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2022年5月10日火曜日

早春の盛岡市高松公園での散歩

    盛岡市での用事を済ませ4月28日に盛岡市高松公園に行ってきました。高松公園は岩手公園(不来方城址)とともに盛岡市では最も親しまれ利用されている公園のひとつで、「日本さくらの名所100選」に選定されているようですが、残念ながら桜の花は散っていました。

高松公園は高松の池を中心にして整備された公園で、池には他の池と同様に鴨もたくさんいましたが、鯉の大きさに驚きました。岸までたくさん近寄ってきました。

 公園の入り口から少し入ったところに、平和記念像「のぞみ」がありました。若い父親が子供を抱いている姿に平和を感じました。

高松公園の平和記念像「のぞみ」

 ウクライナにも今すぐこの記念像の家族のような平和の時が訪れるよう望みます。

高松公園の風景(4月28日)

 池を一周しましたが、平和記念像の対岸の池のほとりに「源平花桃」が咲いていました。一つの枝に白い花とピンクの花が咲いています。

高松の池ほとりの源平花桃

 白い花ではピンクや赤色の色素源であるアントシアニジンを、水に溶解しない不溶体から可溶体のアントシアニン(アントシアニジン配糖体)にするための糖結合酵素に変異が生じており、その活性が弱くなっているとのことです1)。そのため、結果的に赤色色素を液胞に蓄積できないようです。

   「キメラ咲き」とも呼ばれるようです。異なるもの同士が共存することで、その美しさが際立っています。

 白花のキクザキイチゲやムラサキサギソウも遊歩道脇で静かに咲いていました。若い頃住んでいた静岡県で、ムラサキサギソウが田んぼ一面に咲いていたのを思い出しました。その際に、この草花の名前を覚えました。

高松公園のキクザキイチゲ(4月28日)

高松公園のムラサキサギソウ(4月28日)

 高松の池の奥は、旧盛岡競馬場の跡地に整備された盛岡市エコアス広場に繋がっていました。広場からは岩手山が綺麗に見えました。広い公園だな~と感心しました。

盛岡市エコアス広場(4月28日)

 エコアス広場から公園の出口に戻る途中、牡丹園の近くにある東屋で休憩していたところ、黒い蝶々が飛んで行くのが見えました。

 追いかけてどうにか写真を撮りました。ルリタテハでした。

高松公園のルリタテハ(4月28日)

 同じエリアにシータテハも飛んでいました。


高松公園のシータテハ(4月28日)

 高松の池は、昔天然のスケートリンクになっていたようです。昭和33年には冬季国体(スケート)と全国高校スケート大会が開催されたとのことです。でも、今はもうリンクができないようです。

 半世紀ぶりの訪問でしたが、さらにきれいに整備され、当時よりかなり大規模な公園になっていました。

北山方面への散歩コースもできているようなので、機会があれば遠くまで歩いて見たいと思っています。

 

参考)

1)Xinxin Wu et al. : UFGT: The Key Enzyme Associated with Petals Variegation in Japanese Apricot., Front Plant Sci., 2017, 8, 108.

