2025年3月19日水曜日

令和七年3月の土浦市小町の館周辺の散歩

  3月19日(水)、朝早くから雷が鳴り雪が降りました。寒冷前線がもたらす春雷のようです。花が雪に覆われました。ドジャース対カブス戦のある東京でも雪になったようです。

雪に覆われた花(3月19日)

 昨日(3月18日)は、2歳の孫娘とともに3人で土浦市の小町の館に行ってきました。河津桜が咲き、啓蟄も終盤を迎え昆虫も動き始めていました。空にはパラグライダーが飛んでいます。春を感じました。

土浦市小町の館周辺の散策(3月18日)

 数羽のメジロが桜の蜜を吸い忙しく飛び回っています。

桜の花の蜜を吸うメジロ(3月18日)

 小川の淵を一羽のアオジが行き来していました。

小川の淵を散歩するアオジ(3月18日)

 ベニシジミも見つけました。そろそろ蝶々も飛び始めるようです。楽しくなります。

早春のベニシジミ(3月18日)

 イヌノフグリの周りをナナホシテントウが歩いていました。アブラムシはイヌノフグリの根元で越冬するようなので、それを探しているのでしょう。

イヌノフグリの株間のアブラムシを探すナナホシテントウ

 ビロウドツリアブも数匹素早く飛んでいました。オオイヌノフグリの花の蜜も吸うようです。他の昆虫より一足早く成虫になり、寒さを凌ぐためにモフモフした毛に覆われているとのことです。

ビロウドツリアブ(3月18日)

 朝日峠展望公園の登山口付近では、中国名が筋骨草のキランソウ(金襴草)の花がたくさん咲いていました。

キランソウ(筋骨草)

 シラユキゲシ(Snow poppy)の花も見つけました。

シラユキゲシ(Snow poppy)

 その他、イヌノフグリやオオイヌのフグリの花、セイヨウタンポポの花などとともにホトケノザの花やヒメオドリコソウの花があちこちにありました。

競合するホトケノザとヒメオドリコソウ

 ホトケノザやヒメオドリコソウの花には蟻(アリ)が好むエライオソームが付いているので、蟻の巣穴付近に運ばれ、そこで繁茂するアリ散布植物と呼ばれているようですが、南茨城地方ではホトケノザの方がヒメオドリコソウより早く2月頃から花を咲かせる特徴を持っているようです。

 エライオソームを持つ花としてスミレも有名ですが、種類が多く良く似ているので、登山口付近で見つけたスミレの品種名は良く分かりません。

朝日峠展望公園登山口のスミレ(3月18日)

 3月11日に雪入ふれあいの里で見つけたスミレとよく似ています。同じ種類なのでしょうか。

雪入ふれあいの里付近のスミレ(3月11日)

 2歳の孫は小町の館駐車場から朝日峠展望公園の登山口まで無事に歩き、帰りは走って下りました。小町の里本館でお菓子を買い、楽しく過ごすことができました。


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