2024年11月23日土曜日

令和六年11月のディズニーランドの見学

  11月13日(水)は茨城県民の日で学校が休みのため、中学生と小学生の孫二人と2歳の孫を連れ、5人でディズニーランドに行ってきました。

いつも野山を歩いている私にとっては、筋違いのきらびやかで華やかな場所ですが、学生二人組は既に何度も来ていてとても楽しみにしている様子でした。

牛久駅から東京駅を経由し京葉線で舞浜駅に降り、9時40分頃にディズニーランドに入場することができました。

入門ゲートから真っすぐシンデレラ城を通り、ファンタジーランドに向かいましたが、小中学生組はそこからアプリを使って別コースを周り、お昼に再開することにしました。

ファンタジーランドのキャッスルカルーセル(メリーゴーランド)は50分待ちでしたが、家内と2歳の孫が先ずそれに乗りました。でも、空飛ぶダンボは90分待ちでしたので、そこからウエスタンランド方面に向かいました。途中でジミニー・クリケットとファウルフェローに会うことが出来、記念写真を撮らせてもらいました。残念ながら、ビッグサンダーマウンテンは身長102㎝以上とのことで、2歳の孫は乗ることができませんでした。

ディズニーランド(令和6年11月13日)

結局2歳の孫は午前中にメリーゴーランドとコーヒーカップに乗り、午後空飛ぶダンボに2回、ウエスタンリバー鉄道に1回乗りることが出来ましたが、ウエスタンリバー鉄道乗車中は居眠りをしていました。

2時半頃から昼のパレード「ディズニー・ハーモニー・インカラー」が始まったので、学生二人を加え5人で見学しました。

ティンカーベルからズートピアのジュディーポップス、
カールじいさんとラッセルキムそしてモアナ

塔の上に住むラプンツェル、ギターを弾くミゲル、
サンフランキョウとベイマックス、そしてグーフィー

最後のフロートの先頭ミッキーマウスとミニーマウス

夕方のシンデレラ城で行われた花火とプロジェクションマッピングは見事でした。残念ながらデジカメのセッティングが悪く良い写真は撮れませんでした。

夕方のシンデレラ城(11月13日)

 夜の「エレクトリカルパレード・ドリームナイツ」も5人で見学しました。

ミッキーとミニーのトレイン、アリスとチシャネコ
ティンカーベルのフロート、ピーターパンの海賊船

ドリームライツトレインに乗ったミッキーとミニー

トイストーリーのウッディー、アラジンとジャスミン
アラジンの魔人ジニー、ラプンツェルとフリン・ライダー

シンデレラの乗ったカボチャの馬車、ポールルームのダンサー
ベルと野獣、そしてアナと雪の女王のエルサとアナ

ショウボート(ドナルドなど)、エアーシップ(チップ、デール)
ザムーン(ピノキオなど)、ザサン(ホセ・キャリオカなど)

20時終了でしたが、待っていた長男の車に乗り牛久の自宅まで戻りました。

小学生と中学生二人の熱狂ぶりには感心しました。2歳の孫も乗り物に乗れて楽しかったようです。三次元(空間)映像技術はさらに進化するので、キャラクターと調和したプレゼンがどのように発展するのかが楽しみです。ナチュラル(自然であること)な魅力(体感)と人間が作り出す魅力(認知)がメルトするとどうなるのでしょうか。


2024年11月10日日曜日

令和六年11月の笠間アルプス(吾国愛宕ハイキングコース)のハイキング

 11月9日(土)快晴の中、吾国愛宕ハイキングコース(笠間アルプス縦断)を歩きました。

JR水戸線の福原駅で9時過ぎに下車し、常陸国出雲大社に向かいました。大社には散歩の方や若いカップル、子供連れなど結構たくさんの方がおられました。

JR水戸線福原駅から常陸国出雲大社へ

大きなしめ縄の下で二拝四拍手一拝のお参りをしました。

常陸国出雲神社(11月9日)
大きな狛犬に守られ、左脇には大黒様が鎮座しておられました。

常陸国出雲神社の狛犬と大国主尊

 水戸線の踏切を渡り、吾国山の登山口に向かい11時頃に頂上に到着しました。頂上のお宮には数名のグループがおられました。景色が綺麗です。遠方の高い山は日光の男体山とのことです。

吾国山登山口から頂上へ(11月9日)

 途中の草原で、赤色が目立つベニシジミを見つけました。小さなキタテハもいました。キタテハは成虫で越冬出来るそうですが、ベニシジミは無理のようです。

ベニシジミとキタテハ(11月9日)

