2024年10月1日火曜日

牛久沼のほとりのクロコノマチョウ(黒木間蝶)

 9月30日、久しぶりに牛久沼まで散歩し、クロコノマチョウ(黒木間蝶:Dark Evening Brown)に出会いました。

クロコノマチョウ(黒木間蝶)

牛久土浦バイパスから牛久城跡公園に向かい、城跡公園の中を通り牛久沼の木道まで歩きました。

牛久土浦バイパスから牛久城跡を経て牛久沼へ

その際、牛久沼の根古屋橋と元気館をつなぐ道路に出る直前の薄暗い道で黒いタテハチョウが2匹飛び回っていました。写真を撮り後で調べたところ「クロコマノチョウ」のようです。初めてみました。普段は竹林や樹林の中に潜んでいるとのことです。

牛久城跡公園の広場では、たくさんのヤマトシジミやキタキチョウが飛び回っていました。

ヤマトシジミ

牛久沼のほとりの木道の下では、アゲハチョウとアオスジアゲハが並んで水を飲んでいました。

牛久沼のアオスジアゲハ

林沿いの道ではヒカゲチョウを見つけました。クロコノマチョウもヒカゲチョウと同様にタテハチョウ科(Nymphalidae)ジャノメチョウ亜科(Satyrinae)に属し、目印の斑点があるようですが目立ちません。

ヒカゲチョウ

遊歩道を歩いてアヤメ苑に到着すると、ヒガンバナが綺麗に咲いていました。

牛久沼アヤメ苑のヒガンバナ(曼殊沙華)

アヤメ苑から三日月橋を渡り「三日月橋さくら散策コース」に入り稲荷川の橋を渡って、稲荷川沿いの道をアヤメ苑まで戻りました。

アヤメ苑から「三日月橋さくら散策コース」へ

アヤメ苑から小川芋銭の河童の碑に向かいました。

アヤメ苑から河童の碑へ

林沿いの木の枝にはアオバハゴロモがたくさんいましたが、茶色のアミガサハゴロモも見つけました。これも在来のアミガサハゴロモだろうと思っていましたが、その後外来のチュウゴクアミガサハゴロモが増加しているとの報告が見つかったので、比較すると、やはり外来種のようです。10月中旬には自宅のブルーベリーの枝に止まっているのを見かけましたが、良く観察すると家の周りを飛び回っていました。

チュウゴクアミガサハゴロモ(10月30日)

  雲魚亭から牛久土浦バイパスに出て自宅にもどりましたが、その途中で2cm程度の大きなヒロヘリアオイラガの幼虫を一匹見つけました。
ヒロヘリアオイラガ

 イラガの幼虫は、触ると蜂に刺されたような痛さを感じることから「電気虫」とも呼ばれるようですが、牛久地方では「八幡太郎」と呼ぶようです。「イタイイタイガ」や「オキクサン」、「オコゼ」などと呼ぶ地域もあるそうです。越冬中の蛹を食べる地方もあるとのことで、驚きました。

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