2021年10月22日金曜日

八幡平から裏岩手縦走路を大深山荘までハイキング

  10月14日に八幡平の畚岳(もっこだけ)から大深山荘までの縦走路を往復しました。

前日13日の八幡平は霧に包まれ、訪問したものの見通しが悪く登山は断念しました。ナナカマドの水滴がきれいでした。

八幡平山のナナカマド

14日は運よく快晴になり八幡平の麓は紅葉を迎えていました。

八幡平山麓の紅葉(10月14日)

八幡平山周辺から離れて、岩手山に向かう裏岩手縦走路を歩くのは初心者には無理かなと思っていましたが、大深山荘までの道は整備されていて、とても歩きやすい環境でした。5組程のパーティーとすれ違いました。紅葉の時期なので利用者が多いのでしょうか。

畚岳第二駐車場に車を止め畚岳登山口(裏岩手縦走路入り口)から畚岳に向けて歩き始め、途中の諸檜岳(もろびだけ)への分岐点から縦走路に入りました。

八幡平の畚岳

縦走路は尾根伝いなので遠くまで景色が見渡せました。

分岐点から諸檜岳までは2.4㎞ありましたが、比較的なだらかなアップダウンが続き周囲を見回しながら快適に歩くことが出来ました。

畚岳から諸檜岳への登山道

諸檜岳頂上からは、これから向かう縦走路の方向が良く見えました。嶮岨森(けんそもり)までは3.1kmあるようです。

諸檜岳頂上からの展望

諸檜岳と前諸檜の間には石沼(いしぬま)と呼ばれる比較的大きな沼があり、透明な水を湛えた湖面から石が飛び出ていて、綺麗なたたずまいをしていました。しばらく眺めました。

石沼

前諸檜から嶮岨森へはアップダウンが激しく、かつ道幅の狭い箇所もあるので注意しで歩く必要がありました。でも、崖から見下ろす景色がとても綺麗で感激しました。

前諸檜から嶮岨森への登山道からの眺望

嶮岨森頂上付近には名前のとおり険しい登りがあり、狭い峰を歩く登山道になっていました。このコースで一番注意が必要な部分のようでした。

嶮岨森頂上付近の景色

嶮岨森頂上からの眺望

嶮岨森頂上から大深山荘までは、道幅も広くなだらかで約1.6㎞程度の工程でした。

大深山荘では、男女二つのパーティーが休憩しておられました。

大深山荘

その後、3分程度のところに水場があるとの掲示板があったので、そのまま水場まで行き水を飲みました。冷たかったです。

水場周辺は草原で木道が設置されていました。松川温泉と大深岳の分岐点まで歩き戻りました。

大深山荘の水場から松川温泉分岐点まで

嶮岨森付近からの眺望は、紅葉が終わっていたにも関わらず本当にすばらしい眺めでした。今年はもう無理ですが、来年も挑戦したいと思いました。思い出になりました。

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