 吾国山から「旧洗心館キャンプ場」の中を通り、道祖神峠まで下山しました。頂上から20分程かかりました。

道祖神峠付近にある旧洗心館キャンプ場

 道祖神峠から難台山に向かいました。9月6日に来た際には、難台山へのルートを見つけられず引き返しましたが、今回は無事に頂上方面の標識を見つけ、数回のアップダウンを経て、難台山頂上には12時過ぎに到着しました。

 難台山頂上では数グループの登山者が昼食休憩をされていました。私もしばらく昼食休憩をとりました。

 途中の登山道には、ヤマシロギク(シロヨメナ)の花がたくさん咲いていました。

難台山登山道のヤマシロギク(シロヨメナ)

 難台山頂上から屏風岩を見学し、大福山頂上を経て団子石を通り団子石峠に出ました。

 団子石峠から南山頂上に登りました。南山頂上にもたくさんの登山者がおられました。

難台山頂上から南山頂上へ(11月9日)

 そこから下山して愛宕神社の大駐車場を通り愛宕神社まで登りお参りをしました。駐車場にはたくさんの車が駐車していて、岩間駅方面の街並みがきれいに見えました。

愛宕神社からの眺め(11月9日)

 愛宕神社の周辺で、クツワムシを見つけました。階段の隅にツマグロヒョウモンの幼虫もいました。

クツワムシとツマグロヒョウモンの幼虫(11月9日)

 岩間駅発14時27分の上り電車に乗ることができました。

  郷里の宮沢賢治の詩にある、「桃いろのうつくしい朝の日光をのみ、きれいにすきとおった風をたべた」ような、そんなすがすがしいハイキングでした。来て良かったと思いました。

 三万歩を超えていましたが、ほとんど疲れを感じることなく牛久に戻ることができました。


2024年11月5日火曜日

令和六年11月連休の筑波山登山

      11月4日(月)筑波山に登りました。

10月28日午前1時34分に同居する長男の3人目の孫娘が誕生したので、頂上の神社に御礼参りをしました。

 秋の連休最後の日の女体山頂上は大混雑です。頂上まで長い列が続いていました。

筑波山の女体山頂上付近(11月4日)

 台風21号の影響で、11月2日には強い雨がふりましたが3日朝から晴天になり、4日に出かける人が多かったようです。

4日朝8時過ぎに家を出て9時頃に真壁町のつくし湖に到着しましたが、駐車場は既に満車で、林道を登った薬王院の登山者用駐車場も満車でした。

そこから少し登った林道の空スペースに車を停め、酒寄林道と鬼ヶ作林道を通り「つくば高原キャンプ場」まで歩きました。

薬王院から酒寄林道、鬼ヶ作林道を経てキャンプ場へ

キャンプ場に向かう林道から遠くの山々がきれいに見えました。

つくば高原キャンプ場に向かう林道からの風景

キャンプ場には10時過ぎに到着しました。途中の鬼ヶ作林道の道端に見慣れない小さな花がたくさん咲いていました。後で調べたところキク科コウヤボウキ属の「コウヤボウキ(Pertya scandens)」のようです。

鬼ヶ作林道のコウヤボウキ(11月4日)

花にはガガンボが群がっていました。クチナガガガンボとのことで、受粉を助けるそうです。

コウヤボウキの花に群がるクチナガガガンボ

ヤクシソウの花も見つけました。

鬼ヶ作林道のヤクシソウ

ガマズミの実も赤く色付いていました。

鬼ヶ作林道のガマズミの実

二本松コースで女体山の頂上付近に10時50分頃に到着しましたが、大混雑でした。

つくば高原キャンプ場から女体山頂上へ

御幸ヶ原も登山者で賑わっていました。

筑波山御幸ヶ原(11月4日)

ガマの油売り口上の実演も行われていて、その側の「バーナーエリア」も満員のようでした。

ガマの油売り口上の実演

御幸ヶ原から自然研究路に入り、間宮林蔵の立身石に登った後、男体山頂上でお参りをして、薬王院コースで下山しました。

薬王院コースの登山道には「ミヤマシキミ(億両)」の実が赤く熟していましたが、同時に花を付けている株もたくさんありました。

筑波山薬王院コースのミヤマシキミの実と花

久しぶりの筑波山登山でしたが、晴天の中楽しく歩くことが出来ました。


2024年10月27日日曜日

令和六年10月下旬の霞ヶ浦の西浦中岸のハイキング

  10月25日(金)に霞ヶ浦西浦中岸のリンリンロードをハイキングしました。

土浦駅着927分の電車から降り、リンリンポート土浦を通り過ぎ、霞ヶ浦浄化センター脇の道路から境川の橋を渡って霞ヶ浦の西浦湖岸に出ました。

土浦港から境川沿いのリンリンロードへ

土浦駅付近から高浜駅付近までの37.5㎞を西浦中岸と呼んでいるようです。中岸のリンリンロードには土浦駅付近の始発点からの距離案内版が0.5㎞おきに建てられているので、どの程度歩いたのかが良く分かります。

