2023年9月12日火曜日

笠間・吾国愛宕ハイキングコース(笠間アルプス)の縦走

    9月10日(日)笠間・吾国愛宕県立自然公園ハイキングコースに行ってきました。

水戸線の福原駅で電車から降り、吾国山(518m)から難台山(553mを経て愛宕神社でお参りをし、無事に常磐線の岩間駅に到着しました。台風一過の暑い日で、8日に大雨が降ったので山道が滑りやすいこともあり、かなり疲れました。

牛久駅657分発の電車に乗り、友部駅で水戸線に乗り換え、福原駅には810分に到着しました。駅前には笠間・吾国愛宕ハイキングコースの案内板があり、駅から吾国山へのハイキングルートが分かりやすく表示されていました。

JR水戸線福原駅とハイキングルート掲示板

福原駅は岩間駅から始まるハイキングコースの終点で、駅前に25番の標識が設置されていましたが、今回は逆回りのコースで出発点の岩間駅を目指しました。

福原駅のハイキングコースの標識

福原駅から吾国山の登山口(14番標識)までは40分程かかりましたが、曲がり角など要所要所に標識や掲示版があったので、迷うことはありませんでしたが、21番標識から北関東高速道路の下をくぐり、17番標識の吾国山神社の鳥居までのコースが少し複雑でした。

北関東自動車道路下の標識と吾国山神社鳥居・17番標識

登山口からヒノキ林に囲まれた登山道を10分程登り、舗装された林道を横切りさらに25分程登るとカタクリ群生地に到着しました。

吾国山登山口と登山道の様子

カタクリ群生地の稜線広場には「我国人徳社」の開言師本橋宗八の塋域(墓)があり、そこから5分程登ったところが吾国山頂上で、頂上には吾国山神社がありました。頂上からの眺めは綺麗でした。頂上には11番の標識がありました。

吾国山付近の塋域や頂上の吾国山神社と眺望

お宮の前で、3人の20歳代と思しきトレイルランナーが英語で談笑しながら汗を拭き休憩されていました。

神社は整地された小高い場所にあることから、蝶々が飛び回っていました。ナミアゲハやコミスジの他に、一瞬ですがカラスアゲハも見かけましたが、近くに止まってくれたのは縄張り争いをしているツマグロヒョウモンの雄達だけでした。

吾国山頂上のツマグロヒョウモン(雄)

吾国山頂上から下り始めると間もなく迂回路があり、本道に戻ると迂回路指示板にスズメバチ注意と記されていました。さらに下り、舗装された林道を横切り進んでいくとキャンプ場に出ました。

キャンプ場では番犬が吠えていて近くまで走って来ました。少し怖かったのですが無視して、舗装された林道を歩き無事に10番目標識のある「道祖神峠」に到着しました。

キャンプ場から道祖伸峠まで

道祖神峠から難台山を目指して歩きましたが、結構アップダウンのある長い登山道で、途中にスズラン群生地に向かう登山道がありました。暑いので汗がドンドン出てかなり疲れましたが、難台山頂上(8番標識)には1110分頃到着しました。

道祖伸峠から難台山頂上まで

難台山頂上に向かう登山道にホトトギスの花が咲いていました。ヤマジノホトトギスでしょうか、ヤマジノホトトギスの茎は毛深いそうですが確認していません。

ホトトギス類(ヤマジノホトトギス?)

難台山頂上から下り始めるとまもなく屏風岩に到着しました。大きな切り立った岩でした。その大きさに驚きました。その後、獅子ヶ鼻や団子石を見学し団子石峠に到着しました。

屏風岩、獅子ヶ鼻、団子石、団子石峠の様子

団子石峠から30分ほど登ると南山展望台がありました。展望台の椅子には登山者グループが休んでおられました。南山頂上から20分程で1番標識の吾国愛宕ハイキングコース入り口に出ましたが、案内板で紹介されていたクモガタヒョウモンには出会うことが出来ませんでした。

南山頂上と頂上付近の様子

ハイキングコース入り口から乗越峠を横切り愛宕神社方面に向かうと、神社前に「愛宕天狗の森大駐車場」がありました。そこから、愛宕神社まで階段を登り参拝し、掲示板を見ながら岩間駅まで歩きました。

ハイキングコース入り口から愛宕神社を経て岩間駅へ

岩間駅が出発点ですので、岩間駅が1番標識なのだろうと福原駅の25番標識を見た際に思いましたが、愛宕神社付近から難台山への登山口が1番標識になっていました。駐車料金が無料の「愛宕天狗の森駐車場」や「乗越峠駐車場」があるので、近隣の方々はそこから1番標識の難台山登山口を通り難台山方面へのハイキングを楽しんでいるように思われます。

福原駅から岩間駅まで17.1kmとのことですが、810分から14時頃まで無事に歩くことが出来ました。今回出会った登山グループは10組程度でしたが、紅葉の時期には混雑するのでしょう。

紅葉の時期にまた歩きたいと思っています。

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