2018年7月18日水曜日

三神峯公園のベッコウハゴロモと天沼公園のハート付きカメムシ


今日、718日の仙台市の最高気温は33.1℃(1218分)でとても暑かったです。岐阜県多治見市では40.7℃を記録したとのことですが、まだ暑さは続くのでしょうか。

昨年この時期に三神峯公園でベッコウハゴロモの幼虫を見て驚いた経験をしたので、都合をつけて出かけてみました。公園と公園を取り巻く林の境界に生えている低木に注目して探したところ、予想通り白い綿毛の付いた枝がたくさん見つかりました。でもそれらのほとんどは綿毛(蝋の細毛)を付けているだけでした。でも、幸い一匹だけベッコウハゴロモと良くわかる幼虫が付いている枝を見つけることができました。
驚いたことに、ベッコウハゴロモの幼虫は綿毛に包まれた幼虫達の中に一匹でしっかりと立っていました。これまで、綿毛に包まれた幼虫はアオバハゴロモの幼虫だと思っていましたので、アオバハゴロモの幼虫の中に一匹だけベッコウハゴロモがいるものと思っていました。ベッコウハゴロモの周囲にいる綿毛に包まれた幼虫もベッコウハゴロモで、綿毛を脱げば同じ姿になるのでしょうか。アオバハゴロモの幼虫が綿毛を脱いだ姿はまだ見ていないので、興味があります。



 ハゴロモ類の種類やそれらのライフライクルについての知識が全くなかったので、かなり誤解していました。ハゴロモ類にはますます興味を持ちましたので、その後、小枝に綿毛を見つけるたびにその周囲に目を配りハゴロモ類の成虫を探しましたが、ようやく最近は綿毛の周辺でベッコウハゴロモの成虫の写真を撮ることができました。


三神峯公園では昨年ツマグロヒョウモンチョウの写真を撮りましたが、今回も撮ることができました。どういう訳か私の近くまで飛んできて草の上にとまってくれました。運がよかったです。公園内の水道の周りには水が蒔かれたような状態になっていましたが、そこにアゲハがやってきて濡れた土を舐めていました。アゲハにとっても厳しい暑さだったのでしょう、かなり近づいても飛んでいきませんでした。ヤマブキが数本茂り日蔭になっている場所でコミスジチョウに出会いましたが、あちこち飛び回りなかなかシャッターを切ることができませんでした。コミスジチョウが居た同じ場所で、小さなツバメシジミが雌雄一体になりヒラヒラと飛んでいました。飛んでいる間は単独のチョウのように見えました。


時間があったので、天沼公園にも行ってみました。昨年はコシアキトンボを始め多様なトンボが飛んでいたのですが、今回はほとんど飛んでいませんでした。残念。唯一見かけたトンボの写真をようやく撮りましたが、どうも典型的なシオカラトンボの模様と一致しないので、種類がよくわかりません。雑種なのでしょうか?

帰りがけに赤クローバからトラマルハナバチが飛び立ったので、その付近に目をやるとこれまで見たことのないカメムシがいました。背中にハートの模様のあるカメムシです。後で調べたところエサキモンキツノカメムシと名付けられた日本全土に分布するカメムシであることが分かりましたが、写真を撮り何やら少し嬉しい気分になり自宅に戻りました。

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