ラベル 畚岳 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 畚岳 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年10月13日日曜日

令和六年10月の八幡平山頂から八幡沼一周

    10月8日、八幡平茶臼岳に登った後、八幡平見返峠駐車場までアスピーテラインを車で走り見返り峠駐車場から雪解け期の「ドラゴンアイ」で有名になった鏡沼まで歩きました

八幡平茶臼岳駐車場から頂上駐車場を経て鏡沼まで
   遊歩道のあちこちにガマズミの実が赤く色付き、霧が水滴になって垂れ下がっていました。

霧が結露して雫になったガマズミの実(10月8日)
   鏡沼から眼鏡沼を通り八幡平頂上まで行きました。数組の登山客が頂上展望台に登っていました。私も展望台に登った後、ガマ沼まで下りました。

鏡沼から眼鏡沼を通り八幡平頂上へ(10月8日)
   ガマ沼の側に八幡沼があります。曇天でしたので湖の色は空と同じ灰色でしたが、一周することにしました。

八幡沼(10月8日)
   八幡沼の側にある休憩所の椅子でくつろぐ方がいつもいるのですが、今日はガランとしていて、人影はありません。でも陵雲荘に入る5~6名のグループを見かけました。

八幡沼の陵雲荘(10月8日)
   草紅葉も終わりを迎えた湿原をゆっくり歩き、八幡沼を一周し見返峠に着きました。

八幡沼一周の景色(10月8日)
   見返峠から八幡平山頂レストハウスとその向こうに畚岳(もっこだけ)が見えます。

見返峠からの八幡平レストハウスの御様子(10月8日)
   時間があれば畚岳にも登りたかったのですが、断念しました。昨年7月26日に小学生の孫二人と共に登頂し、1本まるまるのキュウリを皆でそれぞれ食べたのが思い出です。いつかまた孫達と登りたいと思っています。

見返峠からの畚岳の展望(10月8日)
   駐車場に戻り、紅葉がきれいなので時々休憩しながら松尾八幡平ビジターセンターまでアスピーテラインを下りました。

八幡平中腹の紅葉(10月8日)
   日暮れまでには少し時間に余裕があったので、今年5月3日に2歳の孫と共に訪れた岩手県民の森に立ち寄りました。

岩手県民の森(10月8日)
   芝生の向こうに岩手山がきれいに見えました。
   広い芝生の中に大きな鳥がいまし た。雉ではないようです。
芝生の中にいた野鳥(10月8日)

 近づくとあわてることもなく、悠然と飛んで行きました。


2023年7月30日日曜日

八幡平畚岳と八幡平頂上への登山

   小学校が夏休みに入ったので、7月23日に孫3人を連れ、車で高速道路を利用し岩手に帰省し、7月28日に牛久に戻りました。

岩手滞在中は、盛岡市アイスリンクでのスケートや八幡平の畚岳登山、二戸市の世界遺産「御所野縄文公園」、安比(APPI)高原などに出かけました。

八幡平の畚岳には、7月26日に小学生の孫二人と共に登りました。

八幡平畚岳登山(7月26日)

八幡平レストハウスから樹海ラインを少し下ったところにある畚岳第二駐車場に朝940分頃に車を駐め、登山道入り口まで樹海ラインを少し歩きましたが、道路沿いにはヤマブキショウマやミヤマシシウドなどの花がたくさんありました。

ヤマブキショウマ

ミヤマシシウド

登山道に入ると、カラマツソウやイワオトギリ、ニッコウキスゲ、ダルマユリなどの花が目を引きます。

 カラマツソウ    イワオトギリソウ
ニッコウキスゲ      クルマユリ 

途中に見晴らしの良い赤土の展望場所があり、秋田方面の景色を眺めました。

畚岳登山道からの秋田方面の眺望

昆虫なども気にしながら歩きましたが、登山口付近のミヤマシシウドやシラネニンジン、カラマツソウなどの花には、ハナアブなどの小さな昆虫がたくさん止まっいて、それらを餌とするアキアカネが飛び回っていました。

