7月17日(木)、筑波山神社へのお参りを兼ねつくば道の筑波山麓神郡(かんごうり)駐車場に車を置き、白雲コースで筑波山に登りました。駐車場には朝10時頃に着きました。
これまで、北条大池の平沢官衙から少し離れた登山者用の駐車場に車を停めつくば道を歩いて筑波山に数回登りましたが、今回は初めて神郡駐車場を利用しました。
つくば道は徳川家光によって整備された筑波山神社への参詣道で、たくさんの史跡があり日本の道百選に名を連ねるハイキングコースのようです。神郡を通り過ぎて筑波温泉ホテルに向かう道との交差点にある六丁目の鳥居から急坂になります。
つくば道の神郡駐車場から筑波山へ(7月17日) |
旧筑波山郵便局前を通り笠間つくば線道路を横切り、最初に知足院まで登り参拝しました。
六丁目の鳥居からつくば道を通り知足院まで |
続いて知足院から筑波山神社に向かいお参りしました。三歳と八カ月の二人の孫は最近病院通いが多いので少し心配です。
つくば道から筑波山神社へ(7月17日) |
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筑波山神社(7月17日) |
筑波山神社からの登山では、御幸ヶ原コースを良く利用していましたが、今回は白雲橋コースにしました。
かなり汗をかきながら林の中を歩き、ようやく東屋に着きました。最近は、歩く機会が少なくなり体力が落ちているように感じました。東屋から女体山頂上まで0.8kmのようです。
白雲橋コースで途中の東屋まで(7月17日) |
弁慶の七戻りなどの巨石・奇岩を見学しながら、無事女体山頂上に着きました。
白雲橋コースの巨石・奇岩を見ながら女体山頂上へ |
頂上には数名の登山者がおられましたが、いつもより少ないようです。
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女体山頂上からの風景(7月17日) |
アゲハやヒョウモンチョウが飛び回っていましたが、足元を見るとシダ植物も生えていました。重金属類を蓄積する特性を持ち鉱山付近に多く分布すると言われているヘビノネコザのようです。
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女体山頂上のシダ植物(7月17日) |
最近、シダ植物に興味を持ち白雲橋コースでもシダ植物を見ながら歩きましたが、筑波山の登山道にはヘビノネコザが多いとのことです1)。
筑波山のシダ植物の分布に関する報告から |
帰りは御幸ヶ原コースで下山しました。
登山道が濡れていて歩きにくかったのですが、転ぶことも無く無事に筑波山神社まで戻ることが出来ました。
御幸ヶ原コースで下山(7月17日) |
そこから、つくば道を下り神郡駐車場に13時50分頃に到着しました。筑波山の上の雲が消えて綺麗な景色でした。
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神郡駐車場からの筑波山(7月17日) |
いつもは桜川市の真壁町側から登山するのですが、久しぶりに筑波山神社側から登ることが出来ました。
参考)
1)小幡和男ら:筑波山におけるシダ植物の垂直分布、茨城県自然博物館研究報告、(23), 29-30 (2020)
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