曇が多く岩手山は麓まで覆われていました。八幡平の山頂に向かう道路も雲の中でした。11時半頃に頂上の駐車場に到着しましたが、予想以上に車が止まっていました。
頂上に向かう遊歩道には、私より高齢と思われる数組のグループがいて、それぞれがガイドから草花の名前等の説明を受けていました。追い抜く際に、若いころに来たことがある等、ガイドの説明越しに友達同士の会話がはずんでいました。八幡沼付近で昼食を楽しむ予定なのでしょう。
私は、頂上から大沼を一周して駐車場に戻り、茶臼岳駐車場から茶臼岳に登って帰宅しました。
八幡平頂上から少し下った先にある八幡沼は霧に覆われていて、八幡沼を一周する遊歩道の人影はまばらでした。でも静かで幻想的で、自然に包まれているという感覚になりました。
八幡平山の散策道路の風景(9月3日) |
この時期に見ごろになる草花はあまり多くないようですが、それでもノアザミやエゾヤマリンドウ、オクトリカブトなどを見かけました。特にエゾヤマリンドウは終わりかけのようですが遊歩道脇にたくさん咲いていました。
茶臼岳の駐車場には3台の車が駐車していました。誰もいないのかなと思っていましたが、少し安心しました。
山小屋までの登山道では誰にも会いませんでしたが、頂上の狭いたまり場に登山者が一人いて、挨拶後に入れ違いになりました。
風が強く吹いていて雲が流れていきます。下を覗くと帽子が飛ばされそうでした。頂上に15分ほどいる間に、ところどころ明るくなり雲も少なくなりました。景色は見えないかもしれないと思っていましたが、遠くまで見回すことができました。
登りは少し不安でしたが、帰りは心に余裕ができオオカメノキやノリウツギ等を眺めながらゆっくり下山しました。
今回は、熊よけ鈴を携帯していなかったので、内心不安でした。八幡平高原への入り口にある道の駅「アスピーテ」で買いたいと思ったのですがありませんでした。
少し反省していますが、今年中にまた茶臼岳に登りたいと思っています。できれば「もっこ岳」にも挑戦したいです。できるといいな。
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