6月2日に筑波山に登りました。つくし湖の駐車場に車を止め、薬王院コースで登り、男体山、女体山の頂上を周り三本松コースで筑波高原キャンプ場に下山しました。
筑波山へ薬王院コースで登りキャンプ場に下山 |
その後、鬼ヶ作林道を通ってつくし湖まで戻りました。
今回は、「大石重ね」から修復の済んだ筑波自然研究路も一周しました。
修復が済み一周できる筑波山自然研究路 |
間宮林蔵の「立身石」の展望台にも久しぶりに登りました。春を告げる妖精「エフェメラル」の花々は終わっていましたが、新緑の中をゆっくり散策することができました。連休など春の喧騒も通り過ぎ、いつもより登山者が少なかったような印象でした。
男体山の頂上には展望を遮る樹木があり、いつもその隙間から東京方面を眺めていましたが、樹木が伐採され関東平野が一望できるようになっていました。
樹木整理で見晴らしが良くなった男体山頂上 |
今回はあいにくの薄曇りでしたが、晴天になると富士山やスカイツリーが見えるかも知れません。
女体山の頂上も今回は1人で独占することができました。ゴロゴロした岩場の前に進むと、少し怖いような気分になりましたが、男体山やつつじが丘がきれいに見えました。
女体山頂上からの眺望 |
その後、筑波高原キャンプ場からいつものように鬼ヶ作林道を通りましたが、林道ではコアジサイの花が真っ盛りでした。オオハナアブなどの昆虫が花の周りを飛び交っていました。
筑波山林道のコアジサイとオオハナアブ |
昨年はこの時期に鬼ヶ作林道でたくさんのテングチョウに出会いましたが、今年は見かけませんでした。キタキチョウが数匹飛んでいました。
キタキチョウ |
シモツケの花も綺麗に咲いていました。また、春の林でひときわ目立つエゴノキやハクウンボク、ウツギなどの樹木の花はほぼ終わっていましたが、イボタノキの花が満開になっていました。
シモツケの花 |
イボタノキの花 |
イボタノキの実は蝋の素材になることで有名ですが、それ以上にイボタガの風貌がいつも話題になります。
筑波山ではまだイボタガに遭遇したことはありませんが、山形県の月山のブナの森で以前イボタガに出会いました。ツガイでした。翅に目の模様があり、こちらをじっと見ているように感じます。
イボタガ(山形県月山ブナ林 7月) |
いまでも遭遇した当時の状況を思い出します。迫力があります。
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