2022年3月11日金曜日

千代田アルプスでヒオドシチョウの越冬個体と遭遇

   ウクライナの悲惨な様子を気にしつつ、3月10日(木)にかすみがうら市の千代田アルプスの尾根をハイキングしました。

運よく、剣ヶ峰付近で越冬から目覚めた一羽のヒオドシチョウに遭遇しました。綺麗な個体でした。

ヒオドシチョウ(千代田アルプス:3月10日)

ヒオドシチョウ

テングチョウも飛んでいました。テングチョウはあちこちで数匹目撃しました。

テングチョウ(千代田アルプス:3月10日)

今年の冬は寒く雪も積もったので、越冬蝶には過酷な環境だったように感じていますが、昨年より数日早く出会うことができました。

県立中央青年の家の駐車場は利用者のみとのことらしいので、いつもどおり土浦市の小町の館の駐車場にお世話になり、そこから朝日峠展望台に登り景色を眺めた後、表筑波バスカイラインを少し歩いて千代田アルプスに向かいました。

剣ヶ峰に向かう途中でヒオドシチョウとテングチョウの写真を撮ることができました。晴天で気温も少し高かったので日当たりのいい山道に出てきたのでしょう。

昆虫がいると散歩も楽しくなります。

剣ヶ峰頂上では一組の夫婦が景色を眺めながら休んでおられました。

剣ヶ峰頂上(3月10日)

雪入山頂上には一人の男性登山者が休んでおられました。前回は尾根を歩いている途中ですれ違う方はいませんでしたが、春間近になりハイキングをする人が増え始めているようです。

雪入山頂上(3月10日)

浅間山に登る途中でも数人のグループとすれ違いましたが、頂上には誰もいなかったので、祠にお参りした後で昼食休憩をとりました。

浅間山頂上(3月10日)

その後、浅間山から権現山方面に歩き、閑居山から谷津コースでかすみがうら市の上佐谷に下りました。このコースの途中には「スダジイの巨木」があります。また、枝が丸い円を造っているヒノキがスクッと伸びている様子が目を引きました。

スダジイの巨木

枝が円を描いているヒノキ

上佐谷から舗装道路を歩いて三ツ石森林公園、雪入ふれあいの里、茨城県中央青年の家を経て、ホテルいやしの里から直登コースで剣ヶ峰への登山道に出て、そこから朝日峠に向かい駐車場に戻りました。

林道のあちこちでホトケノザが満開になっていました。

ホトケノザの群落(3月10)

 朝日峠展望台も青空に映えていました。

朝日峠展望台(3月10日)

朝日峠から駐車場に戻る途中で、小野小町の化身とも言われている「おかめ岩」の傍を通りましたが、おかめの左目の下に生えた地衣類が涙のように見えました。

おかめ岩の左目の下に涙の雫

 この非常事態が、そう見えるよう心に働きかけたのかも知れません。避難民が200万人を超えたようです。戦争を直ぐに止めて欲しいです。
  ホモサピエンス全員の涙のように感じました。

0 件のコメント:

コメントを投稿