 普門寺参道 |
人通りがあったので街並みの写真は撮れませんでしたが、周囲には神社などたくさんの「見どころ」があるようなので、いつか周囲を見学してみたいと思いました。
筑波山の参道(つくば道)田井地区の観光案内 |
田井地区内の神郡(かんごうり)集落を過ぎてしばらく歩くと鳥居(六丁目鳥居)があり、その前に市営の筑波山麓筑波駐車場が設置されていました。
神郡(かんごうり)から筑波山神社へ |
鳥居から筑波山神社までは約1km程のようですがかなり急な坂道でした。
無事筑波山神社に着き参拝した後、御幸ヶ原コースで女体山まで登りました。
筑波山神社の鳥居 |
登山口から御幸ヶ原まで |
御幸ヶ原コース内の標識(北条大池から頂上まで) |
頂上からの眺めはとても良かったです。
女体山頂上からの霞ヶ浦方面の眺望 |
観光客はそれほど多くなかったように感じましたが、御幸ヶ原登山コースでは、行き帰り共に3~4組のグループと出会いました。
御幸ヶ原コースは他のコースに比べ傾斜がきついのですが、利用者は多いようです。
今回は奈良~平安時代の史跡とともに、江戸時代に造られたという「つくば道」の歴史を感じることができて嬉しく思いました。親しみを感じました。
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