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2026年6月27日土曜日

六月末の「手抜き菜園」の草刈と七時雨山麓、安比高原「ぶなの駅」訪問

 6月21日(日)に岩手へ帰り、26日(金)に牛久へ戻りました。梅雨の晴れ間、岩手山がきれいでした。

梅雨の晴れ間の岩手山(6月24日)

 旧宅地の梅の木は5月に枝を切りましたが、それでも3kgほどの梅の実が収穫でき牛久に持ち帰りました。草ぼうぼうでしたが、1日半で無事草刈り作業を終えました。

旧宅地の草刈前後(6月23~24日)

手抜き菜園ではブルーベリーの実がたくさん付いていたので、今後楽しみです。でも収穫時期に来られるのかな~と少し心配です。二日間で草刈は完了しましたが野菜の植え付けは出来ませんでした。

手抜き菜園の草刈前後(6月24~25日)
今年は、ハルジオン(春紫菀)の後から生えてくるヒメジョオン(姫女菀)の花がたくさん咲いていました。

手抜き菜園のヒメジョオン(6月24日)

コンフリーの花の蜜をツマグロヒョウモンが吸っていました。コンフリーは根茎が発達し毎年出てきます。

コンフリーの花の蜜を吸うツマグロヒョウモン

 6月25日(木)の午前中3時間の作業で、目的にしていた草刈り作業がほぼ終わったので午後から七時雨山など近隣の野山へ出かけました。

 七時雨山麓の北上川源流の駐車場に車を停め、景色を眺めました。七時雨山と向かい合う田代山や小巻立に以前数回登っていますが、また登りたいと思いつつ、なかなか実現しません。一人だと熊が怖いです。

七時雨山麓の風景(6月25日)

 七時雨山麓は放牧地から農地へと変貌し、トラクターが動き回っています。キャベツやダイコン、トウモロコシなどの生産地になりました。

 七時雨山麓から八幡平市の安代地区へと下る途中の道路端にオオハナウドの花がたくさん咲いていたので車を停めて写真を撮りました。緻密な花です。

七時雨山麓のオオハナウドの花(6月25日)

 安代地区の「北館製麺」と「ふうせつ花」で土産を購入し、安比高原の「ぶなの駅」に向かいました。

安比高原「ぶなの駅」(6月25日)

ぶなの駅周辺を散策すると、池の周りに淵が赤色になったシダがありました。オサシダのようです。

「ぶなの駅」のオサシダ(6月25日)

 ヤマオダマキの花も咲いていました。

「ぶなの駅」のヤマオダマキ(6月25日)

 八幡平山頂のドラゴンアイや姫神山への登山など様々行きたいところがありましたが、今回は草刈の旅でした。

2025年7月25日金曜日

令和七年夏の安比高原「ぶなの駅」の散策

 7月21日(月)の午後から八幡平市安比高原の「ぶなの駅」に行ってきました。

安比高原の「ぶなの駅」は「道の駅」とは違い、地元の農産物などの販売所ではなく、ブナ林を中心にした高原の景観を公園のように親しんでもらうために整備された岩手北部森林管理署、新町森林事務所が管理する駐車用施設で、安比スキー場前森山の裏側に位置し、安比スキー場周辺に開設されたAPPIリゾートの夏の憩いのフィールドになっているとのことです。

この高原は、1000年以上前から蝦夷馬や南部馬の放牧地として利用されてきたとのことで、その長い歴史とブナ二次林誕生の経緯に興味を持ちました。

ブナ二次林を見学するため草原をしばらく歩きました。

ぶなの駅からブナの二次林に向かう草原(7月21日)

草原にはヤナギランやヒヨドリバナがたくさん咲いていました。昭和から平成に変わる時期に「ぶなの駅」を開設するきっかけになったのは隙間なく生育したブナの二次林とヤナギラン等の豊富な山野草があったからのようです1)。ヤナギランの群生が綺麗でした。

