10月18日は曇りでしたが、晴れ間もあるとのことだったので、八幡平から岩手山につながる裏岩手縦走路の中間地点に位置し紅葉で有名な三ツ石山に出かけました。
三ツ石山には今年7月24日に初めて登り、紅葉の時期に登山したいと思っていました。
今回は、朝八時頃に地熱発電所のある松川温泉の登山者用駐車場に車を止め、三ツ石山登山口から山頂を目指しました。
駐車場周辺の木々は紅葉真っ盛りで綺麗でしたが、登山口からしばらく登ると登山道が落ち葉で覆われ始め、さらに進むと木々の葉は茶色に変わり、紅葉は終わりを迎えていました。
三ツ石山の頂上は登山口から4.6㎞程のようですが、登山道には標識が数か所あり、雨による増水時の注意書きもありました。増水時には、赤川を超えることができなくなる場合もあるとのことです。
三ツ石山荘は松川温泉の登山口から3.7㎞の湿原にあり、雫石町の網張温泉登山口からの登山コースが山荘付近で合流していました。
三ツ石山荘からさらに0.9㎞登り山頂に到着しましたが、残念ながら岩手山方面も八幡平山頂方面も広葉樹の葉が散り晩秋の景色になっていました。
頂上は風が吹き雪がちらつきそうなかなり寒い気温でした。頂上付近で2~3組の登山グループに出会いましたが、天候が回復しそうもないので直ぐに下山しました。
3時間半ほどのピストン登山になってしまいましたが、山頂の寒さは貴重な体験になり達成感がありました。
登山道では、ツルシキミとマイヅルソウの赤い実が印象的でした。ツルシキミはミヤマシキミ属の仲間とのことで、ミヤマシキミは億両と呼ばれているようです。青い葉の上に赤い実が固まって実っていたので、最初は千両かなと思いました。でも、葉の淵がギザギザになっていません。
ツルシキミ マイヅルソウの実 |
三ツ石山で紅葉を満喫することが出来なかったので、帰りには八幡平樹海ラインの「芭蕉沼」と、松川渓谷の松川玄武岩に立ち寄りました。
八幡平樹海ラインの芭蕉沼と松川玄武岩 |
松川渓谷玄武岩ではたくさんの方が写真を撮っておられました。
その後「県民の森」の駐車場に車を止め、岩手山の七滝登山口付近を散策しました。
七滝登山口の駐車場は狭いので満車になっていましたが、その付近を散策している方はおられませんでした。
県民の森の七滝登山口周辺の紅葉(10月18日) |
綺麗な紅葉の中を1時間程ゆっくりと散歩することができました。
黄色に色づいた森の散歩道 |
草原には、一匹のヒメアカタテハが休んでいました。
県民の森で出会ったヒメアカタテハ(10月18日) |
0 件のコメント:
コメントを投稿