2020年12月9日水曜日

初冬の牛久沼周辺の散歩

    127日(月)に牛久沼とその周辺をいつものように散歩しました。晴天で風もなく暖かい日でした。

鏡のような湖面に一艘の小舟が浮かび、漁をしている二人の姿が見えました。高齢の夫婦でしょうか。静かな風景でした。心が落ち着きます。

12月初旬の牛久沼の風景

高台にある雲魚停まで歩き、庭園に置かれた椅子に座りしばらく湖面を眺めながら休憩しました。

雲魚停の庭園と牛久沼眺望

その後、三日月橋を渡り田んぼ沿いの桜並木の道も歩きましたが、雲ひとつなく遠くまでよく見えました。今回も、景色を眺めながらゆっくりと散歩することができました。

田んぼ沿いの桜並木の散歩道

だいぶ寒くなってきたので、もう昆虫はいないだろうと思いながら歩いていましたが、ホトケノザの花の蜜を吸っているチャバネセセリを見つけました。目がクリっとしています。これまでの散歩でよく出会ったヤマトシジミとキタキチョウも、コセンダングサの花に止まり蜜を吸っていました。この時期はセイタカアワダチソウの花は終わり、センダングサ系の花が蝶々の支えになっているようです。成虫のままで越冬するのでしょうか。これからもっと寒くなるので大丈夫かなと思ってしまいます。

ホトケノザの花の蜜を吸うチャバネセセリ

コセンダングサの花の蜜を吸うヤマトセセリとキタキチョウ

 11月中旬に同じ場所を散歩した際には、数匹のベニシジミに出会いましたが、その翅の色がかなり違っていました。赤い翅のベニシジミは春型なので、春と間違えて蛹から羽化してしまったのでしょうか。

ベニシジミの翅の色の違い(11月中旬)

  ヤマトシジミにはいつでも良く出会うのですが、11月中旬の散歩では、ウラナミシジミが結構飛んでいるとの印象を持ちました。

ウラナミシジミ(11月中旬)

 これからの散歩では、昆虫に出会う機会が少なくなりますので、新たな被写体を探そうと思っています。

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