2021年10月21日木曜日

10月の姫神山登山とクジャクチョウ、シータテハ

    
     新型コロナウイルスの緊急事態宣言が9月30日に解除されたことから、10月中旬に「手抜き菜園」の様子を見に行きました。

9月中旬に草刈りをした後、草があまり伸びていなかったので、今回は周囲を整理するだけにしました。今年は、ほとんど収穫物なしで終わることになりました。

岩手にいる数日間で、初めて標高1,124mの姫神山に登ることにしました。

10月12日は、石川啄木の出身地として良く知られている盛岡市「渋民」地区にある「一本杉登山口」から頂上を目指しました。

一本杉登山口には、登山者用の駐車場の他にキャンプ場が併設されていて、雨除け屋根のある炊事用の洗い場などがありました。周囲の草原には草花がたくさん咲いていました。

姫神山の一本杉登山口キャンプ場

所々に咲いていたオオツマヨイグサの大きな黄色い花が綺麗でした。花には小さなヒラタアブが訪れ、4分裂している柱頭の一つに止まっていました。

オオマツヨイグサ

 ヒラタアブのお尻の模様がきれいです。

姫神山のハナアブ(ヒラタアブ)の仲間

一本杉を眺めた後の登山道にはコンクリート支柱の階段が設置されていて、予想外にたくさんの階段がある登山コースでした。

五合目広場で少し休み八合目まで一気に登りましたが、頂上付近には大きな岩がたくさんあり、頂上は岩が集まってできているように感じた程です。

登山道の様子

頂上からは岩手県最高峰の岩手山(標高2,038m)の雄姿が薄霧から飛びぬけクッキリと見え感激しました。

姫神山頂上からの岩手山の眺望

岩手山に向かって左側方向には姫神山ウインドパークと呼ばれる9基の風車群が見えました。約1万世帯分の電力を供給しているとのことです。

姫神山の頂上から見える姫神山ウインドパーク

頂上間近までほとんど林の中を歩くコースになっているので、四方が見渡せる頂上に到着した際の達成感をとても強く感じました。

薄曇りの天気でしたが、周りに高い山のない孤立峰なので見晴らしが良く人気があるようです。頂上には若い女性の二グループが景色を眺めて休んでいました。登頂までの平均的なコースタイムは90分程度のようです。私は急いだこともあり70分でした。

下山後に、キャンプ場周辺の草地を歩き回りました。ノコンギクやシラヤマギクなどキク科の野草がノアザミなどと共にたくさん咲いていました。

歩き回ると早速クジャクチョウがいました。4匹ほど確認しました。七時雨山や八幡平山でも飛んでいましたが、今年はクジャクチョウが多かったのだろうか。

姫神山のクジャクチョウ

シータテハとキタテハも見つけました。みんな綺麗です。

姫神山のシータテハ

姫神山のキタテハ

野原を駆け回ると時間が経つのを忘れてしまいます。楽しいのですが、これでいいのだろうかと思うこともあります。


2021年7月24日土曜日

日本の滝100選の「不動の滝」とコムラサキ

    今回の畑訪問で、7月中旬でも播種可能な種子を様々なホームセンターで探しましたが、見つけることはできませんでした。そのため畑仕事というより周囲の草刈りがメインの仕事になり、暑さが厳しくなる朝10時までには終了することにしました。

空き時間には近隣を散策することにし、七時雨山に続いて日本の滝100選に選定されている八幡平市の「不動の滝」に出かけました。

「不動の滝」や「不動滝」は全国にたくさんあり、筑波山神社の裏側に当たる桜川市にもあるようですが、実はまだ見ていません。牛久に戻ったら出かけたいと思っています。

八幡平市の不動の滝は15mの高さがあるようです。茨城県の袋田の滝と比べるとだいぶ小さいのですが、春の雪解け時期にはかなり壮大な滝になるそうです。今回も結構綺麗な姿を見ることができました。季節ごとに綺麗な姿を見ることができるようです。


滝の下を流れる川のほとりに遊歩道があるので、歩き回っていたところニホンカワトンボを見つけました。虫を捕まえて食べているところでした。

滝の直ぐそばには、切り立った岸壁の岩穴に建立された古い不動堂があります。岸壁は荒削りのゴツゴツした岩で、コケや小木が生えていますが、その木々の間を蝶々が飛んでいました。

しばらく眺めていたところ、地面に止まってくれました。初めて見る蝶々でしたが、後で調べたところコムラサキのオスのようです。表面が紫色見える方はオスかも知れません。綺麗な蝶々でした。


もう一種類の蝶々はキタテハに良く似ていましたが、岸壁付近から離れませんでした。後日写真を確認したところ、ピンボケですがシータテハのようです。

不動の滝の入り口には桜松神社があり、その手前の森は公園として整備され散策できるようになっていますが、その公園内の草むらにはたくさんジャノメチョウが飛んでいました。

また、公園の東屋付近ではコムラサキとヒョウモンチョウが飛び回っていました。東屋の屋根裏に2匹のコムラサキが止まっていたので、かなり辛抱強く待ったのですが、残念ながら翅を広げてくれませんでした。

広い駐車場には数台の車がありましたが、やはりいつもより観光客はすくないように思われます。

コムラサキの幼虫はヤナギ科の樹木を食草としているようです。シダレヤナギやネコヤナギ等は方々にあるので、もしかしたら見落としていたのかも知れません。翅の裏側も確認できたので良かったです。

採集はしませんでしたが、コムラサキをゲットした感じになりました。