2023年6月6日火曜日

六月初旬の筑波山登山とユキノシタの花

  6月4日(日)に筑波山に登りました。桜川市真壁町のつくし湖駐車場に朝9時頃に到着しましたが満車状態でした。でも運よく1台の車が出て行きました。

台風2号の影響による大雨・暴風の翌日でしたので、道路の状態が心配でしたが大丈夫でした。林道の両脇を見ながら歩いていると、所々にユキノシタの花が咲いていました。良く見ると綺麗な花です。

ユキノシタの花(6月4日)

後で調べたところ筑波山には固有種の「ホシザキユキノシタ」が生えているとのことでした。でも、場所が限られているので見つけるのは難しそうです。

今回はいつもより早く駐車場に着いたので、つくし湖から薬王院に行き、林道酒寄線を経て鬼ヶ作林道を筑波高原キャンプ場まで歩きました。

つくし湖から薬王院を通り林道酒寄線へ

林道酒寄線、鬼ヶ作林道を経て筑波高原キャンプ場へ

林道酒寄線にはユキノシタの群落がありました。花の上部にある赤い斑点のついた3枚の花弁と下部にある長い2本の白い花弁の配置がユーモラスで、葯の付いた花糸が四方に飛び出し賑やかな感じです。

ユキノシタ群落(6月4日)

林道の脇にはナルコユリがたくさんの花を付けていました。

ナルコユリ(6月4日)

シモツケソウの花も綺麗に咲いていました。

シモツケソウ(6月4日)

ヘビイチゴとクサイチゴの実が赤く熟していました。背の低いオカタツナミソウの花もあちこちで咲いていました。

クサイチゴの実とオカタツナミソウ(6月4日)

鬼ヶ作林道ではコアジサイの花が目につきました。

コアジサイ(6月4日)

筑波高原キャンプ場から女体山頂上に登り、御幸ヶ原を通り男体山頂上を経て自然研究路を一周しました。帰りは、しばらく通っていなかった深峰歩道を歩きユースホステル跡地に下山しましたが、かなりの部分が舗装されていました。

御幸ヶ原、自然研究路、深峰歩道で下山

草花とともに昆虫も探しながら歩きましたが、筑波高原キャンプ場付近ではスジグロシロチョウを見つけました。

スジグロシロチョウ(6月4日)

ユースホステル跡地付近のウツギの花にはアゲハモドキが止まっていました。

ウツギの花に止まるアゲハモドキ(6月4日)

鬼ヶ作林道では、テングチョウやミスジチョウが飛んでいました。

テングチョウ     ミスジチョウ

でも、前日午前中までが嵐だったので昆虫は少なかったように感じました。道路に水が流れている場所もありました。

また、天気の良い日に筑波山に出かけたいと思っています。

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