2018年7月17日火曜日

播種12週後の豆畑の様子



台風7号は74日に温帯低気圧に変わりましたが、この温帯低気圧の影響により5日以降に発生した西日本豪雨の被害は甚大で本当にいたたまれない想いになります。今後このような豪雨がどこで発生しても不思議ではないとのことなので、各自治体が作成しているハザードマップの確認が重要になるようです。

台風7号の影響が心配だったので岩手の畑に13日に出かけました。今回播種した豆類のほとんどが密植状態でしたので、特に花豆、白花豆の蔓は互いに絡み合い支柱がたるみ、竹を使用した部分は一部崩れ落ちていました。これは台風のせいではなく、自分の失敗によるものなので仕方ないのですが、それらの補修をし、雑草を簡単に除去しただけで仙台に戻りましたが、実はまだまだ気がかりです。

 密植状態にもかかわらず、花豆と白花豆にはたくさんの花が咲いていました。でも良く見ると、花が落ち、果実がついていない花柄もたくさん見つかりました。蔓性のインゲン豆の受粉にはハチなどの助けが必要のようなので、今後の天候がこれらの豆の収穫に大きく影響するものと思っています。


 大豆や小豆など蔓性でない豆類も順調に生育し、病気はほとんど見られず、害虫による加害はバッタ類やコガネムシによる軽微な穴あきのみでした。草食性のテントウムシの一つ、インゲンテントウには興味がありましたので、注意深く探しましたが見つかりませんでした。一方、ナスとトマトも数本植えていますが、そのうちナスの葉に一匹のオオニジュウヤホシテントウがいました。今後、増えるのかどうか興味を持っています。


 傍らに植えたジャガイモの葉にはオオニジュウヤホシテントウの幼虫がたくさん付いていました。成虫は見当たりません。暑くなったので夏季休眠に入ったのでしょうか。マメコガネもジャガイモの葉を食べ穴をあけているようです。マメコガネは、大豆の葉よりムラサキツユクサやアカザの葉のほうが好きなようで、豆畑に雑草として混じっているそれらの葉に陣取っていました。


 今年は、ジャンボカボチャの種も蒔いてみました。普通のカボチャの2倍以上もある大きな花が咲いていましたので、デッカイカボチャができることを期待してしまいます。

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