2021年3月16日火曜日

アフリカと南米の致死率の差は10倍 なぜなのか

   今日は牛久沼まで散歩しました。朝方は曇っていましたが次第に晴れ模様になり、散歩中は20℃とボカボカ日和でした。

牛久沼はのどかで、沖に釣り船が一艘いました。風の強い日はウインドサーフィンを楽しむ方々がいてにぎやかなのですが、今日は誰もいません。

牛久沼の風景(3月16日)

 もうあちこちで草花が咲き始めています。オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウはかなり前から咲いていますが、最近はあちこちでハナニラが綺麗に咲いています。また、カラスノエンドウの花も見かけるようになりました。

カラスノエンドウとハナニラ

 散歩では、いつも昆虫を気にしています。今日は、オオイヌノフグリの花に小さなナミホシヒラタアブが訪れていました。

 林沿いの道には、天気がいいとムラサキシジミがいるので、今日もゆっくりと注意しながら歩きましたが、運よくウラギンシジミを見つけました。近づいても飛ぶ気配はなく、じっとして翅も開いてくれません。オモテの翅色を良く見ると黒いので、メスのようです。葉っぱでつついたら近くの葉っぱに異動しました。もうすぐ春なので、これから元気に飛び回ると思います。

越冬中のウラギンシジミ

 歩く前方の道にキタテハが飛んできました。近づいてよく見ようとしましたが、遠くに飛んで行ってしまいました。今日は、あちこちでキタテハを見かけましたが、どれも遠くに飛んでいきました。

目の前に飛んできたキタテハ

 コロナはいつも気にしています。南米とアフリカで何故これほどコロナの被害が違うのか不思議に思っています。コロナによる死者数が約10倍違います。なぜなのでしょうか。もちろん東アジア諸国の死者率も低いのですが。

もしかしたらマラリアなどへの対策として、アフリカはイベルメクチンを利用していて、南米はヒドロキシクロロキンを使うので、そのちがいが影響しているのではないかなど、さまざまな妄想がちらつきます。新型コロナウイルスに対するクロロキンやヒドロキシクロロキン(1)とイベルメクチン(2)の細胞を用いた増殖抑制効果に関する研究報告がありました。

でも、南米の牛の肉からイベルメクチンが検出されたことが問題になっているようなので、単純に常備薬の違いが鍵だったなどとはならないのかもしれません。

欧米や南アメリカでの致死率の高さと、東アジアとアフリカでの致死率の低さに大勢が気付いている訳なので、専門の方々の見解を知りたいとおもってしまいます。  

Original Antigenic Sin(3)も気になります。

参考)

1)Stuart Weston et al.: Broad Anti-coronavirus Activity of Food and Drug Administration-Approved Drugs against SARS-CoV-2 In Vitro and SARS-CoV In Vivo., J. Virology, 94(21), e01218-20(2020).

2)Leon Caly et al.: The FDA-approved drug ivermectin inhibits the replication of SARS-C0V-2 in vitro. Antiviral Research, 178(2020) 104780.

3)Aydillo T. et al.: Antibody immunological Imprinting on COVID-19 Patients., medRxiv (doi.org/10.1101/2020.10.14.20212662)


0 件のコメント:

コメントを投稿