境川の橋から西浦中岸7km付近まで

今回は、土浦駅から1時間半ほど歩いて戻る予定でしたが、西浦中岸10㎞を少し過ぎたところで予定の時刻になり引き返しました。

西浦中岸10㎞までのリンリンロードからの眺望

西浦中岸8km付近に霞ヶ浦環境科学センターの案内板がありました。

土浦駅に戻る途中の西浦西岸7km付近から、土浦市街や筑波山などが湖面越しにきれいに見えました。

霞ヶ浦西浦中岸7km付近からの眺望(10月25日)

土浦リンリンポートに1230分頃に戻ることができました。

土浦リンリンポート

西浦中岸付近はレンコン田(蓮田)に囲まれています。所々でレンコンの収穫が行われていて、12月が最盛期とのことです。

霞ヶ浦西浦中岸周辺の蓮田(10月25日)

蓮田にはアオサギやコサギ、ゴイサギなどがいました。

レンコン田のアオサギ

霞ヶ浦の湖面に盛られた石の上にもコサギやゴイサギが並んで休んでいました。

霞ヶ浦西浦湖面の石に止まるコサギとゴイサギ

マガモもいました。霞ヶ浦周辺に渡ってくるマガモは5万羽を超えるそうです。

霞ヶ浦西浦のマガモ(10月25日)

留鳥のカルガモやカワウ、オオバン、カイツブリなどもいました。

霞ヶ浦西浦のカルガモとカワウ
オオバン  カイツブリ

これから様々な渡り鳥がやってくるので、霞ヶ浦も賑やかになります。

2024年10月22日火曜日

10月下旬の牛久沼への散歩

   10月21日(月)は比較的天気が良かったので、牛久沼まで散歩しました。

牛久土浦バイパスを通り牛久沼の木道まで歩きました。まだ暑い日もありますが、あちこちにセイタカアワダチソウの花が咲き、すっかり秋の景色になってきました。

牛久駅方面から牛久土浦バイパスを通り牛久沼へ

道端にはコセンダングサの花もたくさん咲き、キタテハが飛び回っています。

コセンダングサの花の蜜を吸うキタテハ

今年はベニシジミがいつもより少ない感じですが、ヨモギの葉に2匹止まっていました。

ヨモギの葉に止まる夏型のベニシジミ

牛久沼の湖面に2個の大きな白い球体が浮かんでいました。何に利用するのでしょうか。

大きな白い球体のある牛久沼(10月21日)

三日月橋生涯学習センターの横を通り三日月橋を渡り、桜並木散策コースに向かいました。

セイタカアワダチソウと三日月橋生涯学習センター

桜並木散策コースから筑波山が見えます。

桜並木散策コース(10月21日)

林沿いの道にシロダモの実が赤く熟していました。

林沿いの道にあったシロダモの果実

クコの花にコヒラタアブが止まっていました。

枸杞の花と果実(10月21日)

クコの果実はクコシ(枸杞子)、根皮はジコッピ(地骨皮)、葉はクコヨウ(枸杞葉)と呼ばれ、生薬になるとのことです。果実にはゼアキサンチンやベタインが含有され、葉にはルチンが多いそうです1)

稲荷川の橋の下に2羽のコブハクチョウがいました。いつも橋付近にるのを見かけます。

稲荷川のコブハクチョウ(10月21日)

稲荷川沿いの歩道を歩き、三日月橋生涯学習センター付近を通るとウラギンシジミが飛び回っていました。雄と雌を確認することができました。今年はウラギンシジミの幼虫の食草である葛があちこちで勢いよく伸びていたので、いつもより頻繁にウラギンシジミと出会うようになりました。でも、ムラサキシジミに会う機会が少なくなっています。

ウラギンシジミの雄と雌(10月21日)

三日月橋生涯学習センターからアヤメ苑の側を通り、小川 芋銭の「河童の碑」で少し休憩して自宅まで戻りました。

参考)

1)白瀧 義明:野山の花 身近な山野草の食効・薬効、New Food Industry, 60(9)、53-542018