2021年7月27日火曜日

七時雨の駒木立(987m)への登山(七月中旬)

    715日に七時雨山麓の安代高原に行き、七時雨山(1,063m)との対面にある駒木立(987m)や田代山(945m)に登りました。

七時雨公衆トイレ駐車場に車を置き、県道227号線沿いの登山口から駒木立頂上を目指しました。

登山口から草原を通過し、森林への入り口から木立の中を進み順調に尾根の平原にたどり着きました。

尾根には芝生のような草地があり、しばらくそこで七時雨山麓を眺めながら休憩をとりました。ふっと心が落ち着くのですが、啄木のようにはいきません。語彙力不足ですが感動しました。

これから通る駒木立への登山道が細くくっきり見えます。

駒木立に登る途中一人の若い男性登山者とすれ違いました。駒木立の頂上は狭いのですが平地になっています。

頂上には誰もいませんでした。昼時だったので、飛び回るアゲハチョウ等を眺めながら、畑で収穫したブルーベリーのジャムを塗ったパンをゆっくり食べました。

その後駒木立から引き返し、尾根沿いに景色を眺めながら田代山、三方沢山、三曲山を経由して北上川源流公園へと下山しました。

尾根沿いの登山道は整備されており、ほぼ一本道なので迷うことなく下山することができます。

登山道の足元から度々ヒョウモンチョウが飛びあがりました。登山道の両脇に咲いているウツボグサの花の蜜を吸っているようです。羽裏の模様から判断すると、ウラギンヒョウモンのようです。ダイミョウセセリも飛んでいました。

アザミの花には様々なセセリチョウが止まっていました。また、森林の中ではキマダラヒカゲを良く見かけました。

三曲山からの下山途中の森林では、これまでよく見かけることの多かったヤマキマダラヒカゲやサトキマダラヒカゲと異なるタテハチョウに遭遇しました。初めてみました。

今回、初めて出会った蝶々は後で調べたところヒメキマダラヒカゲであることが分かりました。残念ながら羽を広げた姿の写真をとることはできませんでした。

同じ場所で、雉の尾羽が落ちているのを見つけました。結構大きな羽で35㎝ぐらいの長さでした。ダニなどの虫もおらず綺麗な羽だったので、持ち帰ることにしました。

家に戻ってから洗剤で洗い、記念品として保存することにしました。

単なる抜け毛なのか、あるいはキツネ等に捕まった際に抜けたのかは分かりませんが、この羽1本だけが道路をふさぐように落ちていました。

熊鈴を付けての1人登山でしたが、ほとんどが見晴らしのいい尾根を歩く登山道だったので楽しめました。

雉のスピリチュアルイメージは「幸運の象徴」とのことなので、コロナも終息し、公私ともに良い方向に向かうのではないかと思うことにしました。

自然免疫レセプターのほとんどをトランスジェニックマウスで解明された審良先生も山歩きをされているとのことで、遭難のニュースを一昨日知りました。ノーベル賞は先見主義のようですが、門外漢ながら2011年の自然免疫に関するノーベル賞には審良先生も名をつらねて欲しかったと今でも悔しく感じます。今回は無事で本当に良かったと思いました。

今回のパンデミックを経験し、免疫学と公衆衛生学が大きく発展するように感じています。


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