7月20日からの岩手滞在中はあまり天候に恵まれませんでしたが、7月25日は午後から晴れ時々曇りとの予報だったので、早朝から八幡平の裏岩手縦走路に出かけました。
八幡平頂上付近は朝方雨が少し降ったような感じで、あたりは霧に包まれていましたが、畚岳(もっこだけ)駐車場に車を止め9時少し前から大深岳を目指して歩き始めました。
畚岳と諸桧岳(もろびだけ)の分岐点から諸桧岳方面に向かいましたが、登山路の草が露まみれになっていたので、直ぐに登山靴が濡れ、ズボンも濡れ、靴下も濡れてしまいました。
でも、雨に濡れたモミジバカラマツやイワオトギリが登山路にたくさんあり綺麗でした。
雨に濡れたモミジカラマツとイワオトギリ |
笹などの下草刈りが行われていましたが、ヨツバヒヨドリやツリガネニンジンの高山型のハクサンシャジンなどの草花はみなきちんと保護されていて感激しました。
ヨツバヒヨドリ ハクサンシャジン |
幸いにも同じ道を戻る際には、石沼などの沼も綺麗に見えましたし、登山路も快適に歩くことが出来ました。
登山路の往路と復路の様子 |
大深山荘には11時頃に着きました。少し休憩し、大深岳を目指し歩き始めた頃から、時々日が射すようになり天候が回復し始めました。
大深岳頂上に着く頃には青空も見え始めたので、源太ヶ岳まで足をのばしました。
大深岳から源太ヶ岳への登山路は景色のいい稜線経路でした。
大深岳から源太ヶ岳へ |
源太ヶ岳頂上 |
源太ヶ岳の頂上からは松川地熱発電所を見下ろすことができました。
源太ヶ岳から松川地熱発電所を望む |
源太ヶ岳から大深岳の登山路に戻り、水場を通り大深山荘に戻りました。水場で冷たい水を飲み、ペットボトルに水を汲みました。命の水です。
大深山荘の水場付近の景色 |
大深山荘から嶮岨森、諸桧岳を通り無事畚岳駐車場に戻ることができました。
天候が回復した源太ヶ岳付近ではたくさんのトンボが飛んでいました。トンボがいるので小さなハエや蚊などが少なかったのでしょうか。
登山路でイカリモンガとチャバネセセリに会いました。天候がいまいちでしたので蝶々などはあまり見かけませんでした。すこし残念です。
イカリモンガ チャバネセセリ |
靴下まで濡れてしまいましたが、午後に天候が回復し、裏岩手縦走路の景色を楽しむことができました。かなり頑張ったので、15時頃に無事駐車場に戻ることが出来ました。
裏岩手縦走路2回目の経験でしたが、また次の経路を良く考えて挑戦したいと思っています。
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