2020年6月13日土曜日

人面カミキリ(ラミーカミキリ)に出会いました


612日に東京アラートが解除され休業要請などの緩和が「ステップ3」になりました。油断すると感染者がまた増え始めるかもしれませんので、気の抜けない生活が続くことになります。終息に向けた展望が欲しいです。

牛久市は曇り空で雨が心配でしたが、久しぶりに市がヘルスロードとして推奨している「鎌倉権五郎景政物語コース」を散歩しました。

奥野障害学習センター駐車場を出て再びそこに戻るコースで、広々とした畑の中を通過し、中間地点には「鎌倉権五郎景政」の墓があります。

今回は、そのお墓の少し前の田んぼ脇の道端で見慣れないカミキリムシに出会いました。調べてみたところ「ラミーカミキリ(Paraglenea fortunei)」のようです。ラミーカミキリの胸部には黒い丸印が二つあることから、人間の顔にも見えるとのことで人面カミキリとも呼ばれているようです。東京都以西ではよく見かける外来種とのことのようで、温暖化に伴い北上していると言われているようです。
ラミーカミキリ(Paraglenea fortunei
国立環境研究所の侵入生物データベースでは茨城県はまだ外来分布域になっていませんが、5年ほど前に土浦市でも既にラミーカミキリが捕獲されているようなので、茨城県南部にはもう定着し始めたのでしょうか。

 久しぶりにツバメシジミにも出会いました。
ツバメシジミ(雌)
 実は、511日にもこのコースを散歩しました。その際には畑の小麦はまだ青々としていましたが、今回はもう刈り取り時期のようでした。大根も収穫されているようでした。
5月11日          6月12日
(小麦の生育の様子)
 511にはたくさんの昆虫に出会いました。特にヒメウラジャノメは、林沿いの散歩道でたくさん見かけました。今回の散歩では見かけませんでしたので、ヒメウラジャノメは春早く出現する特性があるのでしょう。また、キバネセセリもハルジオンの花にとまっていました。
ヒメウラジャノメ 5月11日撮影
チャバネセセリ 5月11日撮影
 そのほか、ホソハリカメムシやアカサシガメ、ツヤマルカメムシ等のカメムシ類やウリハムシ、コアオハナムグリ、ナナホシテントウ、シマハナアブなどがいました。
ホソハリカメムシ、アカサシガメ、ツヤマルカメムシ、ウリハムシ
(5月11日撮影)
 これからも時々このコースを散歩したいと思っています。

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