2021年9月24日金曜日

九月中旬の八幡平畚岳(もっこだけ)登山

    9月14日、朝から八幡平に出かけ畚岳(もっこだけ)に登りました。

アスピーテラインから見た畚岳と藤七温泉の眺望

大深沢展望台(秋田県側)からの畚岳の眺望

 畚岳駐車場から頂上までは0.9kmとのことで、比較的容易に登頂することができました。

駐車場から登山道に入ってまもなく、シラタマノキの白い果実やナナカマドの赤い果実が目を引きました。

シラタマノキの白い実とナナカマドの赤い実

登山道はくっきりとしていますが、少し狭いのですれ違いには譲り合いが大切のようです。

畚岳の登山道

頂上から秋田方面を眺めると御所掛温泉の湯けむりが見えました。御所掛温泉は一周約2kmのハイキングコースのある大沼の近傍に位置し、大沼には隣接する御所掛(大沼)キャンプ場も整備されているようです。

畚岳頂上と秋田方面の眺望

岩手方面を見ると八幡平山頂レストハウスまで、稜線を走る舗装道路が見えました。山頂から見える四方360度の景観は見ごたえがありました。

畚岳頂上からの岩手方面の眺望

紅葉には少し早かったのですが、見ごろは9月下旬から10月下旬とのことです。

畚岳からの下山風景

畚岳から下山した後、樹海ラインを通り松川渓谷玄武岩などを見ながら岩手県県民の森に行きました。県民の森にある「森林ふれあい学習館」を以前に訪問したことはありますが、付近を散策したことはありませんでした。

今回は、岩手山林道、鬼ヶ城林道を通り野鳥観察舎までハイキングしました。野鳥観察舎は、岩手山の七滝登山口からの登山道との接点に設けられているので、帰りはその登山道を下り七滝登山口を経て県民の森に戻りました。

岩手県県民の森のハイキングコース案内板

岩手県県民の森のハイキングコースにある野鳥観察舎

ハイキングコースに落ちていた「朴の木」の赤い実

今年(令和3年)はコロナ禍の中ですが、岩手山八合目の避難小屋には627日から1011日まで管理員が駐在しておられるとのことでした。ありがたいです。

ハイキングコースの概要と七滝登山口にあったお知らせ

八幡平市側から岩手山に登山するための登山口は、七滝登山口(往復8時間10分)の他に、松川登山口や上坊登山口(往復7時間20分)、焼け走り登山口(往復7時間10分)などが設けられているようです。

なお、最も人気のある登山口は盛岡市に最も近い滝沢市にある馬返し登山口とのことで、往復の所要時間は7時間40分のようです。

少し時間があったので、焼け走り登山口までドライブしました。

岩手山の焼け走り登山口

焼け走り登山口の標高は565mですので、岩手山頂上(標高2,038m)との高低差は1,473mになります。最近良く登っている筑波山(標高877m)の場合、つくし湖登山口(標高55m)から登ると822mの高低差です。

 高低差だけからみると、焼け走り登山口からの岩手山登山は、つくし湖登山口から筑波山を2往復するぐらいと推定されますが、7時間も坂道を歩き続けるのはかなり大変だろうなと想像しています。

 どこまで登れるのか、いつか試してみたいです。

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