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2025年11月11日火曜日

令和七年11月初旬の岩手帰省と姫神山登山

 11月5日(水)、冬支度のため岩手に帰りました。午後15時過ぎに車に乗り少しドライブしたところ、県民の森は紅葉に彩られていました。

岩手県民の森付近の紅葉(11月5日)

県民の森からの帰り道「スーパームーン」が目の前に現れ、しばらく共にドライブしました。ラッキーでした。

令和七年11月5日のスーパームーン

翌日11月6日(金)早朝の「ささやかな手抜き菜園」は閑散としていました。草刈は必要なさそうなので、白花アジサイのアナベルの剪定だけを行いました。

岩手の「ささやかな手抜き菜園」(11月6日)

アナベルの剪定後、午後から姫神山に登ることにし、一本杉登山口駐車場に向かいました。今年は熊の出没があちこちで確認されているのでソロ登山は怖かったのですが、駐車場には10台程の車があり、登山者が結構いるようなので少し安心しました。

一本杉登山口から巨木の一本杉を通り過ぎ、「ざんげ坂」の階段を登っていくと、階段を修理している一人の男性に出会いました。良く見ると姫神山の近くに住む私の親戚でした。挨拶を交わし、お礼を述べ5合目まで登りました。

姫神山一本杉登山口から5合目まで(11月6日)

5合目で少し休憩して8合目まで登る途中、前方に二人のソロ登山者が見えました。下山される方ともすれ違いました。岩が突き出た登山道をゆっくりと登りました。

一本杉登山コースの5合目から頂上へ(11月6日)

天気が良かったので頂上からの眺めが綺麗でした。頂上には一人の登山者がおられましたが、すぐに下山し始め、一人になりました。

姫神山の頂上(11月6日)

岩手山の頂上は雪に覆われています。岩手の山々には雪が降り始め、八幡平アスピーテラインは11月4日から4月15日まで通行止めのようです。

姫神山頂上からの岩手山の景観(11月6日)

頂上付近をしばらく散策した後、一本杉コースで駐車場まで下山しました。下山の際にも「ざんげ坂」の階段を修理する親戚に会いました。登山道の見守りをされているそうです。ありがたいです。

一本杉登山コースで頂上から下山(11月6日)

頂上から少し下ったところで、マイマイカブリの幼虫を見つけました。道端の土に穴を掘っています。成虫は枯れ木や崖などに穴を掘り集団で越冬するとのことですが、幼虫もやはり穴を掘り越冬するのでしょうか。

姫神山頂上付近のマイマイカブリの幼虫(11月6日)

今回、昆虫はほとんど見かけませんでした。郷里の八幡平市はそろそろ寒くなりますが、フェーズが変わったと言われている熊は冬眠してくれるのでしょうか。


2025年10月7日火曜日

令和七年10月初旬の姫神山登山とイヌガンソク

 10月4日(土)の早朝に「ささやかな手抜き菜園」の草刈りを行い、晴天だったので姫神山に登りました。

姫神山の一本杉登山コースで頂上に登る途中、シダ植物のイヌガンソクの命名の根拠になっている胞子葉の「ガンソク(雁足)」を見つけました。秋に伸び出すとのことです。イヌガンソクとよく似たシダ植物は筑波山の鬼ヶ作林道にもたくさんあるので、これから確認したいです。

姫神山登山道のイヌガンソクと胞子葉のガンソク(雁足)

姫神山一本杉登山口駐車場に10時頃に着きました。既にたくさんの車があります。マイクロバスも一台停まっていました。

一本杉園地から登山口に向かい、大木の一本杉をなで、五合目までの「ざんげ坂」をひたすら登りました。一本杉までの登山道にはシダ植物がたくさん生えているので、写真を撮りました。

姫神山一本杉園地から一本杉登山コースへ(10月4日)

五合目から木の根や岩がゴロゴロ出ている登山道を登り11時頃に頂上に着きましたが、頂上には既に20名程度の先客がおられました。ソロ登山者もポツリポツリと座っておられましたが、多くはグループ登山者のようで賑やかでした。

姫神山一本杉コースで山頂へ(10月4日)

天気が良かったので岩手山が綺麗に見えました。

姫神山頂上からの岩手山(10月4日)

 岩手山の左側には、姫神ウインドパークの風車が回っています。

姫神山頂上からの眺望(10月4日)

