2018年5月12日土曜日

春の太白山登山

  太白自然観察の森の駐車場に車を止め太白山に登ってきました。熟年の夫婦、若いカップルや小学生連れ家族など結構登山者がいました。私が登った時間内では10グループぐらいと挨拶を交わしたと思います。ふもとの神社から20分程度で登頂できるので、仙台の方々には結構人気があるようです。でも実際は、かなり勾配がきつく、登山者のために太い鎖のガイドが設置しているほどなので、あなどってはいけません。

とりあえず、登山口の阿吽の狛犬のところから登り始めましたが、無事登頂でき、昼食でオニギリを食べました。頂上で目にとまったのは、岩かげに咲いていたフデリンドウでした。岩陰にひっそりと咲いていました。気づいた人はたぶんあまりいないように思います。結構感激しました。頂上では、なぜかヒカゲ蝶が乱舞していたのでその写真も撮りました。


 太白山には、東日本大震災の前に毎年数回登っていましたが、震災後しばらく登山禁止になったこともあり、私の震災後の登山はたぶん今回で2回目だと思います。今日の印象では、震災前の頃のような登山者の数になっていないように思います。太白山の周囲は自然観察の森にもなっているので、もっと利用されればいいのにと思っています。

 今日は、自然観察の森から太白山に向かう途中で海外のコーカシアングループにも出会いました、10人以上いたと思いますがゆっくりと談笑しながら自然を楽しんでいました。すれ違ったとき、私に「こんにちわ」と挨拶してくれました。気軽に自然を楽しめる安全な場所なのでこれからは、海外の方々も多くなるのでしょうか。

 個人的には、山野草の写真を撮りたかったのですが、ラショウモンカズラや姫シャガ、チゴユリ、マムシグサ、ウワバミソウ、ワスレナグサ、キランソウ、カキドウシ、それにナラの幼木に付いた「虫えい」などたくさんの写真を撮ることができ、ほぼ満足できる登山になりました。


 太白自然観察の森は、私が良く散歩している笊川の源流になっているので、特に親近感を持っています。笊川散歩の続きのような想いです。

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