7月7日(木)、午後から牛久城跡を通り牛久沼まで散歩しました。
牛久城跡と牛久沼(7月7日) |
牛久城跡ではトンボをたくさん見つけ、シオカラトンボと少し違う色のトンボがいたので写真を撮りました。
オオシオカラトンボのようです。メスは三匹確認しましたが、最初はコシアキトンボかなと思いました。
枯れた落ち葉の上を走り回るハラクロコモリグモも見つけました。葉の上にはイオウイロハシリグモが陣取り、獲物を待っているようです。大きな網を張っているジョロウグモもいました。
ハラクロコモリグモ イオウイロハシリグモ |
木の葉にマメコガネが止まっていました。小ぶりで綺麗な甲虫です。日陰でノコギリカミキリも一匹見つけました。ジッとしていました。
マメコガネ ノコギリカミキリ |
左の翅が少し欠けたアカタテハも飛んでいました。ヒメアカタテハは頻繁に見かけますが、アカタテハに遭遇したのは久しぶりです。
アカタテハ |
暑い日でしたが、昆虫やクモはそれぞれの食べ物を探し回っているようです。
牛久沼のほとりの遊歩道ではシオヤアブの雄を数匹確認しました。炎天下にも関わらず素早く飛び回っていました。尻尾の丸い白い毛がユーモラスです。
シオヤアブ |
林沿いの道ではハグロトンボとコミスジに会いました。
ハグロトンボ コミスジ |
ハグロトンボの前翅と後翅の動き方には規則性があるようですが、蝶々と同じなのでしょうか。翅はゆっくり動くのですが、その割に結構スピードが出ているように感じます。
台風が熱帯低気圧に変わり、茨城県は雨との予報もありましたが、待望の雨は降らず日が照り、牛久沼の太公望達は日傘をさしていました。
雲魚亭では、小川芋銭翁が好んだとして知られている「仙翁:センノウ」がボランティアグループによって育てられ、綺麗な花が咲いていました。
雲魚亭からの景色 センノウ |
クチナシは初夏の花とのことですが、そろそろ終わりのようです。早いです。
クチナシの花(雲魚亭)7月7日 |
19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案したジャネの法則(Janet's
law)によると、人が感じる時間の長さは、自らの年齢(X)の逆数(1/X)に比例するとのことなので、10才頃に感じた時間の長さに比べ、70才で感じる時間の長さは1/7程度になるようです。今年は特に春がサッと過ぎたように感じました。
0 件のコメント:
コメントを投稿