登山道の土壁にへばりついているアズマヒキガエルも見つけました。手のひらサイズの大きな個体でした。

アズマヒキガエル

登山途中に4~5名の登山グループとすれ違いましたが、登山口から25分程で順調に1578mの畚岳山頂に到着しました。

畚岳の周囲には高い山が無いので360度グルリと見渡せるのですが、今回は所々に霧がかかっていました。3人で頂上の石に座り、トマトやキウリ等を食べました。

畚岳頂上

畚岳に登頂後は、八幡平レストハウス下の駐車場に移動し、八幡平の頂上に行きました。

ドラゴンアイで有名な鏡沼を見学し、八幡平頂上(1613m)には1130分頃に到着しました。

その後、八幡沼を見下ろす休憩所で昼食を食べ、ガマ沼を見学して駐車場に戻りました。

ドラゴンアイで有名な鏡沼から八幡沼、ガマ沼へ

 途中の遊歩道の両側にカラマツソウがたくさん咲いていて綺麗でした。

カラマツソウに囲まれた遊歩道

ウメバチソウもありました。

ウメバチソウ

その他、ウサギギクやハクサンチドリなど、たくさんの花が咲いていました。

 ウサギギク     ハクサンチドリ

次回は、八幡沼から黒谷地に下りるコースや黒谷地から茶臼岳に登頂するコースに連れて行きたいと思っています。

2022年8月7日日曜日

裏岩手縦走路トレッキングへの2回目の挑戦

    7月20日からの岩手滞在中はあまり天候に恵まれませんでしたが、7月25日は午後から晴れ時々曇りとの予報だったので、早朝から八幡平の裏岩手縦走路に出かけました。 

八幡平頂上付近は朝方雨が少し降ったような感じで、あたりは霧に包まれていましたが、畚岳(もっこだけ)駐車場に車を止め9時少し前から大深岳を目指して歩き始めました。

畚岳と諸桧岳(もろびだけ)の分岐点から諸桧岳方面に向かいましたが、登山路の草が露まみれになっていたので、直ぐに登山靴が濡れ、ズボンも濡れ、靴下も濡れてしまいました。

でも、雨に濡れたモミジバカラマツやイワオトギリが登山路にたくさんあり綺麗でした。

雨に濡れたモミジカラマツとイワオトギリ

笹などの下草刈りが行われていましたが、ヨツバヒヨドリやツリガネニンジンの高山型のハクサンシャジンなどの草花はみなきちんと保護されていて感激しました。

ヨツバヒヨドリ     ハクサンシャジン

幸いにも同じ道を戻る際には、石沼などの沼も綺麗に見えましたし、登山路も快適に歩くことが出来ました。


登山路の往路と復路の様子

大深山荘には11時頃に着きました。少し休憩し、大深岳を目指し歩き始めた頃から、時々日が射すようになり天候が回復し始めました。

大深岳頂上に着く頃には青空も見え始めたので、源太ヶ岳まで足をのばしました。

大深岳から源太ヶ岳への登山路は景色のいい稜線経路でした。

大深岳から源太ヶ岳へ

源太ヶ岳頂上

源太ヶ岳の頂上からは松川地熱発電所を見下ろすことができました。

源太ヶ岳から松川地熱発電所を望む

源太ヶ岳から大深岳の登山路に戻り、水場を通り大深山荘に戻りました。水場で冷たい水を飲み、ペットボトルに水を汲みました。命の水です。

大深山荘の水場付近の景色

大深山荘から嶮岨森、諸桧岳を通り無事畚岳駐車場に戻ることができました。

天候が回復した源太ヶ岳付近ではたくさんのトンボが飛んでいました。トンボがいるので小さなハエや蚊などが少なかったのでしょうか。

登山路でイカリモンガとチャバネセセリに会いました。天候がいまいちでしたので蝶々などはあまり見かけませんでした。すこし残念です。

イカリモンガ     チャバネセセリ

靴下まで濡れてしまいましたが、午後に天候が回復し、裏岩手縦走路の景色を楽しむことができました。かなり頑張ったので、15時頃に無事駐車場に戻ることが出来ました。

裏岩手縦走路2回目の経験でしたが、また次の経路を良く考えて挑戦したいと思っています。

2021年10月22日金曜日

八幡平から裏岩手縦走路を大深山荘までハイキング

  10月14日に八幡平の畚岳(もっこだけ)から大深山荘までの縦走路を往復しました。

前日13日の八幡平は霧に包まれ、訪問したものの見通しが悪く登山は断念しました。ナナカマドの水滴がきれいでした。

八幡平山のナナカマド

14日は運よく快晴になり八幡平の麓は紅葉を迎えていました。

八幡平山麓の紅葉(10月14日)

八幡平山周辺から離れて、岩手山に向かう裏岩手縦走路を歩くのは初心者には無理かなと思っていましたが、大深山荘までの道は整備されていて、とても歩きやすい環境でした。5組程のパーティーとすれ違いました。紅葉の時期なので利用者が多いのでしょうか。

畚岳第二駐車場に車を止め畚岳登山口(裏岩手縦走路入り口)から畚岳に向けて歩き始め、途中の諸檜岳(もろびだけ)への分岐点から縦走路に入りました。

八幡平の畚岳

縦走路は尾根伝いなので遠くまで景色が見渡せました。

分岐点から諸檜岳までは2.4㎞ありましたが、比較的なだらかなアップダウンが続き周囲を見回しながら快適に歩くことが出来ました。

畚岳から諸檜岳への登山道

諸檜岳頂上からは、これから向かう縦走路の方向が良く見えました。嶮岨森(けんそもり)までは3.1kmあるようです。

諸檜岳頂上からの展望

諸檜岳と前諸檜の間には石沼(いしぬま)と呼ばれる比較的大きな沼があり、透明な水を湛えた湖面から石が飛び出ていて、綺麗なたたずまいをしていました。しばらく眺めました。