頂上で少し休憩して一本杉コースで下山しました。

歩き始めて直ぐにモンシロチョウのような昆虫を見かけました。落ち葉に止まったので写真を撮りましたが、エダシャク蛾の仲間のようです。

姫神山頂上付近のエダシャク蛾の仲間(10月4日)

一本杉登山口を出た草原園地には、小さなウメバチソウが咲いていました。

姫神山一本杉園地のウメバチソウ(10月4日)

ヒヨドリバナもたくさん咲いています。

姫神山一本杉園地のヒヨドリバナ(10月4日)

ノコンギクの花から花へとミドリヒョウモンが飛び回っていたので追いかけて写真を撮りました。

ノコンギクの花の蜜を吸うミドリヒョウモン(10月4日)

リンドウの花も見つけました。青色が鮮やかで綺麗です。

姫神山一本杉園地のリンドウ(10月4日)

「良い天気ですね」と声を掛けながら大勢の方とすれ違いました。楽しい登山でした。


2025年8月19日火曜日

令和七年のお盆帰省中に登った姫神山の山野草

   8月14日(木)は晴天でしたので、姫神山に登りました。

 八合目付近でソバナの二重花?を見つけました。

ソバナの二重花?(8月14日)

盛岡市の姫神山一本杉園地の駐車場に車を置き、9時15分頃から一本杉コースを歩き始めました。お盆休みなので、駐車場にはたくさんの車がありました。

登山道の側にある杉の大木(一本杉)を触った後、「ざんげ坂」をひたすら登り、9時40分頃に五合目に到着し休憩しました。

一本杉コースで姫神山登山(8月14日)

五合目までの急坂にソバナの花が咲いていました。

姫神山のソバナの花(8月14日)

ミヤマクワガタの雌もいました。足音に気付き威嚇しています。

姫神山登山道のミヤマクワガタの雌

五合目から八合目へと進み、そこから岩だらけの登山道を登り10時半頃に頂上へ到着しました。頂上には10人程の登山者がおられました。朝は天気が良かったので、岩手山が綺麗に見えるだろうと予想していましたが、残念ながら雲がかかっていました。

姫神山八合目から頂上へ(8月14日)

遠くの山並も雲に隠れてしまいました。

姫神山頂上からの眺望(8月14日)

五合目から頂上までの登山道にはヤマジノホトトギスの花がたくさん咲いていて目を引きます。

姫神山のヤマジノホトトギス(8月14日)

冒頭で取り上げた通り、八号目付近でソバナの花をよく見ると長い柱頭の先端に花が咲き、二重花のようになっています。不思議です。よくあるのでしょうか。

大きな葉にチョコンと乗っかったような小さな袋状花を見つけましたが、ネット検索ではヒットせず名前は分かりません。

姫神山で出会った大きな葉の小さな花

頂上にはヤマハハコの花がたくさん咲いています。

姫神山頂上のヤマハハコ(8月14日)

セリ科のイブキボウフウに良く似た野草の花にミヤママルハナバチが止まっていました。

姫神山頂上のセリ科の花に止まるミヤママルハナバチ

かわいいヒラタアブもいました。花から花へと飛び回っています。

姫神山頂上のセリ科の花に止まるヒラタアブの仲間

しばらく頂上で休憩し、同じコースで下山しました。下山中に20人程の登山者とすれ違いました。若者グループや家族連れなど様々です。

姫神山一本杉園地(8月14日)

賑やかな登山でした。様々な草花が咲いていて心が和みました。


2025年8月17日日曜日

令和七年お盆帰省での盛岡動物公園見学

    8月12日(火)に郷里の岩手へ、お盆のために孫3人と共に5人で車に乗り帰省しました。午前中に岩手の実家に到着できたので、午後からお墓の周りの草取りをしました。お墓参りは13日から16日です。

13日(水)は、お墓参りの前に皆で盛岡市動物公園(ZOOMO)に行ってきました。6月にピューマの子供が3頭生まれたとのことです。

盛岡市動物公園の入り口(8月13日)

フラミンゴの様子や像の給餌の観察、カンガルー広場での触れ合い、乗馬体験などが出来ました。

フラミンゴや像の給餌観察や乗馬体験

お目当てのピューマ舎も見学しましたが、暑いためなのか3頭がくっ付いて寝ていて顔が見えません。

盛岡市動物公園のピューマ舎(8月13日)

