新型コロナウイルスの緊急事態宣言が9月30日に解除されたことから、10月中旬に「手抜き菜園」の様子を見に行きました。
9月中旬に草刈りをした後、草があまり伸びていなかったので、今回は周囲を整理するだけにしました。今年は、ほとんど収穫物なしで終わることになりました。
岩手にいる数日間で、初めて標高1,124mの姫神山に登ることにしました。
10月12日は、石川啄木の出身地として良く知られている盛岡市「渋民」地区にある「一本杉登山口」から頂上を目指しました。
一本杉登山口には、登山者用の駐車場の他にキャンプ場が併設されていて、雨除け屋根のある炊事用の洗い場などがありました。周囲の草原には草花がたくさん咲いていました。
姫神山の一本杉登山口キャンプ場 |
所々に咲いていたオオツマヨイグサの大きな黄色い花が綺麗でした。花には小さなヒラタアブが訪れ、4分裂している柱頭の一つに止まっていました。
オオマツヨイグサ |
ヒラタアブのお尻の模様がきれいです。
姫神山のハナアブ(ヒラタアブ)の仲間 |
一本杉を眺めた後の登山道にはコンクリート支柱の階段が設置されていて、予想外にたくさんの階段がある登山コースでした。
五合目広場で少し休み八合目まで一気に登りましたが、頂上付近には大きな岩がたくさんあり、頂上は岩が集まってできているように感じた程です。
登山道の様子 |
頂上からは岩手県最高峰の岩手山(標高2,038m)の雄姿が薄霧から飛びぬけクッキリと見え感激しました。
姫神山頂上からの岩手山の眺望 |
岩手山に向かって左側方向には姫神山ウインドパークと呼ばれる9基の風車群が見えました。約1万世帯分の電力を供給しているとのことです。
姫神山の頂上から見える姫神山ウインドパーク |
頂上間近までほとんど林の中を歩くコースになっているので、四方が見渡せる頂上に到着した際の達成感をとても強く感じました。
薄曇りの天気でしたが、周りに高い山のない孤立峰なので見晴らしが良く人気があるようです。頂上には若い女性の二グループが景色を眺めて休んでいました。登頂までの平均的なコースタイムは90分程度のようです。私は急いだこともあり70分でした。
下山後に、キャンプ場周辺の草地を歩き回りました。ノコンギクやシラヤマギクなどキク科の野草がノアザミなどと共にたくさん咲いていました。
歩き回ると早速クジャクチョウがいました。4匹ほど確認しました。七時雨山や八幡平山でも飛んでいましたが、今年はクジャクチョウが多かったのだろうか。
姫神山のクジャクチョウ |
シータテハとキタテハも見つけました。みんな綺麗です。
姫神山のシータテハ |
姫神山のキタテハ |
野原を駆け回ると時間が経つのを忘れてしまいます。楽しいのですが、これでいいのだろうかと思うこともあります。
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