今回の畑訪問で、7月中旬でも播種可能な種子を様々なホームセンターで探しましたが、見つけることはできませんでした。そのため畑仕事というより周囲の草刈りがメインの仕事になり、暑さが厳しくなる朝10時までには終了することにしました。
空き時間には近隣を散策することにし、七時雨山に続いて日本の滝100選に選定されている八幡平市の「不動の滝」に出かけました。
「不動の滝」や「不動滝」は全国にたくさんあり、筑波山神社の裏側に当たる桜川市にもあるようですが、実はまだ見ていません。牛久に戻ったら出かけたいと思っています。
八幡平市の不動の滝は15mの高さがあるようです。茨城県の袋田の滝と比べるとだいぶ小さいのですが、春の雪解け時期にはかなり壮大な滝になるそうです。今回も結構綺麗な姿を見ることができました。季節ごとに綺麗な姿を見ることができるようです。
滝の下を流れる川のほとりに遊歩道があるので、歩き回っていたところニホンカワトンボを見つけました。虫を捕まえて食べているところでした。
滝の直ぐそばには、切り立った岸壁の岩穴に建立された古い不動堂があります。岸壁は荒削りのゴツゴツした岩で、コケや小木が生えていますが、その木々の間を蝶々が飛んでいました。
しばらく眺めていたところ、地面に止まってくれました。初めて見る蝶々でしたが、後で調べたところコムラサキのオスのようです。表面が紫色見える方はオスかも知れません。綺麗な蝶々でした。
もう一種類の蝶々はキタテハに良く似ていましたが、岸壁付近から離れませんでした。後日写真を確認したところ、ピンボケですがシータテハのようです。
不動の滝の入り口には桜松神社があり、その手前の森は公園として整備され散策できるようになっていますが、その公園内の草むらにはたくさんジャノメチョウが飛んでいました。
また、公園の東屋付近ではコムラサキとヒョウモンチョウが飛び回っていました。東屋の屋根裏に2匹のコムラサキが止まっていたので、かなり辛抱強く待ったのですが、残念ながら翅を広げてくれませんでした。
広い駐車場には数台の車がありましたが、やはりいつもより観光客はすくないように思われます。
コムラサキの幼虫はヤナギ科の樹木を食草としているようです。シダレヤナギやネコヤナギ等は方々にあるので、もしかしたら見落としていたのかも知れません。翅の裏側も確認できたので良かったです。
採集はしませんでしたが、コムラサキをゲットした感じになりました。
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