ピューマ舎の前に3頭の子供の詳しい説明版がありました。

六月に誕生した3頭の子供ピューマの紹介

その後、孫達は山羊との触れ合い広場などで遊んでいたので、私は動物公園内を少し散策しました。動物公園は広い森林の中にあり、様々なハイキングコースが設けられているようです。昆虫類もいそうなので、今後は皆と別れてハイキングコースを歩いて見たいと思ってしまいます。

動物公園内の様々な散策路(8月13日)

園内でヤナギの新芽に群がるベッコウハゴロモの集団を見つけました。茨城県の牛久市内では圧倒的にアオバハゴロモが多いのですが、盛岡市動物公園内で出会ったのはベッコウハゴロモだけでした。

ベッコウハゴロモ成虫の集団(8月13日)

動物公園内のレストランで昼食を食べた後、公園を出て岩山展望台に行きました。

盛岡市岩山展望台からの眺望(8月13日)

天気が良かったので岩手山と共に盛岡の市街地が良く見えます。

岩山展望台からの盛岡市街地の眺望(8月13日)

盛岡市の岩山の標高は340.5mのようです。私が良く登っている茨城県土浦市の小町山の標高は361mなので、同じ程度の高さのようです。これから機会があれば、岩山登山もして見たいと思っています。

岩山頂上には「啄木望郷の像」がありました。ふるさとの姫神山を見ているそうです。

姫神山を眺める「啄木眺望の像」(8月13日)

7月の帰省では姫神山に登れなかったのですが、今回は是非登りたいと思っています。

 

2025年6月9日月曜日

令和七年6月初旬の姫神山登山

 6月3日(火)に姫神山に登りました。

姫神山一本杉登山口駐車場に9時15分に到着しました。車が5~6台駐車しています。平日ですが、結構登山される方がいるようです。登山やキャンプ者用のトイレ舎が新しくなっていました。

巨木の「一本杉」に触り、階段が続く「ざんげ坂」を登り五合目で少し休憩しました。

姫神山一本杉登山口から五合目まで(6月3日)

登山口の草原にはホタルカズラがたくさん咲いていました。同じムラサキ科のルリソウかなと思いましたが違います。

姫神山一本杉登山口のホタルカズラ(6月3日)

ギンランも見つけました。一面に広がるマイズルソウの中に一本だけ咲いていました。

姫神山一本杉登山口のギンランとマイズルソウ

一本杉まで登り、巨木に触って周囲を歩くとクリンソウの花が咲いていました。他では見かけない綺麗な花です。

姫神山一本杉登山道のクリンソウ(6月3日)

登山口から五合目までの登山道周囲には「オシダ」がたくさん生えていて、群落を形成しているようです。

姫神山一本杉登山道のオシダ群落(6月3日)

五合目から八合目まで新緑の中をゆっくり進み10時半頃に頂上に到着しました。

姫神山一本杉登山道5合目から頂上まで(6月3日)

数名の下山者とすれ違いましたが、頂上には誰もいませんでした。

姫神山頂上(6月3日)

晴天の日は岩手山が綺麗に見えるのですが、今回は霧の中でした。

姫神山頂上からの眺望(6月3日)

頂上付近にはヤマツツジとは異なるピンクの花びらのツツジが咲いていました。ミヤマアズマギクもたくさん咲いています。

姫神山頂上付近のミヤマアズマギクとツツジの花

一本杉登山道には様々なシダ植物が生えていましたが、分かりやすいジュウモンジシダに加えて、イヌガンソク?、ヤマイヌワラビ、ホソバシケシダなどが目につきました。

ジュウモンジシダ     イヌガンソク?
 ヤマイヌワラビ       ホソバシケシダ

頂上付近には岩場が多くなりますが、その岩場にシシガシラ科のオサシダと思われるシダが群生していました。北上山系に生えている植物相に関する研究報告では、イヌガンソクの項目に姫神山の記載がないようです1)。論文ではオシダ科のシダ類が姫神山に17種存在するとされているようです。

姫神山頂上付近のオサシダ(6月3日)

姫神山は標高1、124mですが一本杉登山口の標高が545mとのことなので、実質579mの登山になります。登山口にはキャンプ場もあり様々な草花を観察することができるので、岩手に帰省するたびに登山しています。

参考)

1)菊地 政雄:北上山系の植物相とその植物地理的考察(1)、岩手大学 学芸学部研究年報、22, 11~44  (1964)