2024年4月15日月曜日

令和6年4月の笠間アルプス縦走とヒオドシチョウ

  4月14日(日)に水戸線の福原駅で降り、笠間アルプスを縦走し岩間駅まで歩きました。

当日の早朝、牛久駅で人身事故があり電車が大部遅れましたが、福原駅に918分に到着し、吾国山(518m)から難台山(553m)、大福山(432m)、南山(382m)、愛宕山(306m)を通り、岩間駅発1458分の常磐線上り電車で牛久駅まで戻りました。

晴れ模様の日曜日でしたが、福原駅から吾国山に向かう登山者は私だけのようでした。

水戸線福原駅から吾国山登山口へ(4月14日)

吾国山頂上付近にあるカタクリ群生地には1030分頃に着きましたが、カタクリの花はほぼ終わっていました。

吾国山頂上付近のカタクリ群生地(4月14日)

カタクリ群生地の一帯は公園のように整備されていますが、数組のグループが散策されていました。

 カタクリ群生地から吾国山の頂上に登り、そこから旧洗心館のキャンプ場まで下りました。キャンプ場にはたくさんの利用客がおられました。快適なキャンプ場のようです。

吾国山頂上から旧洗心間キャンプ場まで(4月14日)

 キャンプ場から道祖伸峠に出て、難台山に向かいましたが、途中に「スズラン群生地」への下山口があったので行ってみました。スズランの花は5月中旬が見ごろとのことでした。

道祖伸峠から難台山登山道のスズラン群生地へ

 スズラン群生地から難台山への登山道に戻り少し歩いた所で「ツクバキンモンソウ」を見つけました。ミヤマシキミの花もたくさんありました。難台山まではアップダウンが続き結構疲れました。

難台山登山道のツクバキンモンソウ(4月14日)

 難台山頂上には1230分頃に到着し昼食休憩をとりました。

スズラン群生地から難台山頂上、屏風岩、大福山へ

 昼食中に頭の上を2匹の蝶々が飛び回っていました。良く見るとヒオドシチョウでした。今年は、小町山や筑波山で出会うことが出来ませんでしたが、偶然にも目の前に止まってくれたので写真を撮ることが出来ました。越冬成虫のようです。

難台山頂上のヒオドシチョウ(4月14日)

 その後、屏風岩を見学し「大福山」頂上を通り、団子石を経て「南山展望台」に1320分頃に着きました。南山展望台からは「愛宕山」が良く見えました。

団子石から南山展望台まで(4月14日)

 南山展望台から愛宕神社の大駐車場に下山し、そこから愛宕神社でお参りをし、さらに神社の後ろにある「六角殿」まで行きました。

南山登山口から愛宕神社六角殿まで(4月14日)

六角殿の周囲には太い大きな木々がそびえていましたが、最近切断したと思われる切り株の真ん中にヒオドシチョウが止まっていました。

愛宕神社切り株に止まったヒオドシチョウ(4月14日)

大木を見上げると数匹のヒオドシチョウの他に、ルリタテハと思われる蝶々等が飛び回っていました。越冬蝶々が結構いるようです。

神社の大駐車場は満車でした。「愛宕天狗の森」には家族連れがたくさん来られていました。道路には駐車待ちの車がつながっていました。

笠間アルプスの山々の桜は大部散っていましたが、愛宕山から下る道路の桜はまだまだ見ごろのようでした。

愛宕山下山途中のソメイヨシノと岩間駅(4月14日)

山桜はソメイヨシノより遅く咲くものと思っていましたが、笠間アルプスの山桜は殆ど散り納めの感じでした。北国と同様、一斉に咲き出したのでしょうか。

 歩いた距離はスズラン群生地往復2㎞を加えて19㎞程度のようです。福原駅から吾国山登山口までの道端にはスイバ等を食草にするベニシジミが飛んでいました。スズラン群生地までの山道ではミヤマセセリが道案内をしてくれました。

ベニシジミとミヤマセセリ(4月14日)

 岩間駅まで楽しく歩くことが出来ました。桜吹雪の中、吾国山から愛宕神社までたくさんの登山グループに出会いました。

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