12月7日(木)午後に牛久沼周辺を散歩しました。
いつものように牛久駅を通り過ぎ、牛久・土浦バイパスの下を歩いて牛久沼まで行きました。風が強く牛久沼は波立っていましたが、ウインドサーフィンを楽しむグループもいました。
牛久土浦バイパス下歩道から牛久沼へ |
牛久沼の散歩道にはオオバコがたくさん生えていますが、その花穂は茶色で種子が完熟している様子でした。田んぼの畦道ではホトケノザの花が目立ち、ライバルのヒメオドリコソウの姿は見えません。
草地のあちこちにハキダメギクの花が咲き、タンポポ・ジシバリなどの花も目につきましたが、花の蕾が目立つ大きなオニノゲシが印象的でした。
オオバコ花穂、ホトケノザ、ハキダメギク、オニノゲシ |
牛久沼のアヤメ苑付近は綺麗に整理され、三日月橋の欄干に座る河童の像が少し寂しげでした。
牛久沼アヤメ苑(12月 7日) |
三日月橋を渡り、桜並木を通って稲荷川の刈谷橋から牛久沼方面に戻りましたが、稲荷川沿いの遊歩道の両側にはススキ類の穂が風に揺れていました。
牛久沼稲荷川の三日月橋から刈谷橋まで |
刈谷橋の側には2匹の白鳥が休んでいました。
稲荷川刈谷橋付近の白鳥 |
そこから、白い花穂が風に揺れる道をのんびり歩きました。
稲荷川沿いの散歩道(12月 7日) |
しばらく歩くと椿の花が咲いていました。ほぼ満開のようです。
稲荷川沿いの散歩道の椿の花(12月 7日) |
道の周りの白い花穂をよく見ると、形状が様々でした。ススキによく似た花穂を持つイネ科の野草にはヨシ(アシ)やオギなどがあるとのことです。
稲荷川沿いの散歩道のオギやヨシ(12月 7日) |
ススキは乾燥した土地によく生えるとのことですので、稲荷川沿いのススキに似た野草の大部分はオギとヨシなのでしょうか。
稲荷川沿いをアヤメ苑まで戻り、そこから雲魚亭に行きました。雲魚亭のモミジが色づいていました。
河童の碑と雲魚亭(12月 7日) |
紅葉は綺麗でしたが、人影は無く晩秋の「うら悲しさ」を感じました。
雲魚亭の紅葉 |
この時期の散歩では上田敏の訳詩によるポール・ヴェルレーヌの「落葉」を口ずさんでしまいます。
秋の日の ヴィオロンの ため息の 身にしみて ひたぶるに うら悲し・・・
長い間、堀口大学の訳詩と思っていました。
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