6月9日(木)に牛久から岩手に出かけ13日(月)に戻りました。
5月の連休中に岩手のてぬき菜園に豆類の種を撒きジャガイモを植えたので、畑や他の敷地などの草刈り作業をするためです。でも、正味3日間だけの作業でした。
朝6時少し前から、半日程度草刈り機での草刈り作業などを行い、残りの時間は近隣の観光地などの散策をすることにしました。
約40日ぶりの訪問でしたので、手抜き菜園の一面にスギナが繁茂していました。
5月3日 6月10日 |
そのスギナに覆われた畑にコンフリーやイヌクキイモ、イタドリ、ヨモギなど宿根草雑草類が勢いよく顔をだしていました。
スギナに覆われた畑の中の雑草類 |
その他にも多様な雑草がスギナに混じって生え、5月に播種した豆類の姿は雑草の中に埋没していました。豆類は6月初旬から中旬が播種の適期とのことでしたので、今回は花豆などを播種しました。
ジャガイモはスギナの草丈より少し上まで伸びていましたので、周りの雑草を刈り取り追肥をしました。
スギナに覆われたジャガイモの様子 |
スギナに囲まれたジャガイモの葉にも、やはりオオニジュウヤホシテントウがいました。
オオニジュウヤホシテントウとコンフリーの花 |
畑仕事の後、6月10日は八幡平市の安比高原にある「ぶなの駅」に行きました。
安比高原のぶなの駅 |
ぶなの駅では丁度ツツジの花が見ごろで、柵で囲まれた牧場の中に数頭の馬がいました。ツツジの花の中で見え隠れする馬をしばらく眺めました。
安比高原「ぶなの駅」の「中の牧場」 |
満開のツツジの中を歩き回っていたところ、見慣れない綺麗な蛾が花の中にいるのを見つけました。後で調べたところサカハチクロナミシャクのようです。幼虫はツツジも食草にしているとのことです。
ツツジの花とサカハチクロナミシャク |
たくさんのツツジの木に混じりヒメリンゴに似たズミの花が咲いていました。その花に2㎝に満たない黒いハナカミキリがいたので写真をとりました。その写真を後で見たところ、ハナカミキリよりはるかに小さなハムシのような虫が花びらの端にいました。名前は分かりません。
ズミの花の上のハナカミキリと小さなハムシ |
きれいに刈り込まれた草原の所々に、薄紫色のミヤマアズマギクがかたまって咲いていました。
ミヤマアズマギク |
ベニシジミやクサキリの子供が乗っている花もありました。
ミヤマアズマギクの花の上のベニシジミとヤブキリ |
「中の牧場」からブナ林を通って「奥の牧場」を目指し歩きましたが、途中で雨がふりそうになったので引き返しました。
「中の牧場」からブナ林に向かう草原には、キジカクシ科に属するスズランやマイヅルソウ、アマドコロ、イヌサフラン科のホウチャクソウが群落をつくっていました。
スズラン、マイヅルソウ、アマドコロ、ホウチャクソウ |
林の中にはミヤマカラマツの花が咲いていました。
ミヤマカラマツ |
ぶなの駅は標高835.4mとかなり高いので、遅い春が駆け足で通り過ぎていくのでしょう。
7月の草花や昆虫探検もしたいと思っています。
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