石沼

前諸檜から嶮岨森へはアップダウンが激しく、かつ道幅の狭い箇所もあるので注意しで歩く必要がありました。でも、崖から見下ろす景色がとても綺麗で感激しました。

前諸檜から嶮岨森への登山道からの眺望

嶮岨森頂上付近には名前のとおり険しい登りがあり、狭い峰を歩く登山道になっていました。このコースで一番注意が必要な部分のようでした。

嶮岨森頂上付近の景色

嶮岨森頂上からの眺望

嶮岨森頂上から大深山荘までは、道幅も広くなだらかで約1.6㎞程度の工程でした。

大深山荘では、男女二つのパーティーが休憩しておられました。

大深山荘

その後、3分程度のところに水場があるとの掲示板があったので、そのまま水場まで行き水を飲みました。冷たかったです。

水場周辺は草原で木道が設置されていました。松川温泉と大深岳の分岐点まで歩き戻りました。

大深山荘の水場から松川温泉分岐点まで

嶮岨森付近からの眺望は、紅葉が終わっていたにも関わらず本当にすばらしい眺めでした。今年はもう無理ですが、来年も挑戦したいと思いました。思い出になりました。

2021年9月24日金曜日

九月中旬の八幡平畚岳(もっこだけ)登山

    9月14日、朝から八幡平に出かけ畚岳(もっこだけ)に登りました。

アスピーテラインから見た畚岳と藤七温泉の眺望

大深沢展望台(秋田県側)からの畚岳の眺望

 畚岳駐車場から頂上までは0.9kmとのことで、比較的容易に登頂することができました。

駐車場から登山道に入ってまもなく、シラタマノキの白い果実やナナカマドの赤い果実が目を引きました。

シラタマノキの白い実とナナカマドの赤い実

登山道はくっきりとしていますが、少し狭いのですれ違いには譲り合いが大切のようです。

畚岳の登山道

頂上から秋田方面を眺めると御所掛温泉の湯けむりが見えました。御所掛温泉は一周約2kmのハイキングコースのある大沼の近傍に位置し、大沼には隣接する御所掛(大沼)キャンプ場も整備されているようです。

畚岳頂上と秋田方面の眺望

岩手方面を見ると八幡平山頂レストハウスまで、稜線を走る舗装道路が見えました。山頂から見える四方360度の景観は見ごたえがありました。

畚岳頂上からの岩手方面の眺望

紅葉には少し早かったのですが、見ごろは9月下旬から10月下旬とのことです。

畚岳からの下山風景

畚岳から下山した後、樹海ラインを通り松川渓谷玄武岩などを見ながら岩手県県民の森に行きました。県民の森にある「森林ふれあい学習館」を以前に訪問したことはありますが、付近を散策したことはありませんでした。

今回は、岩手山林道、鬼ヶ城林道を通り野鳥観察舎までハイキングしました。野鳥観察舎は、岩手山の七滝登山口からの登山道との接点に設けられているので、帰りはその登山道を下り七滝登山口を経て県民の森に戻りました。

岩手県県民の森のハイキングコース案内板

岩手県県民の森のハイキングコースにある野鳥観察舎

ハイキングコースに落ちていた「朴の木」の赤い実

今年(令和3年)はコロナ禍の中ですが、岩手山八合目の避難小屋には627日から1011日まで管理員が駐在しておられるとのことでした。ありがたいです。

ハイキングコースの概要と七滝登山口にあったお知らせ

八幡平市側から岩手山に登山するための登山口は、七滝登山口(往復8時間10分)の他に、松川登山口や上坊登山口(往復7時間20分)、焼け走り登山口(往復7時間10分)などが設けられているようです。

なお、最も人気のある登山口は盛岡市に最も近い滝沢市にある馬返し登山口とのことで、往復の所要時間は7時間40分のようです。

少し時間があったので、焼け走り登山口までドライブしました。

岩手山の焼け走り登山口

焼け走り登山口の標高は565mですので、岩手山頂上(標高2,038m)との高低差は1,473mになります。最近良く登っている筑波山(標高877m)の場合、つくし湖登山口(標高55m)から登ると822mの高低差です。

 高低差だけからみると、焼け走り登山口からの岩手山登山は、つくし湖登山口から筑波山を2往復するぐらいと推定されますが、7時間も坂道を歩き続けるのはかなり大変だろうなと想像しています。

 どこまで登れるのか、いつか試してみたいです。