岩手の畑に行ってきました。今回は6月6日に出かけほぼ2週間滞在することができました。相変わらず月に1回程度の手抜き作業ですが、これまでよりかなり長く滞在できたので、草刈りや草取りなどもこれまで以上に行うことができ、のんびり過ごしました。
今年の家庭菜園は5月7日から作業を始め、5月8日にはジャガイモを植え付けました。品種は、男爵と札幌こがね、キタアカリの3種です。昨年度までは、同じ畑に3年間ジャガイモを植え、しかも種イモは自家製でしたのでそうか病が出てしまいました。今回は畑の場所を変え種イモは購入しました。今のところ順調に育っていますが、オオニジュウヤホシテントウが見つかりましたので、次の訪問(7月)にはかなりの食害が出ているかも知れません。
5月9日には豆類を播種しました。大豆類としては、黄大豆、黒豆、茶豆、鞍掛豆を選択しました。蔓性の豆類は紅花豆と虎豆、モロッコ豆です。この地域としてはかなり早い時期の播種作業でしたが、ほぼ満足できる発芽状況でした。6月12日には、豆の葉にナナホシテントウが止まっていました。アブラムシを食べているのでしょう。ありがたいです。大豆の葉にはどれにも小さな穴が無数に開いていますので、葉を食べる虫も発生していたようです。葉をかなり真剣に点検しても虫は見つからないので、土中にひそんでいるのかも知れません。もし、フタスジヒメハムシが大発生していると、今後莢や種子も被害を受けることになるので、かなり心配です。一方、蔓性の豆類には虫がついていないようで、今のところ元気に育っていました。
畑作業をしながら昆虫探しもしました。5月の筑波連山(宝篋山)登山ではジョウカイボンという昆虫がいることを始めて知りましたが、今回早速、そのジョウカイボン属の昆虫が畑の周りに生えたミントの葉に止まっているのを発見しました。ミントの側にドウダンツツジがあるので、この木にいたのだろうと思っています。前回は、アオジョウカイと遭遇しましたが、今回はジョウカイボンそのもののようです。
でも、不思議です。一度覚えた昆虫は目に止まりやすくなるのだろうか。いままでその存在に気づいていませんでした。知ることは気づくこと、見えることにつながるようです。ジョウカイボンに関する知識を得たことで、新しい眼鏡「虫が見える本当の虫メガネ」が授かったような気分です。
また、オトシブミにも出会いました。葉を丸めて手紙のようにして落とすのでこの名前が付けられたようです。初めて見た時の感想は「グロテスク」でしたが、名前を知って親しみがわきました。面白いですね。
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