7月9日に小町山に登りました。
土浦市の小町の館に11時40分頃に到着し、朝日峠展望公園登山口から小町山頂上を目指し、天の川沢コースで小町の館に戻る逆コースで登山しました。蒸し暑い日でしたので登山される方は数人と少ないようです。
朝日峠展望公園登山口から「おかめ岩」を通り、ハート石分岐点から小町山方面に曲がります。
小町の館から朝日峠展望公園登山口を通り小町山へ |
よろこぶ坂を登り「もぐもぐ処」を通り12時30分頃に小町山頂上に着きました。
ハート石分岐点から小町山頂上へ(7月9日) |
頂上で昼食休憩を取り、天の川沢コースで展望岩や三段岩などの奇岩脇を通り、沢沿いの登山道を歩き14時少し前に小町の館に戻りました。
小町山頂上から天の川沢コースで下山(7月9日) |
今回の登山ではシダ類を眺めながらゆっくり歩きました。蝶々など昆虫も探し、フキバッタ、ダイミョウセセリ、ムラサキシジミの写真を撮りました。アオスジアゲハやモンキアゲハは素早く飛び回り写真は撮れませんでした。
フキバッタ類 ダイミョウセセリ ムラサキシジミ |
小町山の頂上付近にはジャノヒゲの花がたくさん咲いていました。
小町山頂上付近のジャノヒゲの花(7月9日) |
登山道にはたくさんのシダ類が生えいますが、今回初めてヘビノネコザと思われるシダを天の川沢コースの巨石群付近で見つけました。鉛やカドミウム等の重金属を蓄積するとのことなので興味を持っていました。プロアントシアニジン1)やチオール類2)が関与していると言われているようです。
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ヘビノネコザ |
小町山付近ではやはりベニシダが多いように思います。今回は、ミドリヒメワラビがよく目に止まりました。
ミドリヒメワラビ |
ミゾシダも登山道に飛び出して生えています。
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ミゾシダ |
沢沿いの登山道ではジュウモンジシダがあちこちに生えていました。
ジュウモンジシダ |
あまり見かけないオオカナワラビと思われるシダも見つけました。
オオカナワラビ |
少しづつシダ類の顔の見分けがつくようになりましたが、種類が多いのでまだまだです。
ただ淡々と歩き回っていた頃より、シダ類が気になり始めゆっくりとハイキング・登山するようになりました。
参考)
1)Hiroyuki Kamachi
et al.: Lead tolerance and accumulation in the gametophytes of the Athyrium
yokoscense. J. Plant Res., 118(2), 137-145(2005)
2)Yuko Ukai et al.: Athyrium
yokoscense, a cadmium-hypertolerant fern, exhibits two cadmium stress mitigation
strategies in its roots and aerial parts. 137(6), 1019-1031(2024).
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