2022年7月18日月曜日

筑波山麓のアサギマダラと人面のオオホシカメムシ

   7月17日(日)、桜川市のつくし湖の駐車場に車を止め、薬王院から林道酒寄線と鬼ヶ作林道、裏筑波観光道路を歩き、旧ユースホステル跡地からのコースで筑波山に登り、自然研究路を周って薬王院コースで下山しました。

数日雨模様の天気で、朝は雨が降っていましたが回復するとの予報でしたので、牛久から11時頃に出かけました。

今回は鬼ヶ作林道で3匹のアサギマダラに遭遇しました。それぞれヒヨドリバナの多い道端で花の上をヒラヒラ飛んでいました。筑波山に登ってから、再び同じ場所を歩きましたが、場所を変えることなくそれぞれ相変わらずヒヨドリバナの蜜を吸っていました。来てよかったと思いました。優雅でした。

筑波山麓のアサギマダラ(7月17日)その1

筑波山麓のアサギマダラ(その2)

筑波山麓のアサギマダラ(その3)

林道を歩いている間は日が照っていましたので、道端の野草の花に様々な昆虫が訪れていました。

ヒヨドリバナにはアサギマダラ、オカトラノオの花にはダイミョウセセリが止まっていました。

オカトラノオの蜜を吸うダイミョウセセリ

 ヒヨドリバナやオカトラノオより多くの昆虫が訪れていたのは、タカトウダイのようです。タカトウダイとノウルシの違いが良く分からないので、少し調べて見たいと思っていますが、林道脇に生えている野草なのでタカトウダイとして記載しました。トウダイグサ属の花は杯状花序と呼ばれるそうですが、林道のタカトウダイの杯状花序は様々でした。

 タカトウダイの花を訪れていた昆虫の中に、人面模様のカメムシがいました。

筑波山麓のオオホシカメムシ

良く見ると白髪のおじいさんに見えます(わたしかな?)。オオホシカメムシのようです。

おじいさん顔のオオホシカメムシ

アカハナカミキリもいました。

アカハナカミキリ

 その他、たくさんのハナアブとハナバチがタカトウダイの花を訪れていましたが、後日整理したいと思っています。

今回は、旧ユースホステルを通り登る登山道の通行止めが終了していましたので、久しぶりにそのコースで御幸ヶ原まで歩いてみました。

残念ながら、頂上付近は霧の中でしたので自然研究路を周り下山しました。

筑波山自然研究路入り口(7月17日)

筑波山麓はヤマユリが咲き始めていました。

筑波山麓のヤマユリの花(7月17日)

岩手の、ささやかな手抜き菜園は草ぼうぼうになっている頃なので、そろそろ帰省しなければならないことから、雨模様の中の登山でしたが、おもいがけずたくさんの昆虫と出会うことができました。幸運でした。

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