ブナの二次林に向かう草原の草花(7月21日)

ブナ二次林の形成はブナの伐採が行われた大正から昭和30年代頃までの間に、1ヘクタール当たり一本程度の巨木が切り残され種子をまき散らしたことによるものだそうです。ノコギリで切り倒すのが困難な巨木が点在する高原で牛馬の放牧が続けられ、芝刈りや野焼きなどの作業が継続されたことにより二次林が形成されたとのことです。

安比高原のブナの二次林の様子(7月21日)

安比高原のブナの二次林(7月21日)

ブナの二次林を散策してぶなの駅がある「中の牧場」に戻りました。

安比高原中の牧場の様子(7月21日)

中の牧場には馬の親子が放牧されていて草を食べていました。

安比高原中の牧場に放牧された馬の親子

これまで何度もぶなの駅を訪れ、蝶々の写真をたくさん撮りましたが今年は少なく感じます。ぶなの駅がある「中の牧場」に戻りようやくウラギンヒョウモンが数羽群れているヒヨドリバナを見つけました。

ヒヨドリバナの蜜を吸うウラギンヒョウモン(7月21日)

ワラビの葉にヒメキマダラシジミが止まっていました。

安比高原のキマダラセセリ(7月21日)

セリ科の花に止まっているアカスジカメムシも見つけました。

安比高原のアカスジカメムシ(7月21日)

今年は、北海道でも40℃になるなど、日本全国で暑い日が続いているので、蝶々などは夏眠に入ってしまったのでしょうか。少し寂しいです。

美しい景観や飛び回る昆虫の姿がこれまでのように変わらず続いて欲しいと願っています。

 

参考)

1)  松尾 亨:自然と人と動物が作り出した森 安比高原、みどりの東北、東北森林管理局、No.55、p11 (平成20年10月).

2022年6月15日水曜日

6月の手抜き菜園の様子と安比高原「ぶなの駅」訪問

  6月9日(木)に牛久から岩手に出かけ13日(月)に戻りました。

5月の連休中に岩手のてぬき菜園に豆類の種を撒きジャガイモを植えたので、畑や他の敷地などの草刈り作業をするためです。でも、正味3日間だけの作業でした。

朝6時少し前から、半日程度草刈り機での草刈り作業などを行い、残りの時間は近隣の観光地などの散策をすることにしました。

約40日ぶりの訪問でしたので、手抜き菜園の一面にスギナが繁茂していました。

5月3日       6月10日

そのスギナに覆われた畑にコンフリーやイヌクキイモ、イタドリ、ヨモギなど宿根草雑草類が勢いよく顔をだしていました。

スギナに覆われた畑の中の雑草類

その他にも多様な雑草がスギナに混じって生え、5月に播種した豆類の姿は雑草の中に埋没していました。豆類は6月初旬から中旬が播種の適期とのことでしたので、今回は花豆などを播種しました。

ジャガイモはスギナの草丈より少し上まで伸びていましたので、周りの雑草を刈り取り追肥をしました。

スギナに覆われたジャガイモの様子

スギナに囲まれたジャガイモの葉にも、やはりオオニジュウヤホシテントウがいました。

オオニジュウヤホシテントウとコンフリーの花

畑仕事の後、6月10日は八幡平市の安比高原にある「ぶなの駅」に行きました。

安比高原のぶなの駅

ぶなの駅では丁度ツツジの花が見ごろで、柵で囲まれた牧場の中に数頭の馬がいました。ツツジの花の中で見え隠れする馬をしばらく眺めました。

安比高原「ぶなの駅」の「中の牧場」

満開のツツジの中を歩き回っていたところ、見慣れない綺麗な蛾が花の中にいるのを見つけました。後で調べたところサカハチクロナミシャクのようです。幼虫はツツジも食草にしているとのことです。

