2023年5月28日日曜日

東京都内のプチトレイル(日比谷公園から上野公園へ)

  5月24日夜~25日に、東京に住む小学生の孫の登下校サポートのため、久しぶりに東京に行ってきました。妻がアキレス腱断裂のため私に役割が回ってきました。孫の両親は共に出張でした。

25日朝に孫を起こし、バスに一緒に乗り校門まで送った後、近くの日比谷公園を散策し、皇居脇を通り、神田、秋葉原を経て上野公園までウォーキング(街中プチトレイル)をしました。15時少し前に小学校に戻り、孫がバスに乗るのを確認し牛久に帰りました。

日比谷公園には、リュックを背負い急ぎ足で歩く通勤の方々と一緒に有楽町側から入りました。

心字池や第一花壇の周囲に並ぶ椅子はほぼ満席で、朝の静けさの中でのんびり休んでおられる方々もたくさんいました。大噴水広場ではイベントの準備が行われている様子でした。

5月25日朝の日比谷公園

時間に余裕があったので野草の花や虫などをそれとなく探しながらあちこち歩き回り、「自由の鐘」の下で休憩しました。

日比谷公園の自由の鐘

鐘には「すべての国とその住民に自由を告げる」と刻まれているそうです。もともとは米国の独立戦争の勝利を記念したもののようですが、日本には大戦後の1952年4月にレプリカが寄贈されたとのことです。

大戦から時を経て、再び世界が不安に包まれる時代が来るとは予想していませんでした。自由の鐘の音が世界に響き渡り、戦争や紛争が止むことを願いました。

公園内は春爛漫の様子でワスレナグサなど様々な草花の花が咲いていました。一羽のモンシロチョウを見つけましたが、管理が行き届いているので昆虫を見つけるのは難しそうです。

日比谷公園のワスレナグサやモンシロチョウなど

その後、日比谷公園から皇居方面に向かい楠木正成像を見学し、二重橋まで歩きました。朝9時半頃二重橋に到着しましたが、海外からの観光客がたくさん居られ、写真は撮れませんでした。

日比谷通りから楠木正成像、皇居二重橋へ

二重橋から大手門に向かう途中で宮内庁方面の写真を撮りました。

宮内庁方面の風景

上野公園に向かう道のりをしっかり調べていた訳ではなかったので、おおよその進行方向を頼りに神田から秋葉原を経て、上野公園の不忍池に到着しました。ホッとしました。

上野公園の不忍池

上野公園には修学旅行と思われる団体や幼稚園児、海外からの旅行客などがたくさんいてビックリしました。新型コロナの前よりも込み合っているようなので、野草や昆虫を探す雰囲気ではありませんでした。

野山の自然力とは異なり、人間の生きる行動力に心が共振するような心地よさを感じました。

上野公園の様子(5月25日)

このところしばらく一人で山野を歩き周り、自然との一体感を拠り所にしていましたが、今回は人々が持つ人間力のようなものに共感したので、機会があれば、また街中を歩き回りたいと思いました。

後で、携帯のヘルスケアソフトを確認したところ22km程歩いていました。上野公園では、履きなれた革靴の底(踵:かかと)がカパッと取れてしまうアクシデントがあり、急遽アメヨコで運動靴を購入し履き替えました。「しばらく履いていなかったでしょう」と靴屋さんに言われてしまいました。確かに、コロナパンデミック中は革靴を履く機会がほとんど無かったです。革靴での散歩は止めます。様々思い出の多い街中プチトレイルになりました。


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