11月6日(月)から10日(金)まで牛久の自宅から車で岩手に行ってきました。
冬支度のための帰省で、一歳半の孫を連れての3人旅でした。
「ささやかな手抜き菜園」では、7月に播種したカボチャの収穫と植木の選定などを行いました。雑草は枯れ始め、草刈りは不要でした。
7月の遅すぎる播種で育ったカボチャは、やはり小さなものばかりでしたが、10数個収穫できたので牛久に持ち帰りました。
数十年前に植えた柿や桜、グミ、梅などの木々が大きくなり「電線に届きそう」、「隣地に葉が散る」などのため剪定・伐採をしなければならない状況になり、今となっては悩みの種です。
今回は、できる範囲で切断・剪定をしましたが、まだまだ不十分です。
10月8日は所用のため盛岡市に出かけました。家内が用事を済ませている間に孫と私は盛岡城跡公園に出かけました。
盛岡城跡公園は紅葉の真っ盛りでした。
盛岡城跡公園の紅葉(11月8日) |
盛岡城跡公園の紅葉(11月8日) |
たくさんの観光客が写真を撮っておられました。
盛岡城跡公園(11月8日) |
その後、高松公園広場の駐車場い車を置いて、高松の池のほとりを散歩しました。
盛岡市高松ノ池の平和記念像「望み」 |
盛岡市高松ノ池(11月8日) |
高松ノ池から高松公園多目的広間に戻り、孫の遊具などでしばらく遊びました。
高松ノ池から高松公園多目的広場へ |
多目的広場から岩手山がクッキリ見えました。
高松公園多目的広場からの岩手山の眺望 |
今年こそは、岩手山登山に挑戦したいと思っていたのですが、果たせませんでした。
今回は短期間の帰省でしたので、残念ながら国立公園の八幡平や姫神山に出かけることは出来ませんでしたが、岩手でも熊の目撃や被害情報がネット上にたくさん出ていたので、一人での山歩きは少し不安でした。
「手抜き菜園」の近隣でも、今年は熊が何度も目撃されているとのことでした。以前から熊による農作物被害は良く話題に上っていました。
熊も生きるために大変ですが、山間の住民や農家の人々も大変です。
動物保護あるいは種多様性の観点や人身保護、農業被害軽減の視点から北海道~九州までの熊を含むイノシシやシカ、キツネ等の在来野生動物の概数が計測できる航空機やドローンなどによるリモートセンシング(1)や衛星によるテレメトリーシステム(2)が実用化されるといいなと思っています。
野生動物は本来棲み分けをしているのでしょうが、シカやイノシシ等が増えすぎると餌を奪い合う可能性も指摘されているようです。熊は冬眠中の受胎期間が2カ月と言われています。豊作の翌年が凶作になると悲劇が起きそうです。
七時雨山麓にも車で行きましたが、生憎の天候で良い写真が撮れませんでした。
七時雨山麓(11月8日) |
七時雨山麓にも熊がたくさんいるようですが、今年は人身被害は無いようです。11月17日から、七時雨山麓を通る道路が閉鎖されるとのことです。
宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」を読み返しました。
参考)
1)宮坂 聡ら:航空機によるリモートセンシングによる野生動物の検出、日本リモートセンシング学会誌、39(5)、371-376(2019)
2)望月 翔太ら:野生動物の保護管理における衛星リモートセンシング技術の応用、日本生態学会誌 64:253 - 264(2014)
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