ツツジの花とサカハチクロナミシャク

たくさんのツツジの木に混じりヒメリンゴに似たズミの花が咲いていました。その花に2㎝に満たない黒いハナカミキリがいたので写真をとりました。その写真を後で見たところ、ハナカミキリよりはるかに小さなハムシのような虫が花びらの端にいました。名前は分かりません。

ズミの花の上のハナカミキリと小さなハムシ

きれいに刈り込まれた草原の所々に、薄紫色のミヤマアズマギクがかたまって咲いていました。

ミヤマアズマギク

ベニシジミやクサキリの子供が乗っている花もありました。

ミヤマアズマギクの花の上のベニシジミとヤブキリ

「中の牧場」からブナ林を通って「奥の牧場」を目指し歩きましたが、途中で雨がふりそうになったので引き返しました。

「中の牧場」からブナ林に向かう草原には、キジカクシ科に属するスズランやマイヅルソウ、アマドコロ、イヌサフラン科のホウチャクソウが群落をつくっていました。

スズラン、マイヅルソウ、アマドコロ、ホウチャクソウ

林の中にはミヤマカラマツの花が咲いていました。

ミヤマカラマツ

ぶなの駅は標高835.4mとかなり高いので、遅い春が駆け足で通り過ぎていくのでしょう。

7月の草花や昆虫探検もしたいと思っています。

2021年7月29日木曜日

安比高原のぶなの駅から奥の牧場を探索

   7月17日に八幡平市安比高原の「ぶなの駅」に行ってきました。

ぶなの駅は、林野庁による森林浴の森日本100選に選定されたブナ林の森を訪れる観光客用に設置された駐車場で、トイレや休憩所があります。

ぶなの駅の周辺は「中の牧場」と呼ばれ、以前は牛や馬の放牧地だったそうです。中の牧場からブナ林の森に入り、その森を通り過ぎると「奥の牧場」があるとのことなので、今回はその奥の牧場まで往復しました。

奥の牧場には小さな沼がたくさんあり、遠くから見るとどの沼も鏡のように、周りの風景を映して輝いていました。浅い沼の底に草木が沈殿して腐蝕し沼底が黒褐色になっているためのようです。

ぶなの駅からブナ林の森に向かう草原の道やブナ林の森には標識がたくさん設置されていて分かりやく、安心して散策できるようになっていました。

ブナ林の森にはブナの枯れ葉が重なっているためなのか、下草がほとんどなく、まっすぐに伸びたブナが林立し、さわやかな空間が続いていました。森林浴の森として認められている理由が良く分かりました。

ブナの森から出ると視界が開け、奥の牧場の草原にはヤナギランやノアザミなどの花が咲き、少し歩くと沼があちこちにあることが分かりました。

沼には鮮やかな青色のイトトンボがたくさん飛んでいました。後で調べたところエゾイトトンボのようです。

このエゾイトトンボと同様に、青色でカワトンボ程度の大きさのトンボもせわしなく飛んでいましたが、過敏で近寄れなかったため写真をとることはできませんでした。翅は無色透明でした。

青い空を映し、鏡のように輝く沼に近づくと沼底が見え始め、一転して黒い沼に変わりました。その黒い沼の上を飛び回る繊細な青色イトトンボを、あちこちの沼でしばらく観察しました。

翅の付け根付近のみが赤味を帯びたトンボもいました。後で調べたところ、カオシロトンボのようです。初めて見ました。

顔までしっかりと赤い赤とんぼもいました。ショウジョウトンボのオスのようです。メスは赤色にならず、シオカラトンボのメスと同じような色のようです。


今回は、奥の牧場で他の方に会うことはありませんでした。広々とした草原を独り占めしたような、でも少し寂しいようなそんな気分でした。

黒滝も眺め90分ほど散策してぶなの駅に戻りました。

今回は、草原に様々な昆虫がいたのでたくさんの写真を撮ることが出来ました。

ブナ林による大きな森林空間の体験に加え、多様な植物や昆虫を自由に観察できるフィールドとして魅力的な場所だと思いました。また直ぐにでも出